Samsung SSDの「必須」アップデート、Windows 11最新版で完全に動作不能との報告

Samsung製SSDユーザーから、重要なソフトウェアアップデートがWindows 11の最新バージョンで正常に適用できないという報告が相次いでいる。問題はすでに数ヶ月前から発生しており、Neowinをはじめ複数のメディアが報告を確認している。

何が起きているのか

影響を受けているのは、SamsungがSSDの使用状況管理やファームウェア更新、診断などに利用するユーティリティソフト「Samsung Magician」または関連するSSD管理ソフトウェアのアップデート機能。Windows 11 24H2および25H2(最新プレビュービルド)の環境において、Samsungが「必ずインストールするように」と案内しているアップデートが、インストールプロセスの途中でクラッシュしたり、完了しないまま終了したりする現象が確認されている。

オンラインフォーラムやRedditには「アップデートが一切通らない」「インストール後も古いバージョンのまま」「エラーコードが出るが解決策が見つからない」といった声が多数寄せられており、問題は一部ユーザーに限ったものではないことが示唆される。

なぜ「必須」アップデートが問題になるのか

SSDのファームウェアやドライバ関連のアップデートは、パフォーマンス改善だけでなく、データ損失につながり得る不具合の修正を含む場合がある。そのためメーカーが「必ずインストールするように」と強く推奨するケースも珍しくなく、それが適用できないとなるとユーザーはリスクを抱えたまま使い続けることになる。

国内でもSamsungのNVMe SSD(970 EVO、980 PROシリーズなど)はBTO PCやセルフビルドで広く採用されており、Windows 11 24H2へアップグレード済みのユーザーには無視できない問題だ。

現状と対応策

執筆時点でSamsungからの公式声明や修正パッチは確認されていない。ユーザーコミュニティでは以下の回避策が試されているが、いずれも確実ではない。

  • 互換モードでインストーラーを実行する(Windows 10互換モードを指定)
  • セーフモードでのインストールを試みる
  • 旧バージョンのSamsung Magicianに一時的にダウングレードしてからアップデートを再試行

まとめ

Windows 11の機能アップデートと周辺ソフトウェアの互換性問題は今に始まったことではないが、ストレージ管理ツールの重要アップデートが数ヶ月にわたって放置されているとすれば深刻だ。Samsung SSDを使用しており、Windows 11 24H2以降にアップグレード済みのユーザーは、公式サポートページの情報を定期的に確認することを勧める。


元記事: Samsung SSD software update you must install completely breaks on Windows 11 25H2, 24H2