AKSクラスタとデモアプリケーションがAzureにどのように展開されたのか確認 / AKSの基礎を理解するシリーズ Part. 5
この記事の内容 AKSクラスターを展開すると、Azureのバックエンドにどのようなリソースが自動作成されるかを解説します 仮想ネットワーク、サブネット、Virtual Machine Scale Set(VMSS)の構成を確認します ロードバランサーとパブリックIPアドレスを介した外部アクセスの仕組みