Excelの基本を小学3年生に教えてみた — 起動からSUM・AVERAGE関数まで
この記事の内容
- Excelの起動方法と「空白のブック」の開き方
- セルへの文字・数値入力と、Enter/Tab/矢印キーによるカーソル移動
- 四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)を数式で行う方法
- SUM関数・AVERAGE関数を使った範囲集計
- テーブルとして書式設定し、データが増減しても自動追従させる方法
Excelの起動と空白ブックの作成
まずExcelを起動します。Windowsの検索ボックスに「excel」と入力して検索すると、アプリが見つかります。
起動後は最初の画面で 「空白のブック」 を選択してください。これで新しいシートが開き、データ入力を始められます。
セルへの文字・数値の入力
Excelのシートは升目(セル)の集まりです。クリックしたセルに文字や数値を直接入力できます。
カーソルの移動
| 操作 | 移動方向 |
|---|---|
Enter | 下のセルへ移動 |
Tab | 右のセルへ移動 |
| 矢印キー | 上下左右に移動 |
入力後に次のセルへ移りたい方向によって使い分けると効率的です。
記号をそのまま入力したい場合
=や+など、Excelが数式として解釈する記号を文字として入力したいときは、先頭に シングルクォーテーション(') を付けます。
Shift キーを押しながら 7 キーを押すとシングルクォーテーションが入力できます。
行の挿入
入力済みのデータの上に新しい行を追加したいときは、行番号(左端の数字)を右クリックして 「挿入」 を選択します。これで選択した行の上に空白行が1行挿入されます。
数式で計算する
セルに計算式を入力するときは、先頭に =(イコール) を付けます。Shift + = で入力できます。
四則演算の記号
| 演算 | 記号 |
|---|---|
| 足し算 | + |
| 引き算 | - |
| 掛け算 | *(アスタリスク) |
| 割り算 | /(スラッシュ) |
セル参照を使った数式
数値を直接書くのではなく、セルのアドレス(例:B2)を数式に使うことを セル参照 といいます。
このように書いておくと、B2 や B3 の値を変更したとき、計算結果が自動的に更新されます。手動で打ち直す必要がないため、データが変わっても常に正しい結果を確認できます。
SUM関数で範囲を一括合計する
3人分の合計であれば =B2+B3+B4 のように書けますが、100人分になると現実的ではありません。そこで SUM関数 を使います。
B2:B16 のようにコロンで区切ると「B2からB16の範囲」を意味します。この範囲を選択するには、マウスでドラッグするか、キーボードで直接入力します。
オートSUM
よく使うSUM関数はツールバーの 「Σ(オートSUM)」ボタン から入力できます。ボタンを押すと合計範囲を自動で推測してくれるので、Enter を押すだけで合計式が入ります。
テーブルとして書式設定する
入力したデータ範囲を テーブル として定義しておくと、後からデータが増減したときも数式が自動追従します。
- データ範囲内のセルをクリック
- 「テーブルとして書式設定」を選択
- 好みのスタイルを選ぶ
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っていることを確認して
OK
テーブルに新しい行を追加すると、SUM関数の範囲も自動的に広がります。
AVERAGE関数で平均を求める
合計ではなく平均を求めたい場合は AVERAGE関数 を使います。
入力途中に average と打ち始めると候補が表示されます。Tab キーで補完できるので、途中まで打ったら補完を活用しましょう。
平均は「全員の値を足して人数で割った値」です。たとえばクラス全員の身長の平均を求めると、全体的な傾向がわかります。
その他の関数を探す
ExcelにはSUMやAVERAGE以外にも多数の関数があります。数式バー左の 「fx」ボタン を押すと関数の検索・一覧画面が開きます。
- 「何をしたいか」でキーワード検索できます
- 財務・統計・日付など、カテゴリ別に絞り込めます
- 選択した関数の説明と引数の意味が表示されます
まとめ
今回はExcelの基本操作を一通り確認しました。
- 起動 → 空白のブック でシートを作成する
- セルに文字・数値を入力し、
Enter/Tabでカーソルを移動する =で始まる数式 と セル参照 を使うと、値が変わっても計算が自動更新される- SUM関数 で範囲の合計、AVERAGE関数 で平均を求められる
- テーブルとして書式設定 しておくと、データの増減に数式が自動追従する
「=で始めてセルを参照する」「SUM/AVERAGEで範囲を指定する」この2点を押さえるだけで、日常的な集計作業のほとんどはカバーできます。