Microsoftのゲームブランド「Xbox」が、全大文字の「XBOX」へと改名された。The Vergeのシニアコレスポンデント Tom Warren が2026年5月15日に報じた。
XBOXへの改名——ファン投票が発端
Xbox CEO(最高経営責任者)のAsha Sharmaが今週初め、X(旧Twitter)上でファン向けの投票を実施。「Xbox」と「XBOX」のどちらの表記を支持するかを問い、結果はXBOXが多数票を獲得。Microsoftはこれを受けて公式Xアカウントの名称を「XBOX」に変更した。
The Vergeの報道によると、ThreadsおよびBlueskyのアカウントはまだ改名されていないが、本格的なリブランディングへと進む場合は順次変更される見通しとされる。Microsoftに取材を求めたところ、広報担当からはSharma自身の投稿へのリンクのみが示されたという。
「全大文字」は実は原点回帰
今回の変更は、Xboxブランドの歴史を振り返ると単なるロゴ変更ではなく原点回帰でもある。初代Xboxのロゴはもともと全大文字表記であり、Xbox 360・Xbox One・Xbox Series X/Sといった歴代コンソールのロゴもキャップス体(大文字強調)を基調としてきた。
Asha Sharma体制による「Xboxの復活」
XBOXへの改名は、Sharmaが推進してきた一連の施策の延長線上にある。The Vergeの取材によると、直近では「Microsoft Gaming」というブランドを廃止してゲーム部門を再び「Xbox」の名称に統一し直したばかり。さらに新しいコンソール向けUIのアップデート、Xboxロゴのリデザイン、Game Passの価格体系見直し、Xboxプラットフォームチームの組織再編なども相次いで実施した。
Sharmaは新体制について「手の届きやすく、個人に最適化され、オープンなプラットフォームを作るために、現場の仕事と人々に近いところにとどまる」と説明している。また先週には、Xboxの新ブートアニメーションも公開された。
日本市場での注目点
XBOX表記の変更は、現時点では主にソーシャルメディアアカウント上での変更にとどまっており、日本での製品名・パッケージ表記への影響はまだ明らかになっていない。Xbox Series X/Sは日本でもMicrosoft直販ストアおよびAmazon.co.jp等で購入可能。国内のXbox GamePassサービスも継続提供中であるため、ブランド名変更が国内サービス・製品にどう反映されるかは引き続き注目に値する。
筆者の見解
Asha SharmaによるXboxブランドの立て直しの取り組みは、方向性としては正しいと思う。「Microsoft Gaming」という抽象的な看板を外して「Xbox」に戻したこと、ファンに向き合って意思決定を開示したこと——これらは歓迎すべき姿勢だ。
ただ、「XBOXという全大文字表記に変える」ことそのものに、どれだけの実質的な意味があるかは疑問が残る。ファンとのエンゲージメントを高める手段としてのポーリングは理解できるが、ブランドの信頼を取り戻すのはロゴの大文字化では当然ない。プレイヤーが求めているのは、遊びたいゲームの充実とコンソールとしての体験の向上であることは言うまでもない。
Microsoftが本来持っているプラットフォーム運営の総合力や、PCとコンソールをシームレスにつなぐ思想は、Xboxというブランドの大きな強みだ。その実力を正面から発揮する施策が続いていくかどうかを、引き続き注目していきたい。
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出典: この記事は Xbox is now XBOX の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。

