Claude Code使いこなしのすべてが1ページに
Anthropicが提供するターミナル統合型AIコーディングアシスタント「Claude Code」の全機能を網羅したチートシートが公開され、Hacker Newsで181ポイントを獲得するなど開発者コミュニティで大きな反響を呼んでいる。
キーボードショートカット
Claude Codeには多くのショートカットが用意されている。基本操作として Ctrl+C で入力/生成のキャンセル、Ctrl+L で画面クリア、Ctrl+R で履歴の逆検索が使える。ユニークなのは Ctrl+B でタスクをバックグラウンド実行できる点で、重い処理を走らせながら別の指示を出すことが可能だ。Esc キーを2回押すと直前の操作を取り消す「Rewind」機能も便利だろう。
モード切り替えでは Shift+Tab でパーミッションモードをサイクル切り替え、Alt+T でThinking(推論)モードのオン/オフを即座に切り替えられる。
スラッシュコマンド
/ で始まるスラッシュコマンドも充実している。コンテキスト管理の /compact [focus] は長い会話を圧縮して重要な文脈だけを保持するもので、長時間の開発セッションで重宝する。新機能として追加された /effort [low|med|high] はモデルの推論深度を手動で制御でき、単純なタスクにOpusを全力投球させる無駄を省ける。
/btw <質問> は現在のコンテキストを消費せずにサイドクエスチョンを投げられる機能で、コストを抑えながら気になる点を確認できる実用的なコマンドだ。
MCPサーバー連携
Model Context Protocol(MCP)サーバーの追加は --transport http(リモートHTTP、推奨)、--transport stdio(ローカルプロセス)、--transport sse(リモートSSE)の3方式に対応。スコープはローカル・プロジェクト・ユーザーの3段階で管理でき、チームで共有する設定は .mcp.json にコミットして全員が同じ環境で使えるようにすることが推奨されている。
また新機能「Elicitation」により、MCPサーバーがタスク実行中にユーザーへ入力を要求できるようになり、よりインタラクティブなワークフロー構築が可能になった。
メモリとCLAUDE.md
Claude Codeのメモリ機構は./CLAUDE.md(プロジェクト共有)、~/.claude/CLAUDE.md(個人全プロジェクト共通)、/etc/claude-code/(組織全体管理)の3層構造になっている。Auto Memory機能では ~/.claude/projects/<プロジェクト>/memory/ 配下に MEMORY.md とトピック別ファイルが自動管理され、セッションをまたいで文脈が継続する。
ワークフローのヒント
並行開発に便利なGit Worktrees統合では --worktree name オプションで機能ごとに隔離されたブランチを作成でき、複数のエージェントが干渉なく同時作業できる。コンテキスト上限(現在Opus 4.6でMaxプラン以上なら100万トークン)に近づくと自動コンパクトが発動し、CLAUDE.md の内容はコンパクション後も保持される仕様だ。
ヘッドレス/SDK利用では claude -p "クエリ" で非インタラクティブ実行が可能で、--max-budget-usd 5 でコストキャップを設定できる点はCI/CDパイプラインへの組み込みで特に有用だ。
Claude Codeは急速に機能が拡充されており、このチートシートは定期的に更新されているとのこと。普段使いのショートカットから高度なMCP連携まで、改めて全機能を把握し直すよい機会となりそうだ。