Teamsに新しいUIがやってくる!チャット・チャンネル体験が大きく変わります
この記事の内容
- Microsoft TeamsのチャットとチャンネルのUIが刷新され、新しい体験が提供されます
- 未読・ミュートなどのフィルター機能やメンション一覧ビューが追加され、情報整理が楽になります
- カスタムセクションでチャットとチャンネルを自分流に整理できるようになります
- PC・モバイル(iOS/Android)の両方でパブリックプレビューが11月に提供開始されます
- 2025年半ばごろにGA(一般提供)を目指しているスケジュールが明らかになっています
新しいTeamsチャット・チャンネル体験とは
Microsoftは、Microsoft Teamsのチャットとチャンネルに関する新しいエクスペリエンスを発表しました。「ハイブリッドAIを取り入れたワークスペース」として位置づけられており、パブリックプレビューが11月に提供開始予定です。
今回の改善は、複数のチームやチャンネルに参加しているユーザーが、あちこちに分散したメッセージや会話を効率よく管理できるようにすることを主な目的としています。
チャットとチャンネルを1か所に集約
新しいエクスペリエンスでは、チャット・チームチャンネル・ミーティングを1つの場所にまとめて表示できるようになります。これまでは個別チャットとチームのチャンネルが分かれており、行き来が必要でしたが、今後は一元的に管理・切り替えが可能になります。
また、この変更はIT管理者の手を煩わせることなく、ユーザー自身が簡単に切り替えられる形で展開されることがアナウンスされています。
フィルター機能でメッセージを効率的に整理
新しいフィルター機能が追加され、以下のような絞り込みが1クリックで行えるようになります。
- 未読(Unread):チャット・チャンネル・ミーティングを横断した未読メッセージだけを表示
- チャンネルの未読:特定チャンネル内の未読メッセージだけを絞り込み
- ミュート(Muted):ミュートにした会話を一覧表示
複数のチャンネルに参加していると、未読のメッセージを確認するだけで何度もスクロールやクリックが必要でしたが、このフィルターによって大幅に効率化されます。
メンション一覧ビューで重要なメッセージを見逃さない
自分宛のメンションが、チャット・チャンネルをまたいで1つのリストにまとめて表示される「メンションズ(Mentions)ビュー」が追加されます。
これにより、あちこちに散らばったメンションをまとめて確認できるようになり、重要なメッセージの見落としを防ぐことができます。さらに「未読のメンションだけ表示」といった絞り込みも可能です。
カスタムセクションで自分流に整理
新しいエクスペリエンスでは、次のような整理機能が利用できます。
- お気に入りセクション:よく使うチャットやチャンネルをまとめて表示
- カスタムセクション:任意の名前をつけたセクションを作成し、チャット・チャンネル・ミーティング・チャットボットなどを自由にまとめられる
カスタムセクションは最大50個まで作成でき、各セクションに最大50アイテムを追加できます。また、ドラッグ&ドロップで並び替えることも可能です。
たとえば、あるプロジェクトに関連する複数のチャンネルやチャットを1つのセクションにまとめて管理するといった使い方ができます。
新しいショートカットでさらに効率アップ
操作効率を高めるショートカットも追加されます。
| ショートカット | 機能 |
|---|---|
Ctrl + N | 新しいメッセージを作成(チャット・チャンネル両方を送信先として選択可能) |
Ctrl + G | よく使う会話に素早く移動(Go To) |
表示オプションを自分好みにカスタマイズ
チャットとチャンネルを一緒に表示するか別々に表示するかなど、表示に関するさまざまなオプションが提供されます。
- チャットとチャンネルをまとめて表示 or 分けて表示
- メッセージのプレビューをオン / オフ
- タイムスタンプをオン / オフ
- アクティブでないチャンネルを非表示にするかどうか
- 全チャンネルを1つのリストに並べて表示(チームセクションを展開・折りたたみせず一覧確認できる)
モバイル(iOS / Android)にも対応
今回の新しいエクスペリエンスはPCだけでなく、iOS・Androidのモバイルアプリにも対応しています。モバイル専用の設定も用意されており、セクションごとの表示や最新順の表示など、画面サイズに合わせた操作が可能です。
提供スケジュール
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2024年11月 | パブリックプレビュー開始(PC・モバイル) |
| 2025年初め | テストを拡大 |
| 2025年半ば | GA(一般提供)を目指す |
パブリックプレビューが利用できる環境であれば、新しいUIが表示された際に「Get Started」を選ぶことで新エクスペリエンスに移行できます。まだ移行したくない場合は、従来の表示を継続することも可能です。
IT管理者・ヘルプデスク担当者の方へ
UIが大きく変わるため、ユーザーからの問い合わせが発生する可能性があります。Microsoftは「ユーザーが自分で簡単に変更できるため、IT管理者の手を煩わせない」としていますが、手順書や社内サポート資料を事前に更新しておくことをおすすめします。
パブリックプレビューを活用して、GA前に新しいUIを先行して確認しておくと安心です。
まとめ
今回発表されたMicrosoft Teamsの新しいチャット・チャンネルエクスペリエンスは、複数チームや多数のチャンネルを横断して活動しているユーザーにとって大きな恩恵となる改善です。
- チャット・チャンネルの一元管理
- 未読・メンションなどのフィルタリング
- カスタムセクションによる柔軟な整理
- モバイル対応
これらの機能が揃うことで、日々の情報整理やコミュニケーションの効率が大きく向上することが期待されます。2024年11月のパブリックプレビューをぜひ試してみてください。