【ChatGPT入門】日本語も英語もOK!ChatGPTが生成する自然な対話を試してみた
この記事の内容
- ChatGPTとは何か、従来のチャットボットとどう違うのかを解説します
- ChatGPTへのアカウント登録手順を紹介します
- 日本語・英語での質問、コンテンツ企画案の提案、歌詞生成など、実際に試したさまざまな使い方をご紹介します
- ChatGPTの限界(ハルシネーション)についても実例をもとに解説します
- 今後のビジネス・開発への活用可能性についても触れます
ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型AIです。テキストで質問を入力すると、まるで人間が答えるかのように自然な文章で回答を返してくれます。日本語・英語をはじめとする多数の言語に対応しており、幅広い質問や要求に応えることができます。
従来のチャットボットや、かつての「人工無能」と呼ばれたシステムとは比べものにならないほど高い精度を誇ります。数年前にも対話型AIが話題になることはありましたが、ChatGPTはそのレベルを大きく上回っています。
ChatGPTの仕組み
ChatGPTが高品質な回答を生成できる背景には、**大規模な言語モデル(GPT-3など)**があります。
仕組みを簡単に説明すると、次のようになります。
- インターネット上に存在する大量の高品質なデータを学習する
- ニューラルネットワークなどの人工知能技術を用いてモデルを構築する
- そのモデルをチューニングして、より自然で正確な回答が生成できるようにする
質問に対して「ゼロから答えを考えている」のではなく、学習した膨大な既存テキストをもとに、最も適切と思われる回答を生成しています。モデルの質が高ければ高いほど、回答の品質も上がります。
ChatGPTへの登録方法
ChatGPTを使うには、まずアカウントを作成する必要があります(当時は無料)。
- chat.openai.com にアクセスします
- 「Sign Up(サインアップ)」をクリックします
- Googleアカウントまたはメールアドレスで登録します
- メールアドレスで登録する場合は、新しいパスワードを設定します
- メールアドレスの確認を済ませると、利用開始できます
登録後は、「New Chat(ニューチャット)」から新しい会話を始めることができます。
実際に試してみた使い方
日本語でYouTube動画の企画を聞く
「日本とカナダをオンライン会議でつないでYouTubeの撮影をしています。再生回数が多くなるIT関連の動画内容を考えてほしい」と質問してみました。
返ってきた回答は次のような内容でした。
- AIやIoT、クラウドコンピューティングなどの最新技術の解説
- ビジネスにおける実践的な使用事例の紹介
続けて「具体的な動画タイトルを5つ考えてください」と追加質問すると、日本とカナダのキーワードを踏まえたタイトル案を5つ提示してくれました。さらに「もう少し簡単で面白そうなタイトルにしてください」とリクエストすると、より親しみやすいタイトルに変えてくれました。
このように、会話の文脈を保持しながら回答を改善してくれるのがChatGPTの大きな特徴です。
英語での質問にも対応
同じ内容を英語で質問し直すと、英語で丁寧に回答してくれました。日本語の質問よりも英語の方が回答の品質が高いとも言われており、英語ユーザーにとってもそうでないユーザーにとっても強力なツールです。
歌詞の生成
「2人のテーマソングの歌詞を作ってください」とリクエストしてみました。最初は2人それぞれの歌詞を別々に作ってくれたため、「1つの曲にまとめてほしい」と追加指示を出すと、日本とカナダをテーマにした歌詞を生成してくれました。
さらに「コード(コード進行)もつけてください」と頼むと、コード付きの歌詞を提示してくれました。「タブ譜も欲しい」というリクエストには対応できない部分もありましたが、それなりに対応しようとする姿勢が見られました。
英語クイズの作成
小学生〜高校生向けの英語クイズを作ってもらうリクエストも試みました。学年(1年生〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生)を指定すると、各学年に対応した問題を生成してくれます。教育の場での活用も十分に期待できます。
注意点:ハルシネーション(誤情報の生成)
ChatGPTは非常に高性能ですが、知らないことについてもそれらしい回答を作り出してしまうという問題があります。これを「ハルシネーション(幻覚)」と呼びます。
実際に、Netflixの番組について感想文を書いてもらうリクエストをしたところ、存在しない・または全く異なるストーリーを自信満々に返してきました。
ChatGPTの回答を鵜呑みにせず、重要な情報は必ず別途確認することが大切です。
今後の活用可能性
ChatGPTはすでにさまざまな分野への応用が進んでいます。
- プログラミング支援: コードを貼り付けてバグを指摘してもらったり、日本語でやりたいことを伝えてコードを書いてもらったりできます
- SQLクエリ生成: 日本語でやりたいことを書くだけで、SQLクエリを自動生成してくれます
- 翻訳・文章添削: 英語の文章の添削や、日本語から英語への翻訳にも活用できます
- ビジネス文書の作成: 就職活動の書類や各種文書の下書き生成も可能です
また、MicrosoftはAzure OpenAI ServiceとしてChatGPT相当の機能をクラウドサービスとして提供する計画を発表しており、APIを通じて自社のアプリケーションやツールに組み込むことができるようになっています。WordやExcelなどのOffice製品にもAI機能が統合されていく流れも加速しています。
まとめ
ChatGPTは、従来のチャットボットとは一線を画す対話型AIです。日本語でも英語でも自然に会話でき、YouTube企画の立案、歌詞の作成、英語クイズの生成、プログラミング支援など、幅広い用途に活用できます。
一方で、知らないことについてもそれらしい回答を返すハルシネーションの問題があるため、回答の正確さを必ず自分でも確認する習慣が重要です。
IT業界のレベルを大きく引き上げる可能性を持つChatGPT。まだ試したことがない方は、ぜひ一度触れてみてください。