ChatGPTにプラグイン機能が来た!全プラグインを一通り把握!

この記事の内容

  • ChatGPTにプラグイン機能が追加され、設定からベータ機能としてオンにできるようになりました
  • プラグインはサードパーティが開発したもので、OpenAIが直接管理しているわけではないため、利用時はセキュリティに注意が必要です
  • 有効化できるプラグインは同時に3つまでという制限があります
  • プラグインストアには旅行・レシピ・金融・ゲームなど多岐にわたる100以上のプラグインが存在します
  • 実際に食べログプラグインを試してみましたが、動作に若干の不安定さもありました

プラグイン機能を有効にする方法

ChatGPTのプラグイン機能は、設定画面の「Beta features」から有効にできます。

  1. ChatGPTの設定を開く
  2. 「Beta features」を選択する
  3. 「Plugins」をオンにする

有効にすると、GPT-4のモデル選択画面で「Default」「Browsing」「Plugins」の3つのモードを切り替えられるようになります。


プラグインストアについて

プラグインを選ぶには、モード選択後に表示される「Plugin store」にアクセスします。ストアには多数のプラグインが登録されており、ページ数にして10ページ以上に及びます。

プラグイン利用時の重要な注意点

プラグインストアを開くと、まず「About plugins」という説明が表示されます。ここには重要な注意事項が記載されています。

  • プラグインはサードパーティが開発したものであり、OpenAIはコントロールしていない
  • インストール前に、そのプラグインが信頼できるものかどうかを確認すること
  • プラグインを通じてChatGPTに入力した情報が外部サービスに送信される可能性がある

ChatGPTから外部サービスへ情報が渡る仕組みになっているため、悪意のあるプラグインが存在するリスクも念頭に置く必要があります。インストールする際はサービスの信頼性を事前に確認することが大切です。

プラグインの動作の仕組み

ChatGPTはどのプラグインを使うべきかを会話の内容から自動的に判断します。ユーザーは有効にしておくプラグインをあらかじめ選んでおき、その中からChatGPTが適切なものを選んで使用します。使うべき場面でなければ、有効化していても使われることはありません。

有効化できるのは3つまで

インストール自体はいくつでもできますが、同時に有効化できるプラグインは3つまでという制限があります。プラグインによっては外部サービスのアカウントと連携が必要なものもあります。


主なプラグインの紹介

プラグインストアにはさまざまなカテゴリのプラグインが揃っています。以下に主なものを紹介します。

グルメ・レストラン系

  • 食べログ — 日本のレストランの検索や予約空き状況の確認ができます
  • OpenTable — レストランの予約に対応しています(日本対応は不明)

旅行・交通系

  • Expedia — 旅行の計画に関する情報を提供します
  • Trip.com — 飛行機やホテルの予約ができます
  • Get Your Guide — 旅行のアクティビティ予約に対応しています
  • C3 Glide — パイロット向けのライブ航空データを提供します

ドキュメント・Web閲覧系

  • AskYourPDF(ScholarAI) — PDFドキュメントに対して質問できます
  • WebPilot — WebページやPDFのQAができます
  • Access Link — インターネット上のリンクにアクセスして情報を取得します
  • VoxScript — YouTubeのトランスクリプトや金融データ、Google検索結果などにアクセスできます

図・ドキュメント作成系

  • Show Me — 図の作成や編集ができます
  • Notable — PythonやSQLやMarkdownでノートブックを作成し、データの検索・可視化・共有ができます

金融・投資系

  • Polygon — 株式・オプション・暗号資産などの金融データを提供します
  • Options Pro — 株式トレーディングのナビゲーションをサポートします
  • Surfing Trader AI — 株式や暗号通貨の情報を提供します
  • Paxi(Public) — 米国株式市場のデータを提供します
  • Portfolio Pilot — 投資ポートフォリオの評価や推奨を行います

学習・教育系

  • edX — 学習コースの検索ができます
  • Upskillr — 任意のトピックに関するカリキュラムを作成してくれます
  • Tutory — 家庭教師・教育系のサービスです
  • ABC Mouse — 2〜8歳を対象とした教育的アクティビティができます

その他ユニークなプラグイン

  • Prompt Perfect — より良いプロンプトを作成するための支援をしてくれます
  • Wolfram — 数学的な計算やリアルタイムデータの提供ができます
  • Zapier — 5,000以上のアプリと連携して自動化を実現します
  • Playlist AI — Spotifyのプレイリストを作成できます
  • World News — 世界中のニュースのヘッドラインを教えてくれます
  • Keymate AI Search — AI搭載の検索エンジンを使ってWebを検索します
  • Fiscalnote — 法律・政治・規制に関するリアルタイムデータを提供します
  • Speak — 特定の言葉が他の言語でどう言うかを教えてくれます

ゲーム・エンタメ系

  • Chess — ChatGPT上でチェスができます
  • Word Sneak — 会話の中に隠された単語を当てるゲームです
  • Likewise — テレビ・映画・本・Podcastのレコメンドをしてくれます

実際に食べログプラグインを試してみた

有効化するプラグインとして食べログを選び、実際に以下のように質問してみました。

今日の昼ご飯は美味しくて健康に良いものが食べたいです。東京都内で今日行けるお店を教えてください。

ChatGPTは自動的に食べログプラグインを使うと判断し、検索を実行してくれました。いくつかのお店が提案され、画像付きで紹介されましたが、「南インド吉兆」「ビアホール銀座ライオン」など、昼からお酒が飲めるお店も含まれていました。

また、回答が繰り返されるなど動作が若干不安定な場面もあり、プラグインの品質にはまだ改善の余地がありそうです。


まとめ

ChatGPTのプラグイン機能は、旅行・グルメ・金融・学習・ドキュメント操作など多岐にわたる外部サービスとChatGPTを連携させる非常に可能性の高い機能です。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • プラグインはOpenAIが管理・保証しているものではなく、インストール前に信頼性を確認する必要がある
  • 有効化できるのは同時に3つまでに制限されている
  • プラグインによっては外部サービスのアカウント連携が必要なものもある
  • 現時点では動作が不安定なプラグインも存在する

現状はまだ発展途上の部分もありますが、今後さらに多くのサービスと連携できるようになることで、ChatGPTの活用の幅が大きく広がることが期待されます。実際に使用する際は、目的に合った信頼性の高いプラグインを厳選して有効化するのがおすすめです。