Windows Server 2022 に WSL(Ubuntu)をインストールする

この記事の内容

  • Windows Server 2022 Datacenter 環境に WSL をインストールする手順を紹介します
  • PowerShell からインストール可能なディストリビューションの一覧を確認できます
  • wsl --install コマンドで Ubuntu を導入できます
  • インストール後は再起動が必要で、Linux ユーザー名とパスワードを設定します
  • セットアップ後に apt update / apt upgrade でパッケージを最新化します

環境

今回の作業環境は Windows Server 2022 Datacenter です。この環境に WSL(Windows Subsystem for Linux)を使って Ubuntu を導入していきます。


インストール可能なディストリビューションの確認

まず PowerShell を起動します。次のコマンドを実行すると、WSL でインストール可能なディストリビューションの一覧が表示されます。

wsl --list --online

一覧から好みのディストリビューションを選ぶことができます。


WSL と Ubuntu のインストール

以下のコマンドで Ubuntu をインストールします。-d オプションでディストリビューションを指定します。

wsl --install -d Ubuntu

インストールが完了したら、一度 再起動 します。


初回セットアップ(ユーザー名・パスワードの設定)

再起動後、WSL が起動すると Linux のユーザー名の入力を求められます。任意のユーザー名を入力してください。続いてパスワードの設定も行います。

これでインストールは完了です。


パッケージの更新

インストール直後はパッケージを最新化しておくのがおすすめです。以下のコマンドを実行します。

sudo apt update

アップデート可能なパッケージが多数表示されます。続けてアップグレードも実施します。

sudo apt upgrade

これでパッケージの更新も完了です。


Windows Terminal からの起動

WSL は Windows Terminal からも起動できます。インストール後は Windows Terminal のプロファイルに Ubuntu が追加されているので、そこから起動するのが便利です。


まとめ

Windows Server 2022 Datacenter に WSL を導入する手順は、デスクトップ版 Windows と基本的に同じです。PowerShell から wsl --install -d Ubuntu を実行し、再起動後にユーザー名とパスワードを設定するだけで Ubuntu 環境が整います。セットアップ後は apt updateapt upgrade でパッケージを最新化しておきましょう。Windows Terminal を使えばシームレスに WSL へアクセスできます。