【無料】Clipchampを使って動画編集に挑戦!
この記事の内容
- MicrosoftのブラウザベースGS動画編集ツール「Clipchamp」の概要を紹介します
- かつて提供されていた「Windows Movie Maker」との関係についても触れます
- Clipchampへのサインアップ方法と初期設定の流れを解説します
- テンプレートを使った動画編集の基本操作(カット・分割・配置)を説明します
- クラウド保存とエクスポートの仕組みについても解説します
Clipchampとは
動画編集ソフトといえば様々な選択肢がありますが、Microsoftが提供するブラウザベースの動画編集サービス「Clipchamp(クリップチャンプ)」をご存知でしょうか。
Clipchampはもともとウェブサービスとして提供されていましたが、現在はMicrosoft 365のプランに含まれるようになりました。無料版も用意されているため、Microsoft 365の契約がなくても試すことができます。
かつてMicrosoftはWindows 7時代に「Windows Movie Maker」という無料の動画編集ソフトを提供していました。シンプルで使いやすいと好評でしたが、Windows 10のリリース以降、提供が終了してしまいました。Clipchampはその後継として位置づけられるサービスです。
アカウント作成とサインアップ
Clipchampを使い始めるには、まずアカウントを作成する必要があります。サインアップには以下の3つの方法が用意されています。
- 個人のMicrosoftアカウントでサインアップ
- 職場・学校用のMicrosoftアカウント(Microsoft 365ビジネスアカウント)でサインアップ
- Googleアカウントでサインアップ
いずれかのアカウントを使ってサインインするだけで、すぐに使い始めることができます。
サインイン後は、動画の用途(ビジネス向け、個人向けなど)を選択する画面が表示されます。どちらを選んでも機能に大きな差はありませんので、用途に合わせて選択してください。
テンプレートから動画を作成する
Clipchampでは、ゼロから動画を作成するだけでなく、あらかじめ用意されたテンプレートを活用することができます。
「新しい動画を作成」を選択すると、さまざまなテンプレートが表示されます。たとえば以下のようなものが用意されています。
- YouTube向けテンプレート(タイムラプス、ゲーム紹介、エンディングなど)
- ビジネス向けテンプレート
- SNS向けテンプレート
YouTubeに動画を投稿する場合は、YouTube向けのテンプレートを選ぶと編集画面の構成を把握しやすくなります。テンプレートを選択すると、サンプルのクリップやBGMがすでに配置された状態で編集画面が開きます。
編集画面の構成
編集画面は大きく以下の要素で構成されています。
- タイムライン:動画クリップや音声を時系列に並べる領域
- プレビュー画面:編集中の動画を確認する領域
- メディアパネル:インポートした動画ファイルや音楽を管理する領域
- オーディオ・BGM設定:背景音楽や効果音を追加・調整する機能
サンプルテンプレートにはBGMも含まれており、オーディオビジュアライザー(音楽の波形に合わせてグラフィックが動くエフェクト)なども設定されています。色や形をカスタマイズすることも可能です。
動画ファイルのインポートと編集
自分で撮影した動画を編集に使用するには、「メディアを追加」からファイルをインポートします。ローカルのファイルだけでなく、OneDriveに保存されたファイルをインポートすることも可能です。
ファイルをインポートしたら、タイムラインにドラッグ&ドロップして配置します。
動画のカット(分割)
動画の不要な部分をカットするには、タイムライン上で該当の位置に再生ヘッドを移動し、分割(スプリット)操作を行います。
- プレビューを再生しながら、カットしたい位置を確認します
- 矢印キーを使って細かく時間を調整します
- タイムライン上で分割を実行します
- 不要なクリップを削除します
分割したクリップは、削除してもメディアパネル内の元のファイルには影響しません。タイムライン上の配置だけが変更されます。
クラウド保存とエクスポート
ClipchampはWebサービスであるため、編集中のデータは自動的にクラウドに保存されます。手動でセーブボタンを押す必要はなく、途中でブラウザを閉じても次回開いたときに編集の続きから再開できます。
完成した動画のエクスポート
編集が完了したら、「エクスポート」ボタンから動画ファイルを書き出します。エクスポートした動画は以下の方法で受け取れます。
- PCにダウンロード
- クラウドストレージに保存
- SNSへの直接投稿
- 共有リンクの発行
ローカルのストレージを消費せずにクラウド上で完結するため、PCのディスク空き容量が少ない場合でも安心して利用できます。
複数の動画を別々にエクスポートする
1つの動画を丸ごと編集するのではなく、「自己紹介部分のみ」「本編のみ」といった形でシーンごとに別々の動画を作成することも可能です。その場合は、使用する部分だけを残した状態でエクスポートし、それぞれに分かりやすい名前(例:「introduction」など)を付けて管理するとよいでしょう。
まとめ
今回はMicrosoftの無料動画編集サービス「Clipchamp」の基本的な使い方を紹介しました。
- Clipchampはブラウザ上で動作するWebサービスで、無料から利用できます
- Microsoft 365のプランにも含まれており、職場・学校アカウントでもサインインできます
- テンプレートが豊富に用意されており、初心者でも取り組みやすい設計になっています
- 動画のカット・分割・BGM追加といった基本的な編集操作はドラッグ&ドロップで直感的に行えます
- 編集データはクラウドに自動保存されるため、ローカルのストレージを圧迫しません
- 完成した動画はエクスポートしてPCに保存したり、リンクで共有したりすることができます
Windows Movie Makerの終了以来、Microsoftの無料動画編集ツールを探していた方にとって、Clipchampは有力な選択肢となるでしょう。まずは無料版でぜひ試してみてください。