Excelで文字を連結する効率的な方法を複数紹介
この記事の内容
- Excelで文字列を連結する最もメジャーな方法である
&演算子の使い方を解説します - 範囲指定で一気に連結できる
CONCAT関数を紹介します - 区切り文字を指定して連結できる
TEXTJOIN関数の使い方を解説します - 異なる区切り文字を複数指定する応用的な使い方も紹介します
CHAR(10)を使ってセル内で改行しながら連結する方法を解説します
& 演算子による文字連結(基本)
Excelで文字列を連結する方法として、最もメジャーなのが &(アンパサンド)演算子を使う方法です。
たとえば、郵便番号のマーク・郵便番号・住所が別々のセルに入っているとき、それらをつなげて1つのセルに表示したい場合は次のように記述します。
このように & でセルをつないでいくことで、いくつでも連結することができます。文字列をそのまま間に挟むこともできるため、柔軟に組み合わせることが可能です。まずはこの & 演算子が基本となります。
CONCAT 関数による範囲指定での連結
& を使う方法は非常に便利ですが、連結したいセルが多い場合は毎回 & を入力するのが手間になります。そのような場合には CONCAT 関数が便利です。
CONCAT 関数では、連結したい範囲をまとめて指定することができます。
つなげたいセルが横一列に並んでいるときなど、範囲が明確な場合にこの関数を使うとすっきり記述できます。
TEXTJOIN 関数で区切り文字を指定して連結
連結する際に区切り文字を入れたい場合は TEXTJOIN 関数が使えます。
引数の構成は次のとおりです。
| 引数 | 内容 |
|---|---|
| 第1引数 | 区切り文字(例:"★") |
| 第2引数 | 空のセルを無視するかどうか(TRUE で無視、FALSE で無視しない) |
| 第3引数以降 | 連結するセルまたは範囲 |
この例では、A1・B1・C1の内容を ★ で区切って連結します。範囲指定にも対応しているため、広い範囲をまとめて扱えるのが便利です。
TEXTJOIN 関数で複数の異なる区切り文字を使う
TEXTJOIN 関数の区切り文字には、配列形式で複数の異なる文字を指定することもできます。
このように {} (配列)の中に区切り文字をカンマ区切りで複数指定すると、1番目の区切り文字・2番目の区切り文字と順番に適用されます。指定した区切り文字の数より連結する要素が多い場合は、最後に指定した区切り文字がそれ以降も繰り返し使われます。
CHAR(10) でセル内改行しながら連結する
あまり知られていない便利なテクニックとして、CHAR(10) を使ったセル内改行があります。CHAR(10) は改行コードを表すため、文字連結の途中に挟むことでセル内で改行することができます。
この数式を入力したセルに対して、セルの書式設定で「折り返して全体を表示する」を有効にすると、連結した文字列が途中で改行されて表示されます。
住所や説明文など、複数の情報を見やすく1つのセルにまとめたいときに活用できます。
まとめ
Excelで文字列を連結する方法はいくつかあり、用途によって使い分けることが重要です。
&演算子:最もシンプルで基本的な連結方法CONCAT関数:範囲指定で一気に連結したいときに便利TEXTJOIN関数:区切り文字を指定して連結したいとき、または複数の異なる区切り文字を使いたいときに最適CHAR(10):連結した文字列の途中でセル内改行をしたいときに活用
これらのテクニックを状況に応じて組み合わせることで、Excel上での文字列操作がより効率的になります。ぜひ業務の中で活用してみてください。