Ubisoftが、長年にわたり噂されてきた『アサシン クリード ブラック フラッグ』の完全リメイク作品を4月23日(現地時間)のライブストリームで正式に公開することを発表した。Engadgetが4月20日に報じた。

「Resynced」として復活——単なる移植ではなく完全リメイク

正式タイトルは 『Assassin’s Creed Black Flag Resynced』。Ubisoftはすでに先月この作品の存在を公式に認めており、4月23日の午前12時(東部時間)にYouTubeおよびTwitchでライブストリームを実施する。現時点で公開されているのは主人公エドワード・ケンウェイが船上で寛ぐプロモーションアートのみで、ゲームプレイの映像や詳細仕様は明らかにされていない。

Engadgetの報道によれば、IGNなど複数の海外メディアが「単なるポート(移植)ではなく、ゼロから作り直す完全リメイクである」と報じており、2013年のオリジナル版が今日も高い人気を誇ることがその根拠として挙げられている。

注目の変更点:現代パートを全カット?

IGNが伝えた噂の中でも特に注目されているのが、アニムス外の「現代パート」を全面的にカットし、海賊テーマのアクションのみに絞り込むという情報だ。アサシン クリードシリーズの象徴的な構造である「現代と過去の二重構成」を取り除くという判断は、既存ファンの間で議論を呼んでいる。

4月23日のライブストリームではトレーラーが公開される見込みで、ゲームプレイの詳細や発売プラットフォーム、時期などが明らかになることが期待されている。また、現在「Codename Hexe」のコード名で開発中の新作メインラインエントリーに関する情報が合わせて公開される可能性も、Engadgetは示唆している。Ubisoftはこの新作を「ユニークで、よりダークな物語主導のアサシン クリード体験」と表現している。

日本市場での注目点

オリジナルの『アサシン クリード IV ブラック フラッグ』は日本でも根強いファンを持つ作品で、海洋冒険と暗殺者のアクションを融合させた評価の高いタイトルだ。完全リメイクとなれば、PlayStation 5やXbox Series X|S、PCなど現行世代プラットフォームへの対応が前提となるだろう。日本語ローカライズも期待されるが、現時点で公式からの発表はない。価格帯はUbisoftの近年のタイトル傾向から、フル価格帯(8,000〜10,000円台)が想定される。4月23日の発表内容を確認した上で、日本でのリリース情報に注目したい。

筆者の見解

完全リメイクという判断はUbisoftにとって合理的な選択に映る。「ブラック フラッグ」は発売から10年以上が経過しながら、今も最高傑作として語られることの多い作品だ。ただ、現代パートのカットについては慎重に見ている。アサシン クリードというIPが長年積み上げてきた「過去と現在をつなぐ物語構造」を崩すことは、シリーズの独自性を削ることにもなりかねない。海賊アクションの爽快さを磨き上げることには賛成だが、シリーズとしてのアイデンティティを担保できるか——その点は4月23日の発表で見極めたいところだ。

リメイクという手法自体は「実績ある土台を最新技術で再現する」という意味で、再現性が高く堅実なアプローチだ。奇をてらわず、ファンが求める体験を正面から届けられるかどうかに、Ubisoftの今後の信頼回復もかかっている。

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出典: この記事は Ubisoft will officially reveal the Assassin’s Creed Black Flag remake on April 23 の内容をもとに、筆者の見解を加えて独自に執筆したものです。