たった2コマンドでインストール!Windows もWSL不要!Claude Codeの使い方【第2回】
この記事の内容
- Claude Codeのインストール方法には複数の選択肢があり、CLIを使うネイティブインストールが推奨です
- WindowsではWSL2やNode.jsは不要になり、PowerShellから2コマンドでインストールできます
- インストール後にPATH環境変数の設定が必要です
- Claude Codeを使うにはProプラン(月17ドル〜)またはAPIキーが必要です
- 日本語で指示を出すだけでフォルダ作成・ファイル操作などが実行できます
インストール方法の選択肢
Claude Codeをインストールする方法は大きく4つあります。
- ネイティブCLI:Mac・Linux・Windows全対応。ターミナル(コマンドライン)で動作します
- Claude Desktop:GUIアプリとしてインストールする方法。最も手軽で初心者向きです
- コンテナ内で実行:隔離環境で動かしたい上級者向けの方法です
- WSL2上で実行:Windows内でLinuxを動かし、その中でClaude Codeを使う方法です
おすすめはCLI(コマンドライン)
初心者の方も含め、CLIでのインストールを強く推奨します。理由は以下の通りです。
- CLIが最も自由度が高い
- 複数のAIエージェントを同時に動かすなど、CLIでしかできない操作がある
- ターミナル操作に慣れることで、Claude Codeが裏で実行しているコマンドへの理解が深まる
- コマンドを理解した上でAIに指示すると、より的確な指示が出せるようになる
「ターミナルを使ったことがない」という方にも、このシリーズではCLIを使っていただくことをお勧めします。日本語で指示を出すだけで動作しますので、難しく考えなくて大丈夫です。
Claude Desktop のインストール(参考)
GUIアプリの方がよいという方は、claude.aiにアクセスし、プラットフォームを選択してダウンロード・インストールするだけです。通常のWindowsアプリやMacアプリと同じ手順で迷う箇所はありません。
Windowsへのネイティブインストール手順
前提条件
- Windows 10(比較的新しいバージョン)またはWindows 11
- Node.jsは不要です(以前は必要でしたが、現在はネイティブインストーラーが用意されています)
- WSL2も不要です
ターミナルの準備
スタートボタンから「ターミナル」を検索して起動します。見つからない場合は「PowerShell」で代替できます。
なお、WindowsにはいくつかのCLI環境があります。
- Windows PowerShell(青い画面の旧バージョン)
- PowerShell(Storeからインストールできる新バージョン)
- コマンドプロンプト
- ターミナル(上記をタブで切り替えられるアプリ)
どれでもClaude Codeは動作しますが、PowerShell(新バージョン)の使用を推奨します。
ターミナルの規定プロファイルをPowerShellに設定しておくと、毎回快適に使えます。
手順1:Git for Windows のインストール
PowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。
winget install --id Git.Git -e
初回実行時にパッケージソースの登録確認が表示されます。Yを入力して進めてください。インストールが完了すると「Successfully installed」と表示されます。
なぜGit for Windowsが必要なのか? Claude Codeは内部でBashを使用するようになっており、Git for Windowsにはそのための環境が含まれているためです。
手順2:Claude Code のインストール
続けて以下のコマンドを実行します。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
このコマンドは公式のPowerShellインストールスクリプトをダウンロードして実行します。「Setting up Claude Code」と表示されてインストールが進み、完了するとバージョン番号が表示されます。
以上で本体のインストールは完了です。
PATH環境変数の設定
インストール後、Claude Codeの実行ファイルがPATHに追加されていない旨のメッセージが表示されます。このままではclaudeコマンドが認識されないため、手動でPATHを追加する必要があります。
設定手順
- スタートボタンを右クリックし、「システム」を選択します
- 「システムの詳細設定」をクリックします
- 「環境変数」ボタンをクリックします
- 「ユーザー環境変数」の一覧から「Path」を選択し、「編集」をクリックします
- 「新規」をクリックし、以下のパスを追加します(
<ユーザー名>は実際のユーザー名に置き換えてください)
- 「OK」をクリックして閉じます
設定後は、一度ターミナルを閉じて再度開く必要があります。環境変数の変更は起動中のウィンドウには反映されません。
再起動後、以下のコマンドで動作を確認します。
claude
起動画面が表示されれば成功です。
Gitのユーザー情報設定(推奨)
Claude Codeを使う上でGitを利用する機会が多くなります。事前にユーザー名とメールアドレスを設定しておきましょう。
git config --global user.name "Your Name"
git config --global user.email "your@email.com"
メールアドレスと名前は外部に公開される場合があります。インターネット上に出ても問題のない情報を設定してください。
認証(ログイン)の設定
Claude Codeの利用には認証が必要です。主に2つの方法があります。
方法1:Claudeサブスクリプション(推奨)
ProプランまたはMaxプランに加入している場合、ブラウザ経由でログインするだけで使えます。
claudeコマンドを起動すると選択画面が表示されます。
- Claude account with subscription(Pro/Max/Team) ← 個人プランの方はこちら
- Anthropic Console(APIキーでの利用)
- クラウドベンダー経由(Azure・AWS・Vertex AI など)
1番を選択するとブラウザが自動で開きます。Claudeアカウントでログインして「承認する」をクリックすれば認証完了です。
方法2:APIキー
重量課金での利用を希望する場合は、Anthropic ConsoleのAPIキーを入力します。
料金の目安
| プラン | 月額 |
|---|---|
| Free | 無料(Claude Code非対応) |
| Pro | 約17ドル〜(Claude Code対応) |
| Max | 約100ドル〜(Pro比5倍の利用量) |
まずはProプランからの利用をお勧めします。
動作確認:日本語で指示してみる
認証が完了したら、実際に操作してみましょう。以下のような日本語の指示をそのまま入力できます。
Claude Codeは必要なコマンド(例:mkdir -p test)を提示し、実行の許可を求めます。
- 1(Yes):このコマンドだけ許可する
- 2(Yes、以後このディレクトリへのアクセスを許可):以降の操作を自動許可
- 拒否/キャンセル:実行しない
許可すると実際にフォルダが作成されます。続けて以下のような指示も試せます。
Claude Codeは裏でそれぞれlsやwcなどのコマンドを実行し、結果をわかりやすい日本語で返してくれます。
Claude Code が動く仕組み
Claude Codeは独自の処理を行っているわけではありません。その実態は以下の流れです。
- ユーザーの自然言語の指示を解釈する
- 目的に合ったシェルコマンドを選択・実行する
- コマンドの実行結果を読み取り、わかりやすい言葉でユーザーに伝える
コンピューター上でできることはすべてClaude Codeに依頼できます。コマンドの知識がなくても動作しますが、仕組みを理解して使うと、より的確な指示が出せるようになります。
まとめ
- Claude CodeはWindowsでもWSL2・Node.jsなしで、2コマンドでインストールできます
- インストール後はPATH環境変数の追加とターミナルの再起動が必要です
- 利用にはClaudeのProプラン(月17ドル〜)またはAPIキーが必要です
- 日本語でそのまま指示を出せるので、コマンドの知識がなくても使い始めることができます
- Claude Codeを使いこなすには「コンテキスト管理」の理解が重要であり、次回はその内容を解説予定です