【Windows 10 ゼロから入門 #5】アプリケーションの導入方法

この記事の内容

  • Windows 10 のアプリケーションには「ストアアプリ」と「デスクトップアプリ」の2種類があります
  • Microsoft Store を使ったストアアプリのインストール方法を解説します
  • ZIP ファイル形式とインストーラー形式、2種類のデスクトップアプリの導入方法を紹介します
  • ダウンロードファイルのセキュリティに関する注意点も説明します
  • アプリをアンインストールする正しい方法についても解説します

アプリケーションを導入する意味

Windows 10 はあくまでも「道具」です。基本的な使い方を覚えるだけでなく、アプリケーション(ソフト)を導入することで初めてできることが広がります。ゲームをインストールすればゲームができますし、文章を編集するソフトを入れれば文書作成ができます。アプリケーションを導入することは、Windows でできることを広げるということです。


事前準備:ファイル名の拡張子を表示する

アプリケーションの導入を始める前に、エクスプローラーの設定を一つ変更しておきましょう。

  1. エクスプローラーを開く
  2. 上部メニューの「表示」をクリックする
  3. 「ファイル名拡張子」のチェックボックスをオンにする

この設定を有効にすると、ファイル名の末尾に .png.zip などの拡張子が表示されるようになります。ファイルの種類が一目でわかるようになるため、この状態で作業を進めることをおすすめします。


Windows 10 のアプリケーションは2種類ある

Windows 10 のアプリケーションには、大きく分けて次の2種類があります。

  • ストアアプリ:Microsoft Store からインストールするアプリ
  • デスクトップアプリ:Microsoft Store 以外の方法で導入するアプリ(PowerPoint など)

普段使っている分には、どちらのタイプかを意識する必要はありません。ただし、インストールの方法が異なるため、その点だけ覚えておくと良いでしょう。


ストアアプリのインストール方法

Microsoft Store を使ったインストールは非常に簡単です。スマートフォンのアプリストアと同じ感覚で操作できます。

  1. スタートメニューから「Microsoft Store」を起動する
  2. インストールしたいアプリを検索またはブラウズする
  3. アプリのページを開き、「入手」ボタンをクリックする
  4. 自動的にインストールが完了する

インストールが完了したアプリは、スタートメニューのアプリ一覧に追加されます。スタートメニューにピン留めしておくと、より素早く起動できます。また、スタートメニューの検索ボックスにアプリ名を入力して起動することもできます。


デスクトップアプリのインストール方法

Microsoft Store に掲載されていないアプリはこちらの方法で導入します。デスクトップアプリの方が種類は多く、無料で使える「フリーソフト」なども多数あります。

無料ソフトを探したい場合は、「オンラインソフト」と検索すると、ソフトをまとめて紹介しているサイトが見つかります。「Vector(ベクター)」などのソフトウェアポータルサイトも参考になります。

デスクトップアプリには、インストール方法が異なる2つのタイプがあります。


タイプ①:ZIP ファイルを展開して使うアプリ

インストーラーが不要なタイプです。手順は以下のとおりです。

  1. サイトからアプリの ZIP ファイルをダウンロードする
  2. ダウンロードした ZIP ファイルを右クリックし、「プロパティ」を開く
  3. 「セキュリティ」欄の「許可する」にチェックを入れて「適用」をクリックする
  4. ZIP ファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択して解凍する
  5. 展開されたフォルダを任意の場所(デスクトップなど)に移動する
  6. フォルダ内の .exe(実行ファイル)をダブルクリックして起動する

セキュリティに関する注意:インターネットからダウンロードしたファイルは、Windows によってブロックされる場合があります。「許可する」の操作は、信頼できるサイトからダウンロードしたファイルに対してのみ行ってください。出所不明のファイルのブロックを解除して実行すると、マルウェアに感染する危険があります。

毎回フォルダを開くのが手間な場合は、.exe ファイルを右クリックして「ショートカットの作成」を選択し、デスクトップにショートカットを置いておくと便利です。

アンインストール方法(ZIP タイプ)

デスクトップのショートカットを削除し、アプリ本体のフォルダを削除するだけで完了です。ダウンロードした元の ZIP ファイルも不要なので削除して構いません。


タイプ②:インストーラーを使うアプリ

セットアップウィザードが付属しているタイプです。手順は以下のとおりです。

  1. 公式サイトからインストーラー(.exe ファイル)をダウンロードする
  2. ダウンロードした .exe ファイルを実行する
  3. セットアップウィザードの画面に従って「次へ」を進める
  4. インストール先フォルダ(例:C:\Program Files\アプリ名)やオプションを確認・選択する
  5. インストールを完了させる

インストーラーは、アプリに必要なファイルを Windows 内の適切な場所へ自動的に配置してくれます。初めてのうちは、インストール先などの設定はデフォルトのまま「次へ」を進めて問題ありません。

インストールが完了したら、ダウンロードフォルダにあるインストーラーファイルはもう不要です。削除して構いません。

補足:ダウンロードフォルダにファイルをため込みすぎないよう、使い終わったインストーラーはこまめに削除しましょう。

アンインストール方法(インストーラータイプ)

インストーラーでインストールしたアプリは、フォルダをそのまま削除してはいけません。必ず Windows の機能を使ってアンインストールしてください。

  1. スタートメニューから「設定」を開く
  2. 「アプリ」をクリックする
  3. インストール済みアプリの一覧からアンインストールしたいアプリを探す
  4. アプリをクリックし、「アンインストール」ボタンを押す
  5. アンインストーラーの指示に従って進める

インストーラーを使って導入したアプリは、Windows にその情報が登録されます。そのため、設定画面のアプリ一覧から正しい手順でアンインストールすることが重要です。


まとめ

今回は Windows 10 へのアプリケーション導入方法について解説しました。

  • アプリには Microsoft Store のストアアプリデスクトップアプリ の2種類がある
  • ストアアプリは Microsoft Store から「入手」ボタンを押すだけで簡単にインストールできる
  • デスクトップアプリには「ZIP を展開して使うタイプ」と「インストーラーを使うタイプ」がある
  • インターネットからダウンロードしたファイルは、信頼できるサイトからのものか確認してから実行する
  • インストーラーでインストールしたアプリは、フォルダを直接削除せず、設定 → アプリ からアンインストールする

アプリを導入できるようになると、Windows でできることが大幅に広がります。次回以降は、エクスプローラーを使ったファイル管理やクラウドストレージの活用についても解説していく予定です。