Apple「iPhone Fold」の対抗馬として注目を集めるSamsung「Galaxy Z Fold Wide」のレンダリング画像が、Telegramチャンネル「The Cipher Project」を通じて新たに流出した。Tom’s Guideが2026年5月6日に報じたもので、One UI 9に含まれているとされる画像からデバイスの概要デザインが明らかになっている。
なぜこのデバイスが注目か
折りたたみスマートフォン市場は、2026年が大きな転換点になる可能性がある。Appleが参入するiPhone Foldは「より短く、より横長」という独自のアスペクト比を採用していることが複数のリークから示唆されており、フォームファクター論争が業界全体で再燃している。
Galaxy Z Fold Wideはその名の通り「横幅を広げた」フォルダブルだが、iPhoneフォルドほど極端な短冊スタイルには踏み込んでいない。既存Z Foldシリーズの縦長シルエットを保ちながら横幅を適度に拡大する、いわば「現実的なワイド化」を選んだ格好だ。
海外レポートのポイント
Tom’s Guideの報道によると、今回のレンダリングはOne UI 9由来とされており、以下の特徴が確認されている。
リーク情報まとめ
- メインディスプレイ: 7.6インチ(Galaxy Z Fold 8と同サイズ)
- カバーディスプレイ: 5.4インチ
- 背面カメラ: 2眼構成(Galaxy S25 Edgeと同方針のシンプル化)
- カバーディスプレイカメラ: 一部レンダリングでホールパンチカメラを確認
- ロック画面: 時計・Now Briefバー・ショートカット2つ(既存Galaxy端末と同様)
Android Authorityが公開した比較レンダリングでは、Galaxy Z Fold 8とZ Fold Wideを並べた画像が確認できる。Tom’s Guideも指摘しているとおり、Z Fold WideはiPhone Foldと比べると「ワイド化の程度は控えめ」であり、縦方向の長さもiPhone Foldより長い。
良い点・気になる点
評価できる点:
- メインディスプレイ7.6インチを維持しつつ横幅を拡大。既存ユーザーの使用感を大きく変えない設計思想が伝わる
- Galaxy Z Fold 8相当のハードウェア(5,000 mAhバッテリー、25〜45W充電)が期待できる
- One UI 9との統合が確認されており、ソフトウェア熟成度は高いと予想される
気になる点:
- カメラが2眼に削減される可能性をTom’s Guideが指摘。望遠レンズの有無は撮影体験に直結するため最終スペックの確認が必要
- 自撮りカメラの配置がレンダリングごとに異なり、最終仕様が不確定
- iPhoneフォルドとの明確な差別化ポイントがまだ見えない
日本市場での注目点
Galaxy Z Fold WideはSamsung Galaxy Unpacked(2026年夏)での正式発表が見込まれており、日本市場への展開はその後になる見通しだ。
価格帯の予測: Galaxy Z Fold 8が約20〜22万円前後での販売実績を持つことを踏まえると、Z Fold Wideも同等かそれ以上の価格帯が予想される。ただし、カメラが2眼に絞られている点でコストダウンが図られ、若干抑えられる可能性もある。
競合との比較:
製品 アスペクト比の方向性 カメラ 販売時期
Galaxy Z Fold Wide 現行Foldより横広・控えめワイド 2眼(予測) 2026年夏以降
iPhone Fold 短く横長(タブレット寄り) 未発表 2026年秋以降
Galaxy Z Fold 8 従来縦長スタイル 3眼 現在購入可能
日本ではGalaxy折りたたみシリーズは各キャリア経由での展開実績があり、Z Fold Wideも同様のルートで入手できる可能性が高い。
筆者の見解
今回のリークを通じて感じるのは「Samsungの選択は実は堅実」というこだわりだ。
iPhone Foldが採用するとされる短冊ワイドデザインはビジュアルインパクトがある一方、縦スクロール前提で作られたアプリが多い現実のエコシステムとの相性は実機で試すまで分からない。Samsungが既存Z Foldシリーズのシルエットを大きく崩さずに横幅を拡大するアプローチを選んだのは、「ユーザーの使い慣れた体験を壊さない」という判断として理解できる。
カメラ2眼への削減はGalaxy S25 Edgeと共通の設計思想——薄さや横幅という物理制約とのトレードオフだ。重要なのは残る2眼がZ Fold 8水準の画質を維持できるかどうかであり、その点は正式発表を待つ必要がある。
iPhone FolldとZ Fold Wideの真の勝負は、スペック表上のスコアではなく「折りたたみを開いた状態でどれだけ豊かな体験を提供できるか」で決まる。Samsungは長年の折りたたみ設計ノウハウとOne UIの最適化という強みを持っており、Apple参入によってフォルダブル全体の注目度と市場規模が高まることは、サムスンにとっても追い風になりうる。今夏のUnpackedで実機がどう仕上がっているか、注目したい。
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出典: この記事は Forget iPhone Fold — more Samsung Galaxy Z Fold Wide renders have just leaked の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。
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