【2024年6月26日まで無料】SHIFT Real-Time Voice Changerで遊んでみた

この記事の内容

  • リアルタイムボイスチェンジャーソフト「SHIFT」のオープンベータ版を実際に試した体験レポートです
  • 複数のキャラクターボイスへの切り替えや、ピッチ・ブレンド・リバーブなどの調整機能を紹介します
  • 声の変換品質や操作感、遅延の感覚についての率直な使用感をお伝えします
  • GPUが不要で動作する点など、動作要件についても触れています
  • オープンベータ版利用にあたっての注意点もまとめています

SHIFT Real-Time Voice Changerとは

今回ご紹介するのは、リアルタイムで声を変換できるボイスチェンジャーソフト「SHIFT」です。同種のソフトはいくつかありますが、2024年6月26日までの期間限定でオープンベータ版が無料で利用できるということで、実際に試してみました。


インストールと基本的な使い方

インストール自体は特に難しいことはなく、すぐに起動できます。起動すると複数のキャラクターボイスが用意されており、そこから好みの声を選んで切り替えられます。

変換をオンにすると、マイクから入力した自分の声がリアルタイムで選択したキャラクターの声に変換されます。実際に試してみると、たとえば女性キャラクターを選べば、話している声が女性の声として出力されます。


調整できるパラメーター

SHIFTではいくつかのパラメーターを手動で調整できます。

  • ブレンド率(Blend Volume): 元の自分の声と変換後の声を混ぜる割合を調整できます。ブレンドを下げると元の自分の声に近づきます。
  • ピッチ(Pitch): 声の高さを上げ下げできます。元の声が高め・低めの場合はここで微調整すると自然になります。
  • リバーブ(Reverb): エフェクトをかけることができます。リバーブを強くするとお風呂の中で喋っているような響きになり、下げると普通のクリアな声に戻ります。
  • 楽しさゲージ(感情パラメーター): 声に乗せる感情の強弱を調整できます。下げると感情のないフラットな声になり、上げると感情豊かな声になります。

実際に使ってみた感想

変換品質について

変換品質はかなり高く、驚きました。ただし、元の声の特性によって仕上がりが変わってきます。今回試した際は、元の声がやや高めだったため、キャラクターによってはピッチを少し下げて調整する必要がありました。

またゆっくりはっきりと喋ると変換品質が上がる印象があります。早口や不明瞭な発話だと精度が落ちる場合があるようです。

遅延について

変換された声はわずかに遅延して返ってくるため、自分でモニタリングしながら喋ると少し喋りにくさを感じます。ただし、極端に大きな遅延があるわけではなく、慣れれば問題なく使えるレベルです。

動作要件

GPUは不要で動作します。CPUだけでも十分に動くとのことで、幅広い環境で利用できる点は嬉しいポイントです。


キャラクター別の使い分け

キャラクターを切り替えると、ブレンド・ボリューム・ピッチなどの設定はそのキャラクターに合った値にリセットされます。デフォルト設定のままでもある程度自然な声になりますが、自分の声の特性に合わせてパラメーターを微調整すると、より自然な仕上がりになります。

試してみたキャラクター例としては、女性キャラクター、小さい女の子(アニメ声)、おじいさんなどがあります。たとえばおじいさんキャラクターでは、元の声が高めの場合はピッチを下げることで雰囲気に合った声になります。


オープンベータ版利用時の注意点

オープンベータ版を利用するにあたり、一点注意が必要です。変換したデータがどのように使われるか、プライバシーポリシーや利用規約がどこに記載されているかを確認できませんでした。オープンベータという性質上、品質改善のためにデータが収集・活用されている可能性もあります。

商用版はリリース時に有料になる予定と思われますが、現段階ではその詳細も明確ではありません。利用される際は、この点をご承知おきのうえでお試しください。


まとめ

SHIFT Real-Time Voice Changerは、リアルタイムで声を変換できる高品質なボイスチェンジャーソフトです。複数のキャラクターボイスへの切り替え、ピッチやブレンド・リバーブなどの細かい調整機能が揃っており、GPUなしでも動作します。

オープンベータ期間中は無料で利用できますが、データの取り扱いに関する情報が不明確な点には注意が必要です。気になる方はその点を踏まえたうえで、ぜひ試してみてください。