Minecraftをオンラインで遊ぶためにもマイクロソフトアカウントが必要だという話

マイクロソフトアカウントはとても便利なのでWindowsのサインインに使ったり、メールを送受信したり、クラウドストレージを使ったりなど皆さんされていると思います。 私はクラウドサービスでの利用、そしてWindowsでの利用から入ったのであまり意識していなかったのですが、マイクロソフトアカウントはMicrosoftのゲーム関連でも利用されていますね。Xbox Liveですとか。 そのため、「ゲームをするためにマイクロソフトアカウントを作成したい」というニーズもかなりあり、PC側の世界とは結構な断絶があるようです。我が家の子供たちにもMinecraftでゲームをするためにマイクロソフトアカウントを代理で私が作成しましたし、友人ともマインクラフトを一緒に遊んでますし、「マイクロソフトアカウントにサインインできない」という悲鳴も結構聞こえてきます。 私はいろいろと裏側の仕組みを考えたりそれを解説するのが好きなのですが、一度そういうのは抜きにして、本当に単純に一番簡単な方法でMinecraftでオンラインマルチプレイができる状態にするための解説動画を作ってみました。 「一番簡単にやる」というコンセプトなので下記のようにしました。 マイクロソフトアカウントを今持っていようが持ってなかろうが無視して、新規にマイクロソフトアカウントを作成する。- メールアドレスを今持っていようが持っていなかろうが無視して、新規にメールアドレスを作成する。 たしかにこれが一番簡単です。 ですが、このように簡単だからとマイクロソフトアカウントを複数作ってしまったり、メールアドレスを複数作ったりしてしまうことが正しいとはもちろん考えていません。本来であればマイクロソフトアカウントは1つ作成し、それをWindowsにもゲームにも使うべきですし、メールアドレスも複数持ってしまうよりは1つの方が日常は便利です。もちろん意図的に複数作成して使い分けたいならそれはそれで構わないとは思いますが、それは自分が何をしているのかわかっていてきちんと管理できることが大前提ですから。 とはいえ、そのようなことを解説しだすと理解されませんし、目的が達成できません。必要悪みたいなところはありますね。 最近はYoutubeに力を入れているのですが、Youtubeで視聴数を伸ばしたり、クリック率を上げたり、チャンネル登録者数を上げたりしようとすると、とにかく「わかりやすく」「目的まで最短で」解説する必要があるなと強く感じています。Youtubeで解決しようとする人は、そもそも文字を読むのすら面倒という人も多いものと思います。 というわけで、Youtubeに力を入れてるだけなのはダメかなと思い始めているところでもあります。なかなか難しいです。

August 28, 2021 · 1 min · 胡田昌彦

アカウントの種類は何を使うべきか? - チャットでいただいた質問への回答

継続的にチャットにて質問をいただいております。結構会話が弾むこともありなかなか楽しいです。 私には会話相手が誰だかわからない状態から会話が始まり、継続的にフォローを希望する方はメールアドレスを登録してもらう事でIDの認証と継続的に同じスレッドで会話ができるようになる仕組みです。メールは一時的に取得したフリーのアドレスでも大丈夫です。 よければお気軽にお声がけ下さいませ! Q. これからAzureを導入しようとしている。Windows10クライアントも利用している。アカウントは何を使うべきか? 特に、個人アカウント(マイクロソフトアカウント)と組織アカウント(Azure Active Directoryのアカウント)のどちらを使うべきか、という観点での質問をいただきました。 前提としては下記ブログエントリを読んでいただくとして… - [個人アカウントと組織アカウント](http://cloud.ebisuda.net/%e5%80%8b%e4%ba%ba%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8%e7%b5%84%e7%b9%94%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88/) まず、明確にOffice 365を利用するなら組織アカウントを使うようになるのは仕様です。そして、Azureの管理に関しては全て組織アカウントを使うようにするのが超おすすめです。 つまり、Office 365で使うアカウントで、Azureの管理も行えるようにするという事です。 さらに、自社で作成するアプリケーションも、その他のSaaSも全て同じアカウントでの利用をお勧めします。これは以下で述べたことと同じです。 - [クラウド時代のマイクロソフト系インフラ管理者はまず](http://cloud.ebisuda.net/%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%89%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e7%b3%bb%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%a9%e7%ae%a1%e7%90%86%e8%80%85/)[Azure Active Directory](http://cloud.ebisuda.net/%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%89%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e7%b3%bb%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%a9%e7%ae%a1%e7%90%86%e8%80%85/)[を理解し活用しましょう](http://cloud.ebisuda.net/%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a6%e3%83%89%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e7%b3%bb%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%a9%e7%ae%a1%e7%90%86%e8%80%85/) ここまではいいのですが、Windows 10にログインするときのアカウントをどうするかはちょっと私でも思案します。 選択肢としては大きく以下があります。 - ローカルアカウント - Active Directory のドメインアカウント - 個人アカウント(マイクロソフトアカウント) - 組織アカウント 自宅で使う個人のPCなら3で良いでしょう。1は特に使わなくていいと思います。 企業で使うPCの場合、多いのはそもそも今まで2で運用していたのでそのまま2というケースが圧倒的に多いと思います。これはこれで現実的ですし、Active Directory のアカウントとAzure Active Directory のアカウントを同期し、スムーズに認証連携させる方法も複数あるので問題ありません。 むしろ現実的にオンプレミスに既存のAD統合認証で利用するさまざまなシステムがあればこうならざるを得ません。 そして、これから新規に環境を整えていく段階の組織であれば4を選択してフルクラウドの環境にしてしまうことをお勧めしますし、それが現実的に可能な状況になっています。 ここまではいいのですが、2にすべきか、4にすべきか微妙な状況の組織が多くあります。4に振り切ってしまおうとして色々と困るケースも考えられますし、2で構成したときの無駄やオーバーヘッドも無視できません。 折衷案的なAzure Active Directory Domain Servicesはかなり良い解決策に思えますが、Azureまでのセットワーク接続を安定的に確保するコストが組織に見合うかどうか…。 と、なかなか難しい話題です。 決定にはよくその組織を理解して今後の方向性も含めての決定が必要だよなと思います。曖昧な回答でごめんなさい。 なお、自分に全部決定権があるならもちろん4を選びます。迷わないです。

