Windowsサーバー管理者のための情報検索テクニック

今回は情報検索テクニックについて書いてみたいと思います。全てを予め知っているなんていうことは絶対にありえないので、目的の情報を正確に見つけることができるかどうかは非常に重要です。「どこで、どのように情報を探すのか。」この方法論も、管理者歴の長い方程確立されているのではないかと思います。 私のおすすめの手法を紹介します! ### まずはMicrosoftのナレッジベースの検索 情報検索といえばまずgoogle…ということが多いのですが、Windowsサーバー管理者としてはやはりWindowsに関連する情報検索をする機会が圧倒的に多いと思います。その時に、世の中に無数ある個人ブログ等の情報をふくめたインターネット全体の情報よりも、やはりマイクロソフトが出している情報をまず確認すべきです。これは情報の正確性ということもありますが、結局のところ「マイクロソフトがどのように言っているか」が現場で実際に重要視されるからです。 例えば、トラブルがあってその解決方法を調べている時に個人ブログにそれらしい情報がかいてあるのを見つけたとしましょう。でも、それをお客さんにそのまま伝えて、やってみて・・・というわけにはなかなかいかないですよね。いや、実際にはそれをやるべき時も多々あるのですが、「マイクロソフト様」の言う事しかやらせてもらえないケースが多々ありますので、まずはメーカーの情報に当たるべきということです。 というわけで、まずは以下のサイトに行きましょう。 - [マイクロソフト ヘルプとサポート](http://support.microsoft.com/search/default.aspx) ### 日本語は無視 次に検索ボックスに単語を入れて検索するわけですが、ここで私からの強いお勧めがあります。それは「日本語で検索せずに、英語で検索すること」です。 日本人なんだから日本語で検索したいですよね?その気持はよくわかりますが、本当に日本語情報ははじめから無視したほうがいいです。これは私の経験から確信を持って言えます。 - そもそも英語にしか存在しない情報がかなりある(今は自動翻訳でごまかしてますが、日本語がむちゃくちゃなのであてになりません。) - 英語の方が更新が早く、日本語の情報に含まれていないことが書かれていることが多々ある。 - 日本語記事は英語記事の翻訳なので、翻訳が不正確なことが多々あり、ミスリードされる。 「いや、英語苦手だから読めない…」という声も聞こえてきそうですが、KBの英語はかなり簡易なものなので、英語学習も兼ねて挑戦した方がいいと思います。どうしても…という時には、まず英語で検索し、それらしい記事を見つけた上で日本語版を確認するようにするといいと思います。 トラブルの時には、エラーコード、エラーメッセージ、イベントID、イベントソース 次にどのような単語で検索すべきかですが、これもコツがあります。特にトラブルの時には、実際に起きた事象を単語で書いていくようなことはおすすめできません。それよりもまずエラーコードやエラーメッセージ、イベントID、イベントソースなどの「同じトラブルが起きたときに必ずあらわれる文字列」を検索すべきです。 これは検索結果のページの内容をよく想像してもらえば明らかだと思うのですが、そのページには「現象」がかかれていて、記録されるコード、メッセージ等が書かれているはずですよね。であればそういう「確実に含まれているであろう情報」からたどるのが近道です。 これで出てこなければ次に狙うのは記事のタイトルに含まれていそうな単語あたりですね。 トラブルの時を例に出しましたが、どのような情報をさがすときにも「目的のページに必ず含まれている文字列」をかならず意識するようにすると良いです。 ナレッジベースになければtechnet library ナレッジベースは特にトラブル対応の時に活躍するのですが、提案段階、設計段階、実装段階によくおせわになるのがtechnet libraryです。 - [ライブラリ | Windows コマンド 技術情報 | TechNet](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/default.aspx) - [TechNet Library Home](http://technet.microsoft.com/en-us/library/default.aspx) こちらもまずはマイクロソフトの情報からさがそうという趣旨です。 ですが、technet ライブラリの検索は性能が悪いんですね。明らかにgoogleに負けていると思います。というわけで、私はいつも「googleでtechnet libraryの情報のみを探す」ということをします。これはgoogleで検索するときに「site:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/」と付け加えてあげるだけで簡単にできます。英語版なら「site:http://technet.microsoft.com/en-us/library/」を付け加えればいいです。 ちなみにここでもやはり「英語版にしか情報が存在しない」ということがありますので、英語版の利用をおすすめしておきます。 google検索をするときのTipsを押さえておく ここまでやっても情報が見つからなければ、インターネットの情報の洪水のなかに飛び込んでいくことになります。ここでのおすすめはやはりGoogle。そしてGoogleで検索するときのTipsをきちんと押さえておくことが重要です。以下にまとめてあるので参照してください。 - [google検索tips [ebiWiki]](http://ebi.dyndns.biz/dokuwiki/google%E6%A4%9C%E7%B4%A2tips) フレーズ検索程度は必ず使わないと情報をまともに探しだせませんのでぜひ確認しておいてください。 やはり英語 そして、ここでもやはり「英語の方がはるかに情報が多い」ということを理解しておく必要があります。私個人の感覚的には日本語の10倍程度は情報があるように思います。日本語のフレーズは分かるけど、それに対応する英語のフレーズがわからないときには、ナレッジベースやtechnet libraryで該当のフレーズを含む日本語のページを見つけて、そのページに対応する英語のページを確認すると良いです。これによって英語の正確なフレーズがわかるので、それを使って検索しましょう。 というわけで、今回は検索のお話でした。もしもこれ以外にもみなさんが普段使っているテクニックやノウハウ等あればコメント欄で教えていただけると嬉しいです!

May 10, 2011 · 1 min · 胡田昌彦