Azure OpenAI Service使えるようになりました

この記事の内容

  • Azure OpenAI Serviceは申請制で、誰でも自由に使えるわけではありません
  • 申請フォームでは会社情報や利用目的など詳細な情報の入力が必要です
  • 個人(GmailやOutlook.comなどの個人メールアドレス)は原則として申請できません
  • Microsoft MVPの方は、MVP・Regional Directorとしてのデモ用途で申請が可能です
  • 企業での一般的な用途であれば申請は通りやすい傾向にあります

Azure OpenAI Serviceとは

Azure OpenAI Serviceとは、MicrosoftのクラウドサービスであるAzure上でOpenAIのモデルを利用できるサービスです。一般のOpenAI APIとは異なり、Azureの管理・セキュリティ基盤の上で利用できる点が特徴です。

今回は、このサービスを実際に申請・利用開始するまでの体験をお伝えします。


Azure OpenAI Serviceは申請制

Azure OpenAI Serviceは、誰でもすぐに使えるサービスではありません。利用するには申請フォームを通じて審査を受ける必要があります。

申請フォームでは以下のような情報の入力が求められます。

  • 氏名
  • サブスクリプションID
  • 会社のメールアドレス
  • 会社名・住所・国
  • 会社のWebサイト
  • 電話番号
  • 役職・会社規模・業種
  • 使用したいリージョン
  • 使用したいモデル
  • 利用目的

かなり詳細な情報が必要となります。


個人での申請は認められていない

申請フォームには、会社のメールアドレスを使用することが明確に定められています。Gmail、Hotmail、Outlook.comなどの個人向けメールアドレスは申請に使用できません。

また、個人での趣味利用を目的とした申請は認められておらず、企業での業務利用や顧客向けサービスへの組み込みなど、明確なビジネス用途が必要です。個人での申請は拒否されることが明示されています。


Microsoft MVPは申請が通りやすい

Microsoft MVPやRegional Directorの方については、デモ用途としてのユースケースが申請フォームに用意されています

該当の項目にチェックを入れることで、Gmailなどの個人メールアドレスであっても申請が通るケースがあります。実際に申請したところ、午前中に申請を提出してお昼には審査が通り、利用できる状態になっていました。審査のスピードも思ったより早い印象でした。

Microsoft MVPの方であれば、比較的スムーズに申請が通る可能性が高いです。


一般企業での申請について

一般的な企業用途であれば、申請は通りやすい傾向にあります。Azure OpenAI Serviceに興味がある方は、まず申請してみることをおすすめします

「案ずるより産むが易し」で、条件を満たしているなら積極的に申請してみましょう。


まとめ

Azure OpenAI Serviceを利用するには申請が必要ですが、企業での正規利用であれば審査は通りやすい傾向にあります。Microsoft MVPの方は、デモ用途として申請できる専用のユースケースが用意されており、スムーズに利用開始できる可能性が高いです。

個人での趣味利用はフォームの規約上認められていないため、申請の際は利用目的をしっかり確認した上で進めるようにしましょう。Azure OpenAI Serviceが使えるようになると、Azureの各種機能と組み合わせたデモアプリや業務アプリの構築が一段と広がります。ぜひ申請を検討してみてください。