【簡単!】Stable Diffusion Web UIをインストールしよう!CPUのみで動く方法も解説!

この記事の内容

  • Windows環境にStable Diffusion Web UIをゼロからインストールする手順を解説します
  • GPUがないPC(CPU専用環境)でも動作させる方法を紹介します
  • インストール時に発生しやすいエラーとその対処法を説明します
  • モデルファイルをダウンロードして切り替える方法も解説します

はじめに

この記事では、Stable Diffusion Web UIをWindowsにゼロからインストールし、GPUを搭載していないPC(CPU専用環境)でも動作させる方法を解説します。また、モデルを切り替えて利用する手順もあわせて紹介します。


前提条件

インストールを始める前に、以下の準備が必要です。

  • Python 3.10.6(パスが通っていること)
  • Git

これらをまだインストールしていない方は、以下の手順から進めてください。


ステップ1:Pythonをインストールする

まず、PythonのリリースページからPython 3.10.6をダウンロードします。公式では3.10.6が指定されていますが、3.10.11などより新しいバージョンでも動作する可能性はあります。なお、Windows 7以前の環境では動作しませんので、Windows 10またはWindows 11を使用してください。

インストーラーは64bit版のWindowsインストーラーを選択してください。

インストール時の重要な注意点として、最初の画面に表示される 「Add Python 3.10 to PATH」 にチェックを入れることを忘れないでください。これを忘れると後の手順でエラーが発生します。

また、インストール完了画面に表示される 「Disable path length limit」 をクリックしておくと、一部の環境でのトラブルを防ぐことができます。


ステップ2:Gitをインストールする

次に、Windows用のGitインストーラーをダウンロードしてインストールします。インストール中にいくつかの設定項目が表示されますが、特にこだわりがなければすべてデフォルトの設定のままNEXTを押して進めて問題ありません。


ステップ3:Stable Diffusion Web UIのリポジトリをクローンする

任意の場所にフォルダを作成し、そこにリポジトリをクローンします。Explorerのアドレスバーに cmd と入力してコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。

gitclonehttps://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

クローンが完了すると、stable-diffusion-webui フォルダが作成されます。


ステップ4:Web UIを起動する

クローンしたフォルダの中にある webui-user.bat をダブルクリックして実行します。このとき、管理者として実行ではなく、通常のユーザーとして実行してください。

初回起動時は必要なファイルのダウンロードが自動的に行われるため、かなり時間がかかります。完了するまでそのまま待ちましょう。


エラーへの対処:GPUチェックをスキップする

GPUが搭載されていないPCで起動すると、以下のようなエラーが発生することがあります。

GPU

この場合、webui-user.bat をテキストエディタで開き、COMMANDLINE_ARGS の行に以下のオプションを追加して上書き保存してください。

setCOMMANDLINE_ARGS=--skip-torch-cuda-test

保存後、再度 webui-user.bat を実行してください。


CPU専用環境で動かす

上記のエラー対処に加えて、CPU専用で画像生成を行うには、さらに以下のオプションを追加します。webui-user.batCOMMANDLINE_ARGS を次のように編集してください。

setCOMMANDLINE_ARGS=--skip-torch-cuda-test-no-half-use-cpuall

保存後、webui-user.bat を実行してください。起動が完了すると、コンソールに以下のようなメッセージが表示されます。

RunningonlocalURL:http://127.0.0.1:7860

ブラウザでこのURLにアクセスすると、Web UIの画面が表示されます。CPU環境では処理に時間がかかりますが、問題なく画像生成が可能です。


モデルを変更する

デフォルトのモデル以外を使いたい場合は、別のモデルファイルをダウンロードして配置することで切り替えが可能です。

モデルファイルの配置場所

モデルファイルは以下のフォルダに配置します。

stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/

対応しているファイル形式は .safetensors または .ckpt です。

モデルの切り替え手順

  1. 任意のモデルファイルをダウンロードします(Civitaiなどから入手可能です)
  2. ダウンロードしたファイルを上記のフォルダに移動またはコピーします
  3. Web UIのブラウザ画面で、チェックポイント(Checkpoint)の更新ボタンをクリックします
  4. ドロップダウンに新しいモデルが表示されるので選択します

モデルを切り替えると、生成される画像の画風や品質が大きく変わることを確認できます。


まとめ

この記事では、以下の内容を解説しました。

  • PythonとGitのインストール:前提条件としてPython 3.10.6とGitを導入する手順
  • Stable Diffusion Web UIのインストールgit clone でリポジトリを取得し、webui-user.bat で起動する方法
  • GPUなし(CPU専用)環境での動作--skip-torch-cuda-test--no-half --use-cpu all オプションを COMMANDLINE_ARGS に追加することで、GPUがなくても画像生成が可能になります
  • モデルの切り替え:モデルファイルを所定のフォルダに配置し、Web UIから選択することで簡単にモデルを変更できます

GPUがない環境でも動作確認ができましたので、まずはCPUで試してみたい方はぜひ挑戦してみてください。次のステップとしては、LoRA(Low-Rank Adaptation)を使った追加学習にも挑戦してみると、さらに活用の幅が広がります。