米Turtle Beachが展開する「Command Series」ゲーミングキーボードの国内発売が決まった。PC Watchの報道によると、SB C&Sが4月24日に発表したもので、タッチディスプレイ搭載のTKLキーボード「KB7」(2万9,800円)、フルサイズキーボード「KB5」(2万2,800円)、モジュール式キーパッド「KP7」(1万4,800円)の3製品が2026年7月上旬に順次発売される予定だ。

Command Series KB7——4.3型タッチ画面を備えたTKL

KB7の最大の特徴は、カーソルキー上方に配置された4.3型の大型タッチディスプレイだ。ゲームプレイ中にウィンドウを切り替えることなく、音量調整・アプリ操作・プロファイル切り替え・マクロ実行を指一本で操作できる。

キースイッチにはホールエフェクト式のロープロファイル「Titanスイッチ」を採用。磁気センサーによる位置検出はラピッドトリガーに対応しており、0.1mm単位での感度調整が可能だ。ポーリングレートは最大8,000Hzと、競技シーンで要求される低遅延入力を実現している。

また独自の「デュアルモジュール式レール」を装備しており、後述のKP7などCommand Series周辺機器を接続してシステムを拡張できる設計になっている。日本語・英語の2配列を用意。

Command Series KB5——リストレスト付きフルサイズ

KB5はテンキーを備えたフルサイズ構成で、テンキー上方に2.4型タッチディスプレイを搭載。さらに5つの専用マクロキーも装備しており、MMOや配信環境など多ボタン操作が求められるシーンに適している。スイッチはメカニカル式Titanスイッチを採用し、最大8,000Hzのポーリングレートに対応。リストレストが付属するため長時間のゲームプレイにおける疲労軽減も期待できる。

Command Series KP7——KB7に接続してフルサイズ化できるキーパッド

KP7はTKL構成のKB7に左側から装着することで、フルサイズキーボードとして運用できるモジュール式キーパッドだ。単体でのテンキー利用も可能で、拡張可能なサムバーとカスタマイズ対応のスクロールホイールを備える。こちらもホールエフェクト式Titanスイッチ最大8,000Hzのポーリングレートを搭載している。

日本市場での注目点

3製品は2026年7月上旬に国内発売予定で、日本語・英語の両配列が選択可能な点は日本市場向けとして実用的な配慮だ。価格はKB7が29,800円、KB5が22,800円、KP7が14,800円。

タッチディスプレイ搭載のゲーミングキーボードはまだ競合が少なく、ホールエフェクト式ラピッドトリガーとの組み合わせはこの価格帯では差別化として機能しうる。モジュール拡張設計のKB7+KP7セットは合計約4万5,000円となるが、「後からフルサイズに拡張できる」という柔軟性に価値を見出せるかどうかが購入判断の分かれ目になるだろう。

筆者の見解

タッチスクリーン搭載のキーボードは数年前から散発的に登場していたが、ここにきて実用水準に近づいてきた印象がある。KB7が採用するホールエフェクト式スイッチ+ラピッドトリガーの組み合わせは、競技志向のゲーマーにとって現在の市場で有力な選択肢のひとつだ。

気になるのはタッチディスプレイのソフトウェアエコシステムの充実度だ。ディスプレイの実用価値はソフトウェア側が作るものであり、サードパーティアプリとの連携やカスタムウィジェットの自由度が長期的な満足度を大きく左右する。この点は製品が実際に市場に出てからのユーザーレビューを待ちたい。

「道のド真ん中を歩く」スタンスで考えると、KB5の約2万3,000円というフルサイズ+タッチパネル+リストレストというパッケージングは標準的な高機能ゲーミングキーボードとして無難な選択肢になりうる。KB7+KP7のモジュール構成は将来の拡張を見込んだ投資として理にかなっており、机上スペースを状況に応じて変えたいユーザーには特に検討の余地があるだろう。

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出典: この記事は タッチ画面付きのラピッドトリガー対応ゲーミングキーボード、Turtle Beachから の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。