AzureポータルからWindows Admin Center経由でオンプレVMにRDP接続する方法

この記事の内容

  • Azure Arc でオンプレミスの仮想マシンを Azure に接続する前提について解説します
  • Azure ポータルの Windows Admin Center から RDP 接続する手順を紹介します
  • PowerShell やイベントログなど、Windows Admin Center で使えるその他の管理ツールについても触れます
  • Windows Admin Center のライセンスに関する最新動向についても注意点を共有します

前提:Azure Arc でオンプレミス VM を接続する

この手順では、対象のオンプレミス仮想マシン(ここでは DC01)がすでに Azure Arc で Azure に接続済みであることを前提としています。Azure Arc を使って VM を登録しておくことで、Azure ポータルからオンプレミスの VM を一元管理できるようになります。


Windows Admin Center を開いてオンプレ VM に接続する

Azure ポータルで対象の VM を開いたら、左メニューの「Windowsの管理」セクションにある Windows Admin Center をクリックします。

接続ボタン(Connect)をクリックし、資格情報(ユーザー名・パスワード)を入力すると、Azure のポータル画面からオンプレミス仮想マシンの管理画面に入ることができます。


リモートデスクトップ(RDP)で接続する

Windows Admin Center の管理画面に入ると、左側にさまざまなツールが並んでいます。その中から リモートデスクトップ をクリックします。

接続時には以下の情報を入力・確認します。

  1. 資格情報(ユーザー名・パスワード)を入力する
  2. キーボードレイアウトを選択する
  3. 証明書の確認をする
  4. 「接続」ボタンをクリックする

接続に成功すると、DC01 のデスクトップ画面が表示されます。IP アドレスはローカルネットワーク上のアドレスが表示されており、Azure 管理ポータルからオンプレミスの仮想マシン画面に直接アクセスできていることが確認できます。


PowerShell でリモート管理する

RDP 接続のほかに、PowerShell ツールを使ってコマンドラインからリモート管理することもできます。Windows Admin Center のツール一覧から「PowerShell」を選択するだけで、オンプレミス VM に対して PowerShell を実行できる環境が開きます。


その他の管理ツール

Windows Admin Center にはリモートデスクトップや PowerShell 以外にも、さまざまな管理ツールが用意されています。例えば以下のような操作がどこからでも可能です。

  • イベントログの確認
  • サービスの起動・停止
  • ファイルの管理
  • その他 Windows Server 管理に必要な操作全般

Azure Arc でオンプレミス VM を登録しておけば、場所を問わず Azure ポータルからこれらの管理作業を行えます。


ライセンスに関する注意点

これまで Windows Admin Center の Azure 統合機能は無料で利用できていましたが、最近の画面ではライセンスが必要になる旨のメッセージが表示されるようになってきています。

今後、どのようなライセンス形態・条件のもとで利用できるのかが変わる可能性がありますので、Windows Server を管理している管理者の方はこの点に注意しながらご利用ください。


まとめ

Azure Arc でオンプレミスの仮想マシンを Azure に接続しておくことで、Azure ポータル上の Windows Admin Center を通じて RDP 接続や PowerShell 操作、イベントログの確認などをまとめて行えるようになります。オンプレミス環境の管理をどこからでも行えるという点で非常に便利な機能です。ただし、今後ライセンスの要件が変わる可能性があるため、最新情報を確認しながら活用することをおすすめします。