IntelがCore Ultra Series 3を発表——オフィスPCの刷新を狙う

Intelは、オフィスおよびエンタープライズ向けPC市場をターゲットにした新プロセッサ「Core Ultra Series 3」を発表した。同社は新CPUにより、従来世代と比較して大幅なパフォーマンス向上が実現できると強調している。

Core Ultra Series 3の位置づけ

Core Ultra Series 3は、Intelのモバイル・デスクトップ向けCPUラインナップの中でも、特にビジネス用途を意識したモデルとして投入される。消費電力の効率化とパフォーマンスのバランスを重視した設計が特徴で、企業の大規模導入(フリート展開)を見据えた仕様が盛り込まれているとみられる。

なぜ今オフィスPCの刷新が求められているか

企業のPC環境は、Windows 10のサポート終了(2025年10月)を契機に、大規模な入れ替えサイクルに入っている。日本国内でも多くの企業がWindows 11対応ハードウェアへの移行を迫られており、この時期に新CPUを投入するIntelの戦略は的を射ている。

また、生成AIの業務活用が加速する中、ローカルでのAI推論処理(NPU: Neural Processing Unit搭載)への需要も高まっており、Core Ultra Series 3がその要件にどこまで応えるかも注目点となる。

AMDとの競争激化

オフィスPC向けCPU市場では、AMDの「Ryzen PRO」シリーズとの競争が続いている。AMDが積極的なコスト競争力を武器にシェアを伸ばしてきた背景もあり、IntelがCore Ultra Series 3でどれだけの価格・性能比を提示できるかが市場の反応を左右するだろう。

今後の展開

Intelの発表詳細(具体的なSKU構成、クロック数、TDP、価格帯など)は追って公開される見込み。企業のPC調達担当者にとっては、2025〜2026年の刷新計画に直結する情報となるため、引き続き動向を注視したい。


元記事: Intel promises huge performance benefits for office PCs with new Core Ultra Series 3 CPUs