Steam Machine、4モデル展開&転売対策キューシステムをリーク情報が示唆 — 価格は$599〜$899ラインが焦点
米国メディア Tom’s Guide のシニアライター Tony Polanco 氏が2026年5月11日に報じたリーク情報によると、Valveは近く発売予定の据え置き型ゲーミング機「Steam Machine」について、4種類のモデルラインナップと転売ボット対策のための予約キューシステムを準備している可能性があるという。 なぜ今、Steam Machineが注目を集めているのか Steam Machineは、Valveが2010年代に一度市場投入して撤退した「PCとコンソールのハイブリッド」コンセプトの復活作だ。その後Steam Deckというポータブル機で同様の発想を結実させたValveが、今度はリビング向けの据え置き機として再挑戦する構図となる。Steam Deck以降のValveのハードウェア戦略が着実に進化していることもあり、今回の動向には業界全体が注目している。 海外レビューのポイント(Tom’s Guide報道より) 4モデル展開の可能性 リーク情報を伝えた Wccftech の報道を引用する形で Tony Polanco 氏が分析したところによると、Valve がすでに公式に認めているのは 512GB モデルと 2TB モデルの2種類。残る2モデルについて同氏は「1TB ストレージモデル」と「Steam Controller とのバンドルモデル」が最も現実的な予測だとしており、この見方は Tom’s Guide 編集部としても妥当と評価している。 転売ボット対策:Steam Deck式キューシステムの導入 今回のリークで特に注目されているのが、予約キューシステムの復活だ。先週発売された新型 Steam Controller は30分以内に完売し、直後に eBay で数百ドルの値上がりで転売品が出回った。Valve はその後 Steam Controller の注文にキューシステムを導入したが、同氏の報道ではこの仕組みを Steam Machine にも適用する見込みとしている。 このキューは Steam Deck 発売時に実績のある仕組みで、有効な購入履歴を持つ正規 Steam アカウントが優先される設計。大量のbotアカウントで在庫を一括購入するスキャルパーを構造的に排除できる点が特徴だ。 価格は依然未発表 — $599〜$899が分水嶺 最大の未知数は価格だ。Tony Polanco 氏の分析によれば、現在進行中の RAM 価格高騰の影響でValveは正式な価格発表をできる限り遅らせているとみられる。もし $599〜$899 の価格帯に収まれば、現行 $899 の PS5 Pro を下回るコストパフォーマンスを訴求できると同氏は指摘している。ただしこれはあくまで推測であり、公式アナウンスはまだない。 ...