クラウドストレージを使って無料で空き容量を20GB確保する方法

この記事の内容

  • OneDrive・Google Drive・Dropboxなど主要クラウドストレージの無料プラン容量を解説します
  • 無料プランを組み合わせるだけで合計20GB以上の空き容量を確保できます
  • OneDriveの「オンデマンド同期」機能を使ってローカルディスクの容量を節約する方法を紹介します
  • クラウドストレージをメインに使うメリット(バックアップ・マルチデバイス・共同編集)についても触れます

主要クラウドストレージの無料プラン

ローカルディスクの容量が不足してきたとき、クラウドストレージを活用することで空き容量を効果的に増やすことができます。主要なサービスの無料プランは以下のとおりです。

OneDrive(5GB無料)

Microsoftが提供するクラウドストレージです。Windows 10でセットアップを進めた方は、すでにOneDriveが利用できる状態になっているケースがほとんどです。Microsoftアカウントに紐付いており、エクスプローラーからもOneDriveフォルダとして見えるようになっています。無料で5GBまで利用できます。

月額わずか数百円の有料プランにアップグレードすると、100GBなどより大きな容量を利用することも可能です。

Google Drive(15GB無料)

Googleが提供するクラウドストレージです。初めからPCに入っているわけではありませんが、セットアップすることで15GBを無料で使えます。OneDriveの5GBと合わせるだけで、すでに合計20GBの無料容量を確保できます。

こちらも有料プランへのアップグレードで、さらに大きな容量を月額数百円程度で利用できます。

Dropbox(2GB無料)

歴史あるクラウドストレージサービスで愛用者も多いですが、無料プランの容量は2GBと他の2つに比べると少なめです。また、現在の無料プランでは同期できるデバイスが3台までに制限されています。

これらの理由から、今回はOneDriveとGoogle Driveを中心にご紹介します。


OneDriveでローカル容量を節約する方法

Webブラウザからファイルをアップロードする

最もシンプルな方法は、Webブラウザ経由でOneDriveにファイルをアップロードすることです。ローカルに保存していたファイルをクラウドに移動することで、その分のローカル容量が空きます。

アップロードしたファイルはブラウザ上でエクスプローラーのように操作でき、PowerPointなどのOfficeファイルはオンライン版で直接編集することも可能です。

エクスプローラーから使う「オンデマンド同期」

OneDriveはエクスプローラーに統合されており、いつも通りのフォルダ操作でクラウドストレージを利用できます。この際、クラウドとローカルの両方に同じデータが存在すると容量が重複してしまいますが、オンデマンド同期という機能を使うことでこの問題を解決できます。

オンデマンド同期では、クラウド上のファイルはクラウドにのみ保存され、ローカルにはファイルの「目次」となるポインタ情報だけが置かれます。ファイルを開くときだけ自動でダウンロードして使い、保存すると自動でクラウドに同期されます。

エクスプローラー上でのファイルの状態は、アイコンで確認できます。

アイコン状態
雲のマーククラウドにのみ存在(オンライン専用)
薄いチェックマーク一時的なキャッシュあり(開いた際にダウンロード済み)
濃いチェックマークローカルに常時保持している

手動で空き容量を増やす

ローカルに保持しているファイルをクラウドのみに戻したいときは、エクスプローラーでファイルまたはフォルダを右クリックし、「空き容量を増やす」を選択します。これにより、ローカルのファイルが削除され、クラウド上のデータだけが残る状態になります。マスターはクラウドにあるため、ローカルから削除しても問題ありません。

ストレージセンサーで自動化する

毎回手動で操作するのが面倒な場合は、Windowsのストレージセンサーを使うと自動化できます。設定から「ストレージセンサー」を開き、「一定の期間開かれなかったファイルをオンライン専用にする」という設定を有効にすると、しばらくアクセスしていないファイルを自動的にオンライン専用状態にしてくれます。

特定のフォルダを常にローカルに保持する

オフライン環境での作業が必要な場合や、よく使うフォルダはローカルに置いておきたい場合は、フォルダを右クリックして「このデバイス上で常に保持する」を選択します。これにより、そのフォルダのファイルはオフラインでも使用できます。


Google Driveでローカル容量を節約する方法

Google DriveもOneDriveと同様に、クラウドとローカルの同期機能を持っています。Google Driveのバックアップと同期の設定では、「どのフォルダを同期するか」をフォルダ単位・サブフォルダ単位で細かく設定できます。

クラウドにはあるがローカルには保持しない、というフォルダを選択することで、Google Driveの15GBの領域をローカルディスクを消費せずに活用することができます。


クラウドストレージをメインに使うメリット

ローカルディスクの節約という目的の他にも、クラウドストレージをメインで使うことには多くのメリットがあります。

  • どのデバイスからでもアクセス可能 — スマートフォン、別のPC、どこからでもインターネット経由でファイルにアクセスできます
  • データの保護 — PCが故障・紛失・盗難にあってもクラウド上のデータは残ります。ランサムウェア被害などのトラブル時にも安心です
  • 共同編集・共有が簡単 — ファイルを他の人と共有したり、同時に編集したりすることが容易にできます
  • バージョン管理 — 変更履歴が自動で管理されます

共有設定には注意

クラウドストレージでは、ファイルを全世界に公開する設定も可能です。ただし、これは明示的に操作しない限り起こりません。誤って大切なファイルを公開しないよう、共有設定の扱いには注意してください。


まとめ

  • OneDrive(5GB)+Google Drive(15GB)の無料プランを組み合わせるだけで、合計20GBのクラウドストレージを無料で確保できます
  • OneDriveのオンデマンド同期を活用すると、ファイルはクラウドに置きながらローカルディスクの消費を最小限に抑えられます
  • ローカルのファイルをクラウドに移して右クリックから「空き容量を増やす」ことで、その分のローカルディスクの空き容量を確保できます
  • クラウドストレージはディスク容量の節約だけでなく、マルチデバイスアクセス・データ保護・共同編集など多くのメリットをもたらします
  • まだ使ったことがない方は、まず無料プランを設定して試してみることをおすすめします。クラウドにファイルを置くことの利便性をきっと実感できるはずです