Anthropicは2026年6月15日をもって、Claude APIの旧世代モデル「claude-sonnet-4-0」と「claude-opus-4-0」を廃止すると発表した。期限後はこれらのモデルIDへのAPIコールがエラーを返すようになるため、本番環境で利用している開発チームは早急な移行対応が求められる。

廃止されるモデルと影響範囲

今回廃止対象となるのは以下の2モデルだ:

  • claude-sonnet-4-0(Claude Sonnet 4の初代リリース)
  • claude-opus-4-0(Claude Opus 4の初代リリース)

いずれも登場時点では高性能なモデルだったが、Anthropicはその後、推論能力・長文処理・エージェント型タスクにおいて大幅に上回る後継モデルを複数リリースしている。

重要なのは「ソフトサンセット」ではないという点だ。 6月15日以降、これらのモデルIDに向けたAPIリクエストは単純にエラーを返す。事前に移行しておかなければ、本番サービスが突然停止するリスクがある。

なお、claude.aiのWebインターフェースを通じてClaudeを使っているユーザーは何もする必要はない。 モデル選択はAnthropic側で自動的に処理される。影響を受けるのは、モデルIDを明示的にピン留めしてAPIを直接呼び出している開発者・チームに限られる。

移行先モデルの選び方

Sonnet 4(claude-sonnet-4-0)から移行する場合

移行先 特徴

claude-sonnet-4-5 直系の後継。処理速度・推論精度・指示への追従性が向上。コストと性能のバランスを重視する場合の第一選択

claude-opus-4-5 Sonnet 4の処理能力に限界を感じている場合の選択肢。トークン単価は上がるが、複雑なタスクで大幅に性能が向上

Opus 4(claude-opus-4-0)から移行する場合

移行先 特徴

claude-opus-4-5 最もシンプルな置き換え先。同等の能力帯で性能が向上

claude-opus-4-6 4.5と4.7の中間。段階的に移行したい場合の選択肢

claude-opus-4-7 Anthropicの現行フラッグシップ。エージェント型コーディング・拡張思考・複雑な推論で大幅に改善。移行の手間をかけるなら、ここまで上げる価値がある

移行の具体的手順

APIコールの変更は基本的にモデルIDの書き換えだけで済む。


出典: この記事は Claude Sonnet 4 and Opus 4 Deprecation: What You Need to Do Before June 15 の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。