Microsoftは2026年3月16日、Copilot Chatの提供形態を変更すると発表した。変更は2026年4月15日から順次適用される。
何が変わるのか
最大の変更点は、Word・Excel・PowerPoint・OneNoteにおけるCopilot Chatの利用が、有料の「Microsoft 365 Copilot」ライセンス保有者に限定されることだ。
これまでライセンスなしでも一部利用できていたCopilot Chatは、4月15日以降はOfficeアプリ内から消える。ただし以下の機能は引き続き無償で利用可能だ。
- Microsoft 365 Copilotアプリ上でのセキュアなAIチャットおよびチャット起点のコンテンツ作成
- OutlookでのCopilot(受信トレイ・カレンダーとの連携を含む)
ラベル表記も刷新
ユーザーやIT管理者が自分の利用状況を把握しやすいよう、製品内のラベルも変更される。
ユーザー種別 新ラベル
M365 Copilotライセンスなし Copilot Chat (Basic)
M365 Copilotライセンスあり M365 Copilot (Premium)
すでにライセンスを持つユーザーへの影響はなし
Microsoftは「有償ライセンスユーザーには変更はない」と明言しており、Premium利用者は引き続きWord・Excelなど主要Officeアプリでフルのコパイロット機能を使い続けられる。
企業IT担当者への影響
日本国内でもM365を広く導入している企業では、ライセンス体系の見直しが求められる場面が出てくる可能性がある。特に「ライセンスなしでもOffice内でCopilotが使えていた」という認識のまま運用していた組織は、4月15日以降に現場から問い合わせが増えることが予想される。
事前にIT部門から**「4月15日以降はOfficeアプリ内のCopilotは有償プラン限定になる」**と周知しておくことが望ましい。
今後もMicrosoftはCopilot系機能の提供範囲・ライセンス区分を継続的に見直す方針とみられ、動向を注視する必要がある。