米テクノロジーメディアTom’s Guideが4月21日に報じたところによると、モトローラは4月29日にRazr 2026シリーズの正式発表を予定しており、公式Xアカウントでティザー動画を公開した。フォルダブルスマートフォン市場が活況を呈する2026年において、注目の新モデルがいよいよ姿を現す。
ラインナップは3モデル構成か
Tom’s Guideの報道によれば、今回の発表イベントにはRazr 2026・Razr Ultra 2026・Razr Plus 2026の3モデルが登場する見込みだ。なお、今年1月のCES 2026で発表され4月初旬に発売済みのブック型フォルダブル「Razr Fold」は今回のイベントには含まれない。
Razr Ultra 2026のスペック——リーク情報まとめ
現時点でリーク情報が最も豊富なRazr Ultra 2026について、Tom’s Guideが整理した情報は以下の通り。
項目 リーク内容
チップセット Snapdragon 8 Elite Gen 5
RAM 16GB
バッテリー 4,700mAh
充電速度 68W
メインディスプレイ 7インチ(折りたたみ)
カバーディスプレイ 4インチ
ディスプレイサイズは前モデル「Razr Ultra 2025」と同一。Tom’s Guideの分析では、本体がやや厚くなる可能性があるとされているが、その理由は現時点では不明だ。デザイン面では、モトローラお得意のカラフルで個性的なテクスチャ仕上げが引き続き採用されると見られている。
海外レビューの注目ポイント(発表前評価)
Tom’s Guideの記事では「デザインの変化は前世代から大きくない」との見方が示されている。一方でSnapdragon 8 Elite Gen 5への刷新はパフォーマンス面での着実な進化を意味し、フリップフォルダブルカテゴリにおいてモトローラが「最も優れたメーカーの一つ」であるとの評価も改めて記されている。発表前の段階であるため詳細なレビューは存在しないが、4月29日以降に各メディアの実機レポートが出てくることが予想される。
日本市場での注目点
モトローラの日本法人はRazrシリーズの国内展開を継続しており、前モデルのRazr 2025やRazr Ultra 2025も国内で販売された実績がある。2026年モデルの日本発売時期・価格については4月29日の正式発表を待つ必要があるが、競合製品としてはSamsung Galaxy Z Flip6が直接比較対象となる。バッテリー容量(4,700mAh)や充電速度(68W)はフリップフォルダブルとしては充実したスペックであり、実用性の観点から国内ユーザーにとっても注目に値する。
筆者の見解
フリップフォルダブルというカテゴリは、スラブ型スマートフォンとは一線を画す「持ち歩きやすさ」と「画面の大きさ」を両立させる点で独特の価値がある。モトローラがRazrシリーズで培ってきたブランド力と多彩なデザイン展開は、このカテゴリにおける同社の強みだ。
一方で、今回のリーク情報が示す「デザインに大きな変化なし」という点は少し気になる。チップセット刷新はもちろん価値があるが、フォルダブルは折りたたみ機構の耐久性向上や薄型化、カバー画面の使い勝手といった部分で年々の進化を見せてほしい。やや厚くなる可能性が示唆されている点は、むしろ逆方向の変化であり、理由の説明が待たれる。
いずれにせよ、4月29日の正式発表で全貌が明らかになる。フォルダブル市場の選択肢が広がることは、ユーザーにとって歓迎すべき状況だ。
出典: この記事は The wait for the Motorola Razr 2026 is almost over — Motorola just teased April 29 launch の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。