Exchange Server 2013用のJetstress 2013が公開されています

Load Generatorと並んでExchange Serverのパフォーマンステスト時にお世話になる定番ツールのJetstressのExchange Server 2013用が公開されています。 - [Download Jetstress 2013 from Official Microsoft Download Center](http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36849) Load Generatorはクライアントの動きをシミュレートして結果的にCAS経由で負荷をかけるのに対して、Jetstressはデータベース(ESE、別名Jet)に対して直接負荷をかけることができるツールです。 パフォーマンステスト時にはLoad GeneratorおよびJetstressで負荷をかけつつ、パフォーマンスカウンターを取得しておき、それぞれのツールの結果レポートと合わせてパフォーマンスカウンターの値からシステムを評価します。結局パフォーマンスカウンタの意味や、システムとしての特性を理解しておかないと数値の判断が下せないので、このあたりはかなり経験や知識が必要になってきます。 さらに、パフォーマンステストは本番環境に実施することが推奨されていないため、テスト用に環境を組み、そこでストレスをかけて評価し、それを持って本番環境の構成の妥当性を証明する…あるいは必要があれば構成を変更するという形になる……のですが、実際にはレポートの値が変だったり、きちんと負荷がかけられなかったりで色々と苦労することになります。この辺りはかなり現場での実践的なノウハウ(あるいはバッドノウハウ)になってくるのであまり細かいことは書けないのですが「ツールがあるからそれを実行すればいいんだな。ふむふむ。」と思っていると痛い目をみることは間違いないでしょう…。 とはいえ、新バージョン。すんなりと動作して、きちんとパフォーマンス測定ができるといいなぁと期待します。期待はずれになりませんように…。

April 5, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

Exchange Server 2010(SP1)は規定の設定のままでは高負荷時にメール配送遅延が発生します。

今回はExchange Server 2010の高負荷時の挙動についてです。特にシステム導入前にLoadGeneratorで実際にパフォーマンス試験を行うような場合に規定値のままでは問題が発生してしまいますので注意してください。 規定値から設定変更すべき項目 現時点(2012/03/05)ではExchange Server 2010 SP1導入時にはSet-TransportServerコマンド及びEdgeTransport.exe.configの値を変更すべきです。規定値のままで動作させた際に、制限値に到達し、問題が発生するケースが多数報告されています。具体的な設定変更すべき項目等をここに書きたいのですが、残念ながら業務上得た知識なので、公開されているもの以外はここに書けません。(他の皆さんはどうされているのでしょうかね・・・) ネット上に情報があるものとしては以下のものが確認できました。 - [Exchange 2010 SP1 Store Driver throttling | Thoughtsofanidlemind's Blog](http://thoughtsofanidlemind.wordpress.com/2010/12/07/exchange-2010-sp1-store-driver-throttling/) The new keys and their values are: - [メッセージ調整について](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb232205.aspx) Set-TransportServer MaxConcurrentMailboxDeliveries このパラメーターには、メッセージをメールボックスに配信するためにハブ トランスポート サーバーが同時に開くことができる配信スレッドの最大数を指定します。ハブ トランスポート サーバーのストア ドライバーは、メールボックス サーバーへのメッセージの配信とメールボックス サーバーからのメッセージの受け付けを行います。この制限は、Exchange 組織内のすべてのメールボックスへのメッセージの配信に適用されます。MaxConcurrentMailboxDeliveries パラメーターの既定値は 20 です。 Set-TransportServer MaxConcurrentMailboxSubmissions このパラメーターには、メールボックスからメッセージを受け付けるためにハブ トランスポート サーバーが同時に開くことができる配信スレッドの最大数を指定します。ハブ トランスポート サーバーのストア ドライバーは、メールボックス サーバーへのメッセージの配信とメールボックス サーバーからのメッセージの受け付けを行います。この制限は、Exchange 組織内のすべてのメールボックスからの新しいメッセージの受け付けに適用されます。MaxConcurrentMailboxSubmissions パラメーターの既定値は 20 です。 Set-TransportServer MaxConnectionRatePerMinute このパラメーターには、ハブ トランスポート サーバーまたはエッジ トランスポート サーバーに対して開くことができる新しい受信接続の最大数を指定します。これらの接続は、サーバーに存在する任意の受信コネクタに対して開かれます。MaxConnectionRatePerMinute パラメーターの既定値は 1 分あたり 1200 接続です。 ...

December 9, 2012 · 1 min · 胡田昌彦

Exchange Server 2010(SP1)は規定の設定のままでは高負荷時にメール配送遅延が発生します。

今回はExchange Server 2010の高負荷時の挙動についてです。特にシステム導入前にLoadGeneratorで実際にパフォーマンス試験を行うような場合に規定値のままでは問題が発生してしまいますので注意してください。 規定値から設定変更すべき項目 現時点(2012/03/05)ではExchange Server 2010 SP1導入時にはSet-TransportServerコマンド及びEdgeTransport.exe.configの値を変更すべきです。規定値のままで動作させた際に、制限値に到達し、問題が発生するケースが多数報告されています。具体的な設定変更すべき項目等をここに書きたいのですが、残念ながら業務上得た知識なので、公開されているもの以外はここに書けません。(他の皆さんはどうされているのでしょうかね・・・) ネット上に情報があるものとしては以下のものが確認できました。 - [Exchange 2010 SP1 Store Driver throttling | Thoughtsofanidlemind's Blog](http://thoughtsofanidlemind.wordpress.com/2010/12/07/exchange-2010-sp1-store-driver-throttling/) The new keys and their values are: - [メッセージ調整について](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb232205.aspx) Set-TransportServer MaxConcurrentMailboxDeliveries このパラメーターには、メッセージをメールボックスに配信するためにハブ トランスポート サーバーが同時に開くことができる配信スレッドの最大数を指定します。ハブ トランスポート サーバーのストア ドライバーは、メールボックス サーバーへのメッセージの配信とメールボックス サーバーからのメッセージの受け付けを行います。この制限は、Exchange 組織内のすべてのメールボックスへのメッセージの配信に適用されます。MaxConcurrentMailboxDeliveries パラメーターの既定値は 20 です。 Set-TransportServer MaxConcurrentMailboxSubmissions このパラメーターには、メールボックスからメッセージを受け付けるためにハブ トランスポート サーバーが同時に開くことができる配信スレッドの最大数を指定します。ハブ トランスポート サーバーのストア ドライバーは、メールボックス サーバーへのメッセージの配信とメールボックス サーバーからのメッセージの受け付けを行います。この制限は、Exchange 組織内のすべてのメールボックスからの新しいメッセージの受け付けに適用されます。MaxConcurrentMailboxSubmissions パラメーターの既定値は 20 です。 Set-TransportServer MaxConnectionRatePerMinute このパラメーターには、ハブ トランスポート サーバーまたはエッジ トランスポート サーバーに対して開くことができる新しい受信接続の最大数を指定します。これらの接続は、サーバーに存在する任意の受信コネクタに対して開かれます。MaxConnectionRatePerMinute パラメーターの既定値は 1 分あたり 1200 接続です。 ...

March 6, 2012 · 1 min · 胡田昌彦