かなり良くなってる!M365 CopilotがGPT-5ベースで動作するように!

かなり良くなってる!M365 CopilotがGPT-5ベースで動作するように! この記事の内容 2025年8月8日より、M365 CopilotにOpenAIの最新モデル「GPT-5」が搭載されました これまでのM365 Copilotは旧世代モデルを使用しており、使い勝手に課題がありました 個人契約のChatGPTとM365 Copilotに同じクエリを投げて回答を比較しています 最新ニュースの引用や社会的背景の説明など、回答品質が大幅に向上しています カレンダー連携など業務利用においても正確な回答が得られるようになりました GPT-5がM365 Copilotに搭載 2025年8月8日(日本時間では9日頃)、Microsoft 365 Copilot(M365 Copilot)にOpenAIの最新モデルである「GPT-5」が搭載され、世界中のユーザーが利用できるようになりました。 これまでのM365 Copilotは、やや旧世代のモデルを使用しているという印象があり、正直なところあまり使い勝手が良いとは言えませんでした。しかしGPT-5の搭載によって、その評価が大きく変わりそうな状況になってきました。 GPT-5にはクエリの内容に応じて内部で動作モデルを最適化する仕組みがあります。無料ユーザーにも解放されており、リソース消費も効率的との情報もあることから、最新機能をリーズナブルに利用できる点が注目されています。GPT-4系のモデルよりも5の方が実態として使いやすい場面も多く、今回のアップデートは理にかなった判断と言えそうです。 ChatGPTとM365 Copilotを同じクエリで比較 実際にどの程度変化があったのかを確かめるため、個人契約のChatGPTとM365 Copilotに同じクエリを投げて比較してみました。今回のテーマは、話題となっていた「マクドナルドのハッピーセット ポケモンカードキャンペーン」です。 M365 Copilotの回答 M365 Copilotは、このキャンペーンが子ども向けの企画である一方、大人が転売目的で購入するケースが問題となっている点を指摘しました。キャンペーンの概要、社会的な反響、課題についてニュースソースを引用しながら丁寧に解説してくれました。 ChatGPTの回答 ChatGPTは、キャンペーンの概要や内容、購入制限事項をまとめつつ、盛り上がりや混乱があった点についても説明しました。最新ニュースを引用しながら、問題点についても触れた構成となっていました。 比較の結論 両者ともにニュースソースを引用し、社会的な視点や課題までカバーした回答を返してくれました。回答のトーンに若干の違いはありましたが、これはプロンプトの違いによるものと考えられます。どちらも十分に実用的な内容であり、M365 CopilotがChatGPTと同水準の回答品質を持つようになってきたと感じました。 カレンダー連携もスムーズに動作 業務利用の観点から、M365 Copilotに「今日の予定を教えてください」と尋ねてみたところ、登録されている6件のミーティングを正確に返答してくれました。 初期バージョンではこの程度のシンプルな質問にも満足な対応ができなかったことを考えると、大きな進化と言えます。Microsoft 365のデータ(カレンダー、メール、Teams等)と連携した業務活用が、ようやく現実的な選択肢になってきました。 まとめ M365 CopilotへのGPT-5搭載により、これまで厳しい評価をしていた同サービスの印象が大きく変わりました。今回の主なポイントを整理します。 M365 CopilotにGPT-5が搭載され、世界中で利用可能になった 最新ニュースや社会的背景を含む、質の高い回答が得られるようになった ChatGPTと同じクエリを投げて比較しても、実用的な水準に達している カレンダーなどMicrosoft 365データとの連携も正確に機能する 今後の業務活用に大いに期待できる状況になってきた GPT-5ベースになったことで、M365 Copilotはようやく本領を発揮し始めた印象です。引き続き様々な業務シーンで使い込んでいきたいと思います。

August 13, 2025 · 1 min · 胡田昌彦

M365 CopilotはWave2で超パワーアップ!管理者向け機能も強化!

M365 CopilotはWave2で超パワーアップ!管理者向け機能も強化! この記事の内容 Microsoftが「M365 Copilot Wave 2 Spring」を発表し、大規模なアップデートが予定されています 組織内データを文脈に応じて活用し、インタラクティブなグラフを自動生成できるようになります 新機能「Copilot Notebook」とエージェントストアにより、人とAIエージェントの協業が進化します 企業ブランドに沿ったデザインアセットをAIが自動生成するクリエイティブ機能が強化されます IT管理者向けの「Copilot Control System」でデータ保護・利用管理・ROI測定が可能になります Wave 2 Springとは MicrosoftはM365 Copilotの次期大型アップデート「Wave 2 Spring」を発表しました。AIを活用した新しい検索機能、クリエイティブデザイン支援、そして「Copilot Notebook」や「エージェントストア」といった新機能が盛り込まれており、M365 Copilotは人とエージェントのコラボレーションを促進するプラットフォームとして大きく進化します。 今回のアップデートの各機能は、特に断りのない限り2025年5月下旬から順次ユーザーへ展開される予定です。これまでM365 Copilotに物足りなさを感じていたユーザーにとっても、注目の内容となっています。 AIによる組織データの活用とグラフ自動生成 今回のアップデートで特に注目すべきは、AIが組織内のデータを理解し活用する能力が大幅に向上した点です。 例えば、チャットで以下のような自然な言葉で指示を出すだけで、AIがグラフを自動生成します。 3 モ 月 ジ 1 ュ 日 ー 以 ル 降 ご の と デ に ザ 色 イ 分 ン け タ し ス た ク 棒 の グ 達 ラ 成 フ 率 で を 表 週 示 ご し と て に く 集 だ 計 さ し い 、 。 一般的なAIサービスに同じ指示を出しても、元データがないためグラフは作成できません。しかしM365 Copilotは、ユーザーの所属チームや扱っているデータ(Word、PowerPoint、会議の議事録など)を把握しています。そのため、チームメンバーに依頼するような感覚で指示を出すだけで、組織内データを基にしたインタラクティブなグラフを瞬時に作成できます。 ...