October 5, 2018 · 1 min · 胡田昌彦

個人アカウントと組織アカウント

マイクロソフトのクラウドサービスを利用しようとしたり、クラウドプラットフォーム上でIDを作成、管理しようとしたり、Windows 10をセットアップしようとしたときにまず1番最初に混乱するのが「個人アカウント」と「組織アカウント」の違いだと思います。両方の種類のIDが使えるサービス、片方のIDしか使えないサービス、両方のIDが使えるんだけど、実は領域が別れているサービスなど、多種多様な状況です。私自身かなり長期間に渡って苦しめられてきたというのが正直な所です。 少々技術的に細かい話にもなってしまいますが、しっかりと説明してみたいと思います。 なお、私個人のおすすめは「使える所は全て組織アカウントで統一する」です。 (2021/09/29追記)動画で改めて解説しました YouTube の動画にて改めてこのテーマをまた別の角度から解説しました。ブログ記事と合わせてご覧ください。 https://youtu.be/s1Rm7M2tMAg (2021/09/19追記)Windows 11, Windows 10の両方をカバーし、さらに管理者側の話にも踏み込んだYouTube動画を作成しました本エントリは解説の角度が違いますので、両方見ていただくとより理解が深まります。是非動画も本エントリも両方ご覧いただければと思います。 https://youtu.be/zC5n5S6wfH8 **(2019/06/30追記)**Windows 10の初期セットアップで「個人用に設定」「組織用に設定」のどちらを選択したらいいのか?このページから「Windows 10の初期セットアップで「個人用に設定」「組織用に設定」のどちらを選択したらいいのか?」という質問があまりにも大量に寄せられるので、Windows 10の初期セットアップに特化した解説動画を作成しました。 Windows 10の初期セットアップにお困りの方は下記動画をご覧いただければと思います。 ※動画を見ていただければ初期セットアップは完了できると思います。あとでこのエントリの残りの文章も読んでいただけるとより深く理解いただけると思います。 (2020/02/19追記)Windows 10再インストール手順このページを見たから「『個人用に設定』と『組織用に設定』を間違って設定してしまったがあとから変更できますか?」という質問を数十回単位で質問頂いています。色々とやり方はあるのですが、基本的に「データをすべてクラウドに置いておいた上でWindows 10を再インストールしてしまう」という方法が非常におすすめです。その方法を動画で解説しましたので、是非御覧ください。 歴史的経緯まず最初にこの話には歴史的経緯があるのだということを認識しておくのがおすすめです。そして、特に「Azure」関連で度々の仕様変更があり、それが複雑さに拍車をかけています。具体的には当初、「個人アカウント」でしかAzureの管理ができない時代がありました。 ですが、その後、Office 365の普及=Azure ADの普及=「組織アカウント」の普及に伴って、Azureの管理がどんどん「個人アカウント」ではなく、「組織アカウント」で行うべきものに変化してきました。 この影響を受けて個人アカウントと組織アカウントの混在や、役割の変化、ドキュメントによって言っていることが違う…等の混乱を生むことになった…というのが私の理解です。 ですので、過去のドキュメントを見る時にはこのあたりも注意してもらうのが良いと思います。 注意:このあたり人によっては全く違う見解、意見を持っているかとは思います。石を投げないで下さい。 個人アカウント=マイクロソフトアカウント 組織アカウント=Azure Active Directoryのアカウント=Office 365のアカウントまず一番最初に理解すべきことは、個人アカウントが「マイクロソフトアカウント」であり、組織アカウントは「Azure Active Directoryのアカウント(=Office 365のアカウント)」であるということです。それぞれは「誰が管理者なのか」という点で明確に大きな違いがあります。 「個人アカウント=マイクロソフトアカウント」は個人が勝手に作成できるマイクロソフトアカウントは以下のURLから作成できるアカウントです。 - [https://signup.live.com/](https://signup.live.com/) 無料で作成できるにもかかわらずメールアドレスを取得し、outllok.comでメールの送受信をおこなったり、OneDriveでオンラインストレージを保有し、PCとも同期ができてしまうような非常にお得なアカウントです。 新規にxxx@outlook.com, xxx@outlook.jp, xxx@hotmail.com等のメールアドレスを取得してアカウントを作成することも、すでに自分が利用しているメールアドレスをつかってアカウントを作成することもできます。 マイクロソフトアカウントはWindows 10とも統合されており、マイクロソフトアカウントでWindows 10にログインすることもできます。他にも様々なマイクロソフトのクラウドサービスにて使用することができるアカウントになります。 無料で作成できるアカウントにもかかわらずメールもオンラインストレージもついてくるなんて本当にいい時代になりましたね。(マイクロソフトアカウントに限らずの話ですが) このマイクロソフトアカウントの最大のポイントは**「個人が勝手に作成できる個人利用のためのアカウント」**という所です。単純にインターネット接続とブラウザだけあれば簡単にマイクロソフトアカウントが作成できます。誰かに承認を得る必要もなければ、組織でコンセンサスを取る必要もありません。作成したければいくらでも勝手に作成できます。 マイクロソフトアカウントはあくまでも個人が自分で作成したアカウントであるという位置づけです。ですから、マイクロソフトアカウントに登録してある情報を編集しようと思っても、それができるのはあくまでも本人だけです。だれか管理者に頼んでパスワードをリセットしてもらったり、メールアドレスを追加してもらったり…というようなことは発生しませんし、他の人にはできません。 ※組織の管理者によって従業員ひとりひとりのマイクロソフトアカウントを作成して配布する…というような運用をされているところがあってもおかしくありません。ですが、このような運用は本来意図されているものではなく、やめたほうが良いでしょう。(規約をよく読むと禁止されている事かもしれません。) 「組織アカウント=Azure Active Directoryのアカウント=Office 365のアカウント」は管理者が作成する組織アカウントは別の呼び方としては「学校および職場のアカウント」と呼ばれます。つまり学校や職場等の組織において作成、利用されるアカウントです。このアカウントは組織的に作成、利用されますので、勝手に個人が作成することはできません。きちんと管理者がネーミングルールや各種セキュリティポリシーを設定しつつ、入学、入社等のタイミングで作成し、利用者に払い出す形となるのが通常です。 これはまさに、オンプレミス時代のActive Directoryのアカウントを想像してもらえれば良いと思います。ドメインの管理者が全体に対して権限を持ち、管理をしていました。それのクラウド時代のクラウド上のアカウントの呼び方が「組織アカウント」なのです。 この「組織アカウント」は実体としてはAzure Active Directory上のアカウントになります。 あえてそういう呼び方はしませんが、オンプレミスのActive Directory上のユーザーアカウントも分類するなら個人アカウントではなく、組織アカウントと考えられますね。 こちらも最大のポイントは「管理者が作成、管理するものであり、個人では勝手に作成できない組織のためのアカウント」という所です。 Windows 10も進化が進み、新しいバージョンでは直接組織アカウントを使ってWindows 10にログインすることができるようになっています。 組織アカウントはマイクロソフトのクラウドサービスを組織で利用する時に必要となる組織アカウントはマイクロソフトのクラウドサービスを組織で利用する時に必要となります。実はマイクロソフトのクラウドサービスの出始めのころは「組織アカウント」という呼び方も「Azure Active Directory」もほぼ説明されていませんでした。 Office 365の前身のBPOSというクラウドサービスのときには単にBPOSに対してIDを作成する、IDを同期するという概念だったと記憶しています。(※昔のことなので記憶違いかもしれません。) ...

April 26, 2018 · 2 min · 胡田昌彦