怪しいファイルはこの中で実行!Windows Sandboxの使い方【Windows 11】
この記事の内容
- Windows Sandboxは、Windows 11(Windows 10も対応)に標準搭載された隔離実行環境です
- Windowsの機能から有効化するだけで、簡単にセットアップできます
- 怪しいソフトウェアやファイルを、ホスト環境に影響を与えずに試せます
- クリップボード経由でのファイル貼り付けが可能です(ドラッグ&ドロップは不可)
- 閉じると環境がすべて破棄され、次回起動時には常にクリーンな状態から始まります
Windows Sandboxとは
Windows Sandboxは、Windowsに標準搭載された軽量な仮想環境です。怪しいと思われるソフトウェアやファイルを、メインのWindowsシステムに影響を与えることなく安全に試せる「砂場(サンドボックス)」として機能します。
環境を閉じると内部のデータはすべて破棄されるため、次回起動時には常にクリーンな状態から利用できます。
Windows Sandboxの有効化手順
Windows Sandboxはデフォルトでは無効になっています。まず「Windowsの機能」から有効化する必要があります。
手順1:「Windowsの機能」を開く
Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、以下を入力して実行します。
手順2:Windows Sandboxにチェックを入れる
一覧の中から「Windows Sandbox」を探し、チェックボックスをオンにして「OK」をクリックします。
手順3:PCを再起動する
変更の適用にはPCの再起動が必要です。再起動後、セットアップが完了します。
Windows Sandboxの起動
有効化が完了したら、スタートメニューから「Windows Sandbox」を検索して起動します。
起動すると、Windows 11の新しいウィンドウが立ち上がります。この中はメインのWindowsとは完全に隔離された環境です。
ファイルのやり取り
クリップボード経由のコピー&ペースト
ホスト側でファイルをコピーし、Sandbox内に貼り付けることができます。
ドラッグ&ドロップは非対応
ホストからSandbox内へのドラッグ&ドロップは利用できません。ファイルの移動はクリップボード経由で行ってください。
閉じると完全に初期化される
Windows Sandboxを閉じると、内部にインストールしたソフトウェアや作成したファイルなど、すべてのデータが完全に破棄されます。
次回起動時には、まっさらな状態から利用できます。怪しいソフトウェアを試した後は、ウィンドウを閉じるだけでクリーンアップが完了するため、非常に手軽です。
動作環境について
Windows Sandboxは Windows 11 だけでなく、Windows 10でも利用できます。ただし、仮想化機能をサポートするCPUなど、ハードウェア要件を満たしている必要があります。
まとめ
Windows Sandboxは、怪しいソフトウェアや試験的なソフトを安全に実行するための手軽な隔離環境です。「Windowsの機能」から有効化するだけで使えるようになり、特別な準備は不要です。
- 不審なファイルを開く前にSandboxで動作確認する
- 試用版ソフトをインストールして確認する
といった用途で、ぜひ活用してみてください。