April 27, 2025 · 1 min · 胡田昌彦

M365 Researcherエージェントに超期待!1週間あたり1日分の仕事が減った!?

M365 Researcherエージェントに超期待!1週間あたり1日分の仕事が減った!? この記事の内容 Microsoft 365 Copilotに「リサーチャーエージェント」が登場予定で、社内データを対象にしたディープリサーチが可能になります 計画立案→反復調査→統合というプロセスで質の高いレポートを自動生成します 基本的なCopilotチャットと比較して正確性88.5%・完全性70.4%・有用性22.2%の向上が確認されています 評価に参加した社員は1週間あたり6〜8時間(約1日分)の作業時間削減を実現しました 将来的にはカスタムエージェントの組み込みにも対応し、企業ごとのニーズに合わせた活用が可能になります リサーチャーエージェントとは 各種サービスでおなじみの「ディープリサーチ」機能をご存じでしょうか。複数のWebサイトを調べ回り、時間をかけて丁寧に調査したレポートを返してくれる、あの機能です。すでに活用されている方も多いと思います。 リサーチャーエージェントは、そのディープリサーチの企業データ版と言えるものです。Webを検索しても絶対に見つからない、会社の中にしか存在しないデータ——ドキュメント、メール、カレンダー、メッセージなど——を対象に深く調査し、包括的なレポートを生成してくれます。Microsoft 365 Copilotにこの機能が加わることで、多くの企業にとってゲームチェンジャーとなる可能性があります。 どのように機能するのか リサーチャーエージェントは、単に情報を検索するだけではありません。明確なプロセスに沿って動作します。 ステップ1:計画立案とタスク分割 まず、ユーザーの要求から何を明確にすべきかを探り、調査全体の計画を立て、複数のサブタスクへと分割します。 ステップ2:反復的な調査サイクル 各サブタスクに対して、「推論 → 取得 → レビュー」というサイクルを繰り返します。社内ドキュメント、メール、連携システムのデータなど多様な情報源からデータを取得し、その内容をレビューしたうえで次に何をすべきかを推論する——このプロセスを何度も実行します。 ステップ3:調査の統合とレポート生成 これ以上調査しても新たな情報やインサイトが得られないとエージェントが判断した時点でサイクルを終了します。各サブタスクの調査結果を収集・統合し、最終的なレポートとしてユーザーに提示します。 高度な技術が支える調査能力 リサーチャーエージェントの高い性能は、いくつかの先進的な技術によって支えられています。 調査特化のAIモデル 調査に特化してトレーニングされたOpenAIの最新モデル(GPT-4oベース)を活用しており、高いスコアを記録しています。 企業データへの最適化 Web検索とはデータの分布が異なる企業データ向けに最適化されています。より深い洞察を得るために、反復調査の回数をWeb検索より30〜50%多く実行するよう調整されています。 Graph APIコネクターによる外部連携 Microsoft 365内のデータだけでなく、Graph APIコネクターを介してSalesforceやServiceNowといった外部システムとも連携できます。組織全体の情報を横断的に取得することが可能です。 エンタープライズナレッジグラフの理解 誰が誰とよく仕事をしているか、といった組織内の人間関係や構造(エンタープライズナレッジグラフ)も理解しており、調査の精度を高めています。 具体的な活用シーン 社内固有の文脈を理解する このエージェントは、企業固有の文脈を深く理解します。たとえばユーザーが「オリンパスについて詳しく知りたい」と依頼した場合、それが社内のAIプロジェクト名であることを即座に認識し、次のような的確な質問を返すことができます。 「基礎研究の側面に焦点を当てますか?それとも製品への統合の詳細について報告しますか?」 他のエージェントとの連携 「来週の顧客との会議の準備を手伝って」という曖昧な依頼に対しても、以下のような賢い動きが可能です。 カレンダーから会議の相手を特定する セールスエージェントと連携してCRMから最新の取引情報を取得する 取得した情報をレポートにまとめて提示する 生産性向上の実績数字 Microsoftが実施した評価では、リサーチャーエージェントは目覚ましい成果を上げています。 指標 向上率 正確性 +88.5% 完全性 +70.4% 有用性 +22.2% いずれも基本的なCopilotチャットとの比較です。 さらに、22名のプロダクトマネージャーと12名のアカウントマネージャーによる評価では、1週間あたり6〜8時間、実質的に約1日分の作業時間が削減されたという結果が出ています。 参加者からは次のような声も上がっています。 「自分が確認できなかった会議の文字起こしや共有ファイルまで検索してくれるため、非常に信頼できる」 セキュリティと権限管理 リサーチャーエージェントはセキュリティと権限管理も重視しています。ユーザーは自分がアクセス権を持つ情報しか閲覧できない仕組みになっているため、安心して利用できます。 将来の展望:カスタマイズ性 リサーチャーエージェントはクラウドサービスとして継続的に進化していく予定です。将来的には、エンドユーザーや管理者が独自のエージェントを組み込んでリサーチャーをカスタマイズできるようになります。 たとえば法律事務所が、特定の弁論準備書面のフォーマットでデータを出力するカスタムエージェントを作成するといった、企業ごとのニーズに合わせた活用が可能になります。 ...

April 19, 2025 · 1 min · 胡田昌彦