OneDriveを利用して完全無料でクラウドと同期する共有フォルダを作成する方法
この記事の内容
- 無償の個人用Microsoftアカウント(OneDrive)だけを使って、共有フォルダを実現する方法を紹介します
- 他のアカウントと共有したフォルダを、受信側のローカルPCと自動同期できることを確認します
- ファイルの追加・変更がクラウドを経由して全員のローカル環境に反映される仕組みを解説します
- OneDrive for Businessは使わず、コスト最小(無料)で実現できる点がポイントです
- 複数人でフォルダを持ち寄ることで、ファイルサーバーに近い環境を構築できます
はじめに
「ローカルと自動同期する共有フォルダをできるだけコストをかけずに作りたい」という要望をいただきました。
OneDrive for Businessを使えば組織向けの共有はもちろん実現できますが、今回はあえてコスト最小を目指し、無償の個人用MicrosoftアカウントとOneDriveのみを使った方法をご紹介します。
なお、この仕組みは悪用厳禁です。あくまでも正当な用途での活用をお願いします。
事前準備
今回は2つのMicrosoftアカウントを使って動作を確認します。
- アカウントA(共有フォルダのオーナー):
ebibi@gmail.com - アカウントB(共有を受け取る側):別のMicrosoftアカウント
どちらも無償の個人用Microsoftアカウントです。
手順1:共有フォルダを作成して共有する
まず、アカウントAのOneDriveに共有用フォルダを作成します。
- OneDrive(web版)にアカウントAでサインインします
- 「他の人と共有するためのフォルダ」を新規作成します
- 作成したフォルダを右クリックし、「共有」 を選択します
- アカウントBのメールアドレスを入力し、「送信」 をクリックします
これでアカウントBへの共有招待が送信されます。
手順2:共有されたフォルダをOneDriveに追加する
次に、アカウントBでサインインし、共有されたフォルダを自分のOneDriveに追加します。
- アカウントBでOneDrive(web版)にサインインします
- 左メニューの 「共有」 を開くと、アカウントAから共有されたフォルダが表示されています
- フォルダを開き、「OneDriveへの追加」 をクリックします
「OneDriveにこのフォルダーを追加すると、コンピューター上のこのフォルダーと他のOneDriveファイルを同期できます」
- 「フォルダを追加」 を押します
これで、共有フォルダがアカウントBのOneDriveに追加されました。
手順3:ローカルPCと同期されていることを確認する
OneDrive for Windowsのクライアントアプリを使えば、追加したフォルダはローカルと自動同期されます。
エクスプローラーを開くと、「OneDrive - 個人用」 の配下に、アカウントAが作成した共有フォルダが表示されているはずです。
手順4:ファイルの同期を確認する
実際にファイルを追加して、同期が正しく機能しているか確認します。
アカウントA側からファイルをアップロードする場合
- アカウントAのOneDrive(web版)から、共有フォルダにテキストファイルをアップロードします
- しばらく待つと、アカウントBのローカルPC上の同期フォルダにもファイルが届きます
アカウントB側(ローカル)からファイルを追加する場合
- エクスプローラーで同期フォルダ内にファイルを保存します
- ファイルはOneDriveクライアントによってクラウドに同期されます
- クラウドを経由して、アカウントAのOneDriveにもファイルが反映されます
このようにして、どちら側からファイルを追加・変更しても、お互いのローカル環境に自動的に反映されることが確認できます。
複数人での活用(ファイルサーバー的な使い方)
この仕組みは3人目、4人目、5人目が増えても同様に機能します。
- それぞれが無償のMicrosoftアカウントを持ち寄ります
- お互いにフォルダを共有し合い、それぞれのローカルPCに同期します
- 各アカウントの無料容量(約5GB)の範囲内でフォルダを管理できます
複数人が個人アカウントでフォルダを共有し合うことで、実質的なファイルサーバーに近い環境を完全無料で実現できます。
注意事項
この方法は技術的に実現可能ですが、悪用は厳禁です。
- 大量の無料アカウントを作成して容量を不正に確保するような使い方は避けてください
- あくまでも正当なコラボレーションの範囲内でご利用ください
- 利用規約の範囲を守った上で、便利な機能として活用してください
まとめ
今回は、OneDrive for Businessや有料プランを使わず、無償の個人用MicrosoftアカウントとOneDriveだけで共有フォルダとローカル同期を実現する方法をご紹介しました。
- アカウントAが共有フォルダを作成し、アカウントBに共有する
- アカウントBは「OneDriveへの追加」でフォルダを自分のOneDriveに追加する
- OneDriveクライアントにより、共有フォルダがローカルPCと自動同期される
- どちら側からファイルを追加・変更しても、クラウドを経由して相互に反映される
Windows 10/11をお使いの方は、ローカルアカウントではなく個人用Microsoftアカウントでサインインし、OneDriveをぜひ活用してみてください。コストゼロで実現できる便利な仕組みです。