Microsoft MVP を目指して!君野さんの新たなチャレンジが始まります

この記事の内容

  • NEC在籍・米国ワシントン州エドモンド勤務のソフトウェアエンジニア、君野啓介さんのこれまでの歩みを紹介します
  • 大学時代のIoT×Webアプリ開発からシリコンバレーインターン、海外志向の強い経歴についてお伝えします
  • 現在の業務であるMicrosoftとのアライアンス・先行検証活動の内容を解説します
  • Microsoft MVPとはどのような賞で、取得に向けてどのような活動が必要かを解説します
  • 4月から君野さんが本格的にアウトプット活動を開始する宣言と、その意義についてお伝えします

君野啓介さんのプロフィール

今回のゲストは、君野啓介さんです。NEC株式会社のソフトウェアエンジニアとして新卒入社し、現在は米国ワシントン州エドモンドに出向中です。Microsoftとのコミュニケーションを取りながら、エンジニアリング活動に従事されています。

生まれは鹿児島県南九州市、育ちは埼玉県。幼少期は泣き虫だったとご本人が笑いながら語ってくださいましたが、小学校2年生からバスケットボールを始め、高校まで部活を続けた体育会系の一面も持ちます。

高校は男子校の進学校に通い、バスケットボールと勉強に打ち込んだ青春時代を過ごされました。100人近い部員の中でベンチ入りを目指すという厳しい環境が、後のガッツと忍耐力を育てたのかもしれません。


大学・大学院時代:IoTとシリコンバレーへの挑戦

大学では電子情報システム学科に進学しました。就職の良さとソフトウェアへの興味、両方を見据えた選択でした。

大学生活では国際コミュニケーションサークルに参加し、海外からの留学生と英語でコミュニケーションを取る活動に従事しました。この頃から海外への強い興味を持ち始めたといいます。

大学3年生から大学院(M2)にかけては、本格的にソフトウェア開発にも取り組みました。特に印象的な実績として、IoTを活用したWebアプリの開発があります。

制作したプロダクト例: 冷蔵庫内にセンサーとボタンを設置し、食材を把握して夕食のメニューをサジェストするWebサービス。チーム開発でフロントエンドを担当。

さらにこのプロジェクトは、日系企業が運営するシリコンバレーでのインターンシップとして実施されました。国際学会への参加や台湾・韓国への短期留学なども経験するなど、学生時代から積極的に海外へ目を向けていた点が印象的です。

TOEIC700点(当時)というスコアも、この頃の英語学習への取り組みの成果でした。


社会人キャリア:VMwareからMicrosoftアライアンスへ

入社〜最初の3年間(VMware製品担当)

NEC入社後、最初の3年間はVMwareの製品担当として配属されました。営業のバックアップとして、ライセンスや製品機能に関する情報整理・提案支援を行う、セールス寄りのポジションでした。

技術よりのポジションへシフト

「技術をやりたい」という思いを社内で訴え続けた結果、Tanzuなどのコンテナ関連技術やクラウドサービスの先行検証を担当するポジションに移ることができました。

現在のポジション(北米・Microsoftアライアンス)

4年目頃に、さらに「海外のポジションに行きたい」という希望を訴え続けた結果、現在の米国エドモンド拠点への移動が実現しました。現在の業務は主に以下の通りです。

  • MicrosoftのHQ(製品部門・Azure・サーバー系技術部門)とのアライアンス
  • Windowsなど年次更新製品の事前検証
  • NECのハードウェアに乗せた際の動作確認
  • 品質面のフィードバック(日本のお客様が重視する品質基準を念頭に置いたチェック)

「メインシナリオで機能を確認しながら、製品の設定値レベルでの認識合わせをMicrosoftとNECの間で行う先行検証」というのが主な位置付けとのことです。


アメリカ生活のリアル

現在は奥様と2人でエドモンドに在住。結婚のきっかけはマッチングアプリで、名古屋と神奈川という遠距離交際から半年ほどで結婚されたというエピソードも飛び出しました。

アメリカ生活については、物価上昇の波を実感しているとのことです。

  • スターバックスでもチップの表示が出るようになってきた
  • レストランのチップ推奨パーセンテージが「15/18/20%」から「18/20/25%」へシフトしている
  • インフレに企業側の手当てが完全には追いついていない感覚がある

「日本円に換算してはいけないと思って生活しています」という言葉が印象的でした。

現在のTOEICスコアは850点。帰国のタイミングで受験し、大学時代の700点からさらなる成長を示しています。


4月からの新チャレンジ:Microsoft MVPを目指す

Microsoft MVPとは

Microsoft MVP(Most Valuable Professional)は、Microsoftが技術コミュニティへの貢献を評価して授与する賞です。個人の技術力だけでなく、コミュニティへの貢献活動(ブログ、登壇、SNS発信など)が審査のポイントになります。

君野さんがMVPを目指す理由

これまで社内での活動が中心で、社外への情報発信がほとんどできていなかったとのこと。「社内だけで通用する人間ではなく、社外にも通用するために、自分の活動をまとめてアウトプットしていきたい」という強い思いがあります。

あえて動画の場で宣言したのは、「引き下がれなくしようという思いで手を挙げた」とのこと。退路を断つ覚悟での宣言です。

MVPを目指すうえで大切なこと(エビスダさんのアドバイス)

エビスダさん自身もMVPを3回落ちた経験を経て受賞に至った経緯があります。その経験から、以下のポイントが重要だと語っています。

  1. 外から見えるようにする:企業内でどれだけ活動していても、外から見えなければ評価されない
  2. 本名・顔出しで活動を一元化する:ブログ・SNS・登壇などのアウトプットをすべて同じ名前で紐付け、検索したらすべて繋がる状態にする
  3. コミュニティへの貢献意識:MVPは技術力ではなくコミュニティへの貢献に対する賞である
  4. 仕事とアウトプット活動を重ねる:出せる情報を扱えるポジションに自分を置く工夫(社内での根回しも含む)
  5. まずやる。準備より行動:MVPになれる人はすぐに書き始める。準備や下書きで止まらない

君野さんの具体的な第一歩

まずはブログとGitHubを中心に、文章ベースのアウトプットから始める予定とのことです。「引き下がれなくした」この宣言自体が、すでにアウトプットの第一歩になっています。


まとめ

今回は、米国エドモンドでMicrosoftとのアライアンス業務に従事している君野啓介さんをご紹介しました。バスケットボールと勉強に打ち込んだ学生時代、シリコンバレーでのインターン経験、そして「海外志向」と「技術志向」を社内で粘り強く訴え続けてきたキャリアは、ひとつひとつが今の活躍に繋がっています。

4月からはMicrosoft MVPを目標に、ブログを中心とした社外アウトプット活動を本格スタートします。動画内でも語られたように、MVPの取得には「外から見える活動の積み重ね」が不可欠です。

コミュニティへの貢献を意識しながら、まずは小さな一歩からアウトプットを続けていく君野さんの挑戦を、ぜひ応援していきましょう。今後の活動の様子はこのチャンネルでも継続的にお届けしていく予定です。