OpenAI コーディング専用新モデル GPT-5 Codex

この記事の内容

  • OpenAIが2025年5月15日に発表したコーディング専用モデル「GPT-5 Codex(GPT-5 CEX)」の概要を紹介します
  • GPT-5シリーズに新たに追加されたモデルで、エージェンティックコーディングに特化しています
  • タスクの難易度に応じて「考える時間」を動的に調整できる仕組みを持っています
  • 従来モデルと比べてリファクタリングなど高度なコーディングタスクで優れた性能を発揮します
  • VS CodeやCLIなど、既存の開発環境からすぐに利用できます

GPT-5 Codexとは?

2025年5月15日、OpenAIからコーディング専用の新モデル「GPT-5 Codex(GPT-5 CEX)」が発表されました。

GPT-5シリーズはすでに公開されており、思考の深さ(ファーストモードやシンキングモードなど)をコントロールできる構造が特徴でした。今回登場したGPT-5 Codexは、そのGPT-5シリーズにさらに追加された新しいモデルです。「Codex」という名前が示すとおり、コード生成・リファクタリング・複雑なアルゴリズム実装など、コーディング作業に特化して設計されています。


主な特徴

エージェンティックコーディングへの特化

GPT-5 Codexは「エージェンティックコーディング」と呼ばれるコード記述タスクに特化したモデルです。GPT-5 Highよりもさらに高い精度を持ち、特にリファクタリング(既存コードの構造改善)のタスクで顕著な性能向上が見られます。

難易度に応じた思考時間の動的調整

GPT-5 Codexでは、タスクの難しさに合わせてAIが考える時間を動的に変えられます。難易度の高いタスクに対しては7時間以上かけて取り組むこともでき、じっくり考えた上で最適なコードを生成します。

現在の利用状況について

リリース直後はアクセスが非常に集中しており、本来の性能の半分程度のスピードしか出ていない状況です。それでも実用上は十分な性能を発揮しており、今後アクセスが落ち着けばさらに快適に利用できるようになると期待されます。


従来モデルとの比較

これまでコーディング支援AIとしては「Claude Code」が注目を集めていましたが、最近ではClaude Codeの性能が若干落ちているとの声もあります。実際に使用した感覚としても、Codexの方が良い結果を出せる場面が増えてきており、GPT-5 Codexの登場でその傾向がさらに強まると予想されます。


使い方

VS Codeでの利用

Visual Studio Codeにはすでに拡張機能として統合されており、モデル選択画面で「GPT-5 Codex」または「GPT-5」を選択することで利用できます。通常のコード補完や生成支援と同じ感覚でそのまま活用可能です。

CLIからの利用

コマンドラインから利用する場合は、以下のコマンドで最新版にアップデートします。

npm install -g openai-codex-latest

インストール後、CLIでCodexを起動し、/model と入力してエンターを押すことで、GPT-5 Codexを選択できます。


まとめ

GPT-5 Codexは、GPT-5シリーズに新たに加わったコーディング専用モデルです。エージェンティックコーディングへの特化、難易度に応じた動的な思考時間の調整、そして特にリファクタリングタスクにおける高い精度が主な特徴です。

VS CodeやCLIといった既存の開発環境からすぐに利用を開始できるため、日常の開発ワークフローにスムーズに組み込めます。コーディング支援AIの選択肢としてGPT-5 Codexをぜひ試してみてください。