Swiftを1行も書かずにmacOSアプリが完成した
著名な開発者であるSimon Willisonが、128GB搭載のM5 MacBook Proを手に入れたことをきっかけに、AIを活用した「バイブコーディング(Vibe Coding)」でmacOS用システム監視アプリを自作した体験を公開した。バイブコーディングとは、コードを自分で書かずにAIへのプロンプトだけでアプリを作り上げるスタイルのことだ。
彼が作成したのは2つのアプリ。ネットワーク帯域をアプリごとに可視化するBandwidtherと、GPU・メモリ使用状況を表示するGpuerだ。どちらもmacOSのメニューバーアイコンとして常駐し、クリックで詳細パネルが開く形式になっている。
Xcodeすら開かずに開発できる
今回の実験で明らかになったのは、Claude Opus 4.6やGPT-5.4がSwiftUIに対して非常に高い能力を持っているという事実だ。SwiftUIアプリは単一のSwiftファイルに収められるため、AIがそのまま1ファイルで完結したアプリを生成できる。Willisonはターミナルからプロンプトを投げるだけで、Xcodeを一度も開かずに開発を進めた。
Bandwidtherの開発では、最初のプロンプトはこれだけだった。