Windows の C ドライブがいっぱいになったとき、何が容量を使っているか調べる方法
この記事の内容
- C ドライブの空き容量がほぼゼロになってしまったときの対処法を紹介します
- ディスク使用状況を視覚的に把握できる「SpaceMonger(スペースモンガー)」というソフトを使います
- フォルダごとの使用容量をグラフィカルに確認し、容量を圧迫している原因を特定します
- 今回の例では Google Drive が Google フォトをローカルに同期していたことが原因でした
- クラウドにデータが存在する前提で、ローカルファイルを安全に削除して 107GB の空き容量を確保しました
状況:C ドライブの空き容量がほぼゼロ
PC の C ドライブの空き容量がほとんどなくなってしまいました。いらないファイルを削除したいのですが、どこでどれだけの容量が使われているのかが分からないと、何を消してよいか判断が難しいです。そこで、ディスクの使用状況を調べるための専用ソフトを活用することにしました。
SpaceMonger を使ってディスク使用状況を可視化する
「SpaceMonger(スペースモンガー)」というソフトウェアを使います。有償のソフトですが、ドライブをスキャンしてどのディレクトリ・フォルダがどれだけの容量を使っているかを視覚的に分かりやすく表示してくれます。
使い方はシンプルです。
- SpaceMonger を起動する
- スキャンしたいドライブを選択する
- 「OK」を押すとスキャンが始まり、結果がグラフィカルに表示される
スキャン結果は、フォルダの使用容量に比例した面積のブロックで表現されます。大きなブロックほど容量を多く使っているフォルダです。どこが容量を圧迫しているのかが一目で分かるため、削除対象を判断しやすくなります。
スキャン結果を確認する
スキャンが完了すると、ユーザーフォルダ配下のフォルダが面積グラフとして表示されます。今回の環境では、以下のようなフォルダが容量を使っていることが確認できました。
- Google Drive フォルダ:全体の約 3 分の 1 を占めており、特に動画ファイルが大量に格納されていた
- AppData(Microsoft Office 関連):メールの同期や Office ファイルのキャッシュ
- OneNote:ノートデータ
- Mozilla(ブラウザ関連):ブラウザのキャッシュや設定ファイル
- OneDrive / Dropbox:クラウドストレージの同期データ
- Windows フォルダ:バックアップ、ページファイル、ハイバネーションファイル(hiberfil.sys)、Windows イメージなど
この中で特に大きかったのが Google Drive フォルダです。そこを掘り下げて確認することにしました。
原因を特定:Google フォトがローカルに全同期されていた
SpaceMonger のブロックをクリックしてズームインしていくと、Google Drive フォルダ内の「Google フォト」が大量の容量を使っていることが判明しました。
Google Drive の同期設定で、Google フォトのデータもすべてローカルに同期する設定になっていたことが原因でした。写真・動画データはクラウド(Google フォト)上にすべて存在しているため、ローカルに同期し続ける必要はありません。
対処:Google フォトの同期を解除してローカルファイルを削除する
Google ドライブの設定を変更し、Google フォトをローカルに同期しない設定に切り替えます。
Google Drive の設定変更手順:
- タスクトレイの Google Drive アイコンをクリック
- 設定(歯車アイコン)を開く
- 「マイ ドライブの同期」の設定を確認し、Google フォトフォルダを同期対象から外す
設定変更後、ローカルに残っている Google フォトのフォルダを確認します。クラウド上にデータはすべて保存されているため、ローカルのフォルダを削除しても Google フォト上のデータは消えません。
削除後、SpaceMonger でドライブを再スキャンすると、空き容量が大幅に増えていることが確認できます。今回の例では、この操作だけで 約 107GB の空き容量を確保できました。
クラウドとローカルの使い分けという考え方
今回の対応の前提として、重要なデータはすべてクラウドに置いておくという運用方針があります。
- OneDrive、Google Drive、Dropbox はいずれも「選択的同期」に対応しており、よく使うフォルダだけをローカルに同期することが可能です
- クラウド上にデータが存在していれば、ローカルから削除しても復元できます
- Windows に問題が起きてクリーンインストールが必要になった場合でも、データはクラウドから復元できます
ローカルストレージの容量が限られている場合、すべてをローカルに同期するのではなく、必要なデータだけを選択的に同期するという設定が有効です。
まとめ
C ドライブの空き容量がなくなったときは、闇雲にファイルを探すのではなく、ディスク可視化ツールを使って原因を特定するのが効率的です。
今回は「SpaceMonger」を使ってドライブをスキャンし、Google Drive が Google フォトをすべてローカルに同期していたことが容量圧迫の原因だと分かりました。クラウドにデータが存在している前提で Google フォトの同期設定を変更し、ローカルのフォルダを削除することで 107GB の空き容量を確保できました。
ディスクの空き容量不足でお困りの方は、まずスキャンツールで「どこが容量を食っているか」を把握することをおすすめします。原因が分かれば、安全に削除できるものとそうでないものを判断しやすくなります。