Cドライブの空き容量不足を解消!Steam・Origin・Epic Games・Battle.netのゲームを別ドライブへ移動する方法

この記事の内容

  • WindowsでゲームをCドライブから別のドライブへ移動する方法を解説します
  • Steam、Epic Games、Origin、Battle.netの4つのプラットフォームそれぞれの手順を紹介します
  • 移動先ドライブの確認方法や、SSDとHDDの速度の違いについても説明します
  • 外付けSSD・HDDを使ってゲームを移動する方法も実演します
  • どうしてもうまくいかない場合の最終手段(mklinkコマンド)についても触れます

はじめに

Cドライブの容量が不足してゲームが入らない、あるいは別のドライブに移したいという悩みを持つ方は多くいます。この記事では、Steam・Epic Games・Origin・Battle.netという主要な4つのゲームプラットフォームを対象に、標準機能を使ってゲームを別ドライブへ移動する方法をわかりやすく解説します。

なお、どうしても標準機能では対応できない場合の最終手段として「mklinkコマンド」という方法もありますが、これは上級者向けの裏技です。まずはこの記事で紹介する標準機能での方法を試してみてください。


移動先ドライブの確認方法

ゲームを移動する前に、移動先となるドライブが存在し、十分な空き容量があるかを確認しておく必要があります。

エクスプローラーで確認する

エクスプローラーを開いて左側の「PC」をクリックすると、「デバイスとドライブ」の一覧が表示されます。ここでCドライブ以外のドライブがあるか、また空き容量が十分にあるかを確認できます。

なお、Google Driveのようなクラウドストレージはドライブとして表示されることがありますが、ゲームの移動先としては使用できません。必ずローカルのディスクに移動してください。

ディスクの管理で確認する

スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を開くと、パソコンに直接接続されているディスクの一覧を確認できます。「ディスク0」「ディスク1」のように表示され、それぞれにドライブレター(C、Dなど)が割り当てられています。

Google DriveのようなクラウドドライブはここCには表示されないため、ここに表示されているドライブのみが移動先として使用できます

タスクマネージャーでSSD/HDDを確認する

スタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を開き、「パフォーマンス」タブを見ると、各ディスクがSSDかHDDかを確認できます。

  • SSD:読み書き速度が非常に速く、ゲームの起動時間が短い
  • HDD:SSDに比べて速度が遅く、起動に時間がかかる

ゲームが一度起動してしまえばメモリ上で動作するため、プレイ中の速度差は小さいですが、起動時間はSSDの方が圧倒的に速いため、SSDへの移動をおすすめします

CrystalDiskMarkでディスク速度を測定する

ディスクの速度を詳しく調べたい場合は、「CrystalDiskMark」というツールが便利です。無料で配布されており、日本人の方が開発した使いやすいソフトウェアです。

公式サイトからZIPファイルをダウンロードし、プロパティからセキュリティの「ブロックの解除」を行った上で展開して実行します。64bit版を選んで起動し、測定したいドライブを選択してスタートすると、読み書き速度の測定結果が表示されます。

NVMe接続のSSDとHDDでは、約10倍程度の速度差が出ることもあります。


外付けSSD・HDDの接続と設定

外付けのSSDやHDDをパソコンに接続すると、新しいドライブとして認識されます。

接続後は「ディスクの管理」で新しいディスクが追加されたことを確認できます。また、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでもUSB接続のディスクが増えていることが確認できます。

ドライブレターを固定する

外付けドライブを使う場合、毎回接続するたびに異なるドライブレターが割り当てられてしまうと、ゲームが正常に動作しなくなることがあります。必ず毎回同じドライブレターになるよう設定しておきましょう

「ディスクの管理」でドライブを右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を選択し、好きなドライブレター(例:Z)に固定します。


Steam のゲームを移動する方法

Steamは標準機能でとても簡単にゲームを移動できます。

手順

  1. Steamを起動し、左上の「Steam」メニューから「設定」を開きます
  2. 「ダウンロード」を選択し、「コンテンツライブラリ」を確認します
  3. 現在のライブラリの場所(例:Cドライブ)が表示されます
  4. 「+」ボタンをクリックし、移動先のドライブ(例:Zドライブ)を選択して追加します
  5. ライブラリフォルダの一覧から移動したいゲームを選択します
  6. 「移動」をクリックし、移動先として追加したドライブを選択します
  7. 「移動」ボタンを押すと、自動的にゲームデータが移動されます

移動完了後、ゲームのプロパティで「ローカルファイル」を確認すると、新しいドライブにデータが移動していることを確認できます。Steamは移動後もゲームをそのまま起動できます。


Epic Games のゲームを移動する方法

Epic Gamesランチャーには、Steamのような直接移動機能がありません。そのため、少し手間がかかりますが、以下の手順で移動できます。

手順

  1. エクスプローラーで現在のゲームインストール先を開きます
    • デフォルトの場合:C:\Program Files\Epic Games\(ゲーム名)
  2. ゲームのフォルダを切り取り(または移動)し、移動先ドライブの一時フォルダ(例:Z:\tmp\)に貼り付けます
  3. Epic Gamesランチャーでゲームをアンインストールします
  4. ランチャーのライブラリから再度インストールを選択します
  5. インストール先として移動先ドライブのフォルダを指定します
    • 例:Z:\Program Files\Epic Games\
  6. インストールが少し進んだら(数%程度)、一旦キャンセルします
  7. 一時フォルダに移しておいたゲームフォルダを、手順6で指定したフォルダに移動します
    • 例:Z:\Program Files\Epic Games\(ゲーム名)
  8. ランチャーでインストールを再開します
  9. ランチャーがファイルの存在を認識し、ダウンロードではなく確認処理が走ります
  10. 確認が完了したら、ゲームを起動できます

Origin のゲームを移動する方法

Originは標準機能でゲームを移動できます。

手順

  1. Originを起動し、ライブラリからゲームを右クリックします
  2. 「ゲームを移動する」を選択します
  3. 移動先フォルダを選択します(例:Z:\Program Files\Origin Games\
  4. 「移動」を実行すると、Originが自動的にファイルを移動してくれます
  5. 移動完了後、ゲームを起動できます

移動後にプロパティでインストール先を確認すると、新しいドライブになっていることが確認できます。


Battle.net のゲームを移動する方法

Battle.netはゲームを先に移動してから、ランチャーで場所を指定するという手順になります。

手順

  1. Battle.netランチャーで移動したいゲームを選択し、「オプション」→「ゲーム設定」を開きます
  2. 現在のインストール先を確認します
  3. エクスプローラーで現在のゲームフォルダを移動先ドライブにコピーまたは移動します
    • 例:D:\Program Files\Call of DutyZ:\Program Files\Call of Duty
  4. Battle.netランチャーに戻り、「別のフォルダを使用する」で移動先のフォルダを指定します
  5. ランチャーを一度終了して再起動します
  6. 再起動後にインストール先が新しいドライブに変更されていることを確認します
  7. ゲームを起動します

どうしてもうまくいかないときは:mklinkコマンド

以上の方法で対応できないゲームや、ゲーム以外のデータを移動したい場合は、mklinkコマンドという方法があります。これは管理者権限でコマンドプロンプトを実行し、シンボリックリンクと呼ばれる仮想的なパスを作成することで、ファイルは別ドライブにありながらも元の場所にあるように見せかける技術です。

どんなファイルやフォルダでも対応できる強力な方法ですが、やや難しく上級者向けのため、まずはこの記事で紹介した各プラットフォームの標準機能を試してみてください。


まとめ

今回は4つのゲームプラットフォームでゲームを別ドライブへ移動する方法を紹介しました。

プラットフォーム方法難易度
Steam標準機能(ライブラリ追加+移動)簡単
Epic Gamesバックアップ→アンインストール→再インストール途中でキャンセル→配置やや手間
Origin標準機能(ゲームを移動する)簡単
Battle.net先に手動移動→ランチャーで場所を指定普通

移動先にはできるだけSSDを選ぶことで、ゲームの起動時間を短縮できます。外付けのSSDを新たに用意するのも有効な選択肢です。また、外付けドライブを使用する場合は、毎回同じドライブレターが割り当てられるよう設定しておくことをお忘れなく。

Cドライブの空き容量不足でお困りの方は、ぜひこの方法を試してみてください。