AIがあなたの質問を解決!? Googleの新しい検索技術「Search Labs」を試してみた
この記事の内容
- GoogleがAI生成の検索結果を表示する実験的機能「Search Labs」を公開しています
- Search Labsを有効にすると、検索クエリに対してAIが生成した回答が表示されます
- AI回答が表示されるかどうかは質問の内容によって異なります
- URLパラメーター
&hl=jaを付与することで表示されやすくなる場合があります - BingのAI検索と比較しながら、Googleの検索エンジンとしての使い勝手を再評価しています
Search Labsとは
GoogleがAI生成の検索結果を試験的に提供している機能が「Search Labs」です。まだ実験段階ではありますが、labs.google.com からアクセスして有効化することができます。
Search Labsを有効にすると、通常の検索結果に加えてAIが生成した回答が表示されるようになります。これにより、自分でさまざまなページを巡って情報を組み合わせなくても、質問に対する回答がすぐに得られるようになります。
実際に試してみた
有効化の手順
まず labs.google.com にアクセスし、Search Labsを「有効にする」をクリックして同意します。これだけで設定は完了です。あとは通常通りGoogle検索を使うだけで、対応した質問に対してAI回答が表示されます。
AI回答の例
「なぜパンダは笹を食べるのか」 という質問に対しては、AIが理由を整理して回答してくれました。さらに追加で「だんだん笹を消化できないのはなぜか」と続けて質問することもでき、会話形式で深堀りしていくことができます。
「キリンの首が長いのはなぜか」 という質問に対しては、「高いところにある木の葉を食べたり、遠くまで見渡したりするため」という回答が生成されました。続けて「キリンの首が長いデメリットは?」と聞くと、「バランスを取ることが難しい」といった回答も返ってきました。
AI回答が出るときと出ないとき
Search Labsを有効にしていても、すべての質問でAI回答が表示されるわけではありません。
表示されないケース
- 個人名(例:「〇〇さんは誰ですか」)
- 「Google検索のAI統合はうまくいきそうですか」のような評価を求める質問
- 「花は夜寝ますか」のような一部の質問
質問内容によってAI回答が出る・出ないが切り替わる挙動が確認されており、事前にパターンが用意されている可能性もあります。
URLパラメーターによる表示制御
Search Labsページ(labs.google.com/search)からは表示されるのに、通常の www.google.com/search からは表示されないケースがあります。
調査の結果、URLに以下のパラメーターを付加することでAI回答が表示されるページに遷移しやすくなることが確認されました。
たとえば検索URLの末尾に &hl=ja を付けると、AI回答が表示される画面に遷移する動きが見られました。ただしこの挙動は完全に安定しているわけではなく、必ずしも毎回表示されるとは限りません。
Windowsの場合、Win + V でクリップボード履歴を活用し、このパラメーターをピン留めしておくと、検索のたびに貼り付けやすくなります。
BingのAI検索との比較
以前はBingを主な検索エンジンとして使っていましたが、BingのAI検索(Copilot)はほとんど使わなくなっており、ChatGPT(GPT-4)を直接利用するケースが多くなっています。検索自体はGoogleに戻ることも多く、Search Labsの登場によってGoogleをデフォルト検索エンジンとして再設定するきっかけになりました。
Edgeのアドレスバーからの検索ではAI回答が表示されないことも確認されており、AI回答を活用するにはSearch LabsのURLから直接アクセスするのが確実です。
Search Labsへのアクセス方法
上記URLにアクセスして有効化することで、Search Labsの機能を試すことができます。
まとめ
GoogleのSearch Labsは、検索クエリに対してAIが生成した回答を表示する実験的な機能です。パンダやキリンに関する質問のような一般的な知識を問う内容では回答が表示されやすい一方、個人名や評価を求める質問では表示されないケースもあります。
URLに &hl=ja を付加することで表示が安定する場合があるという発見もありましたが、全体的な挙動はまだ不安定な部分があります。Googleが検索エンジンにAIを統合していく流れは確実であり、BingのAI検索と並んで今後の進化が期待される機能です。Search LabsのURLにアクセスして、ぜひ自分でも試してみてください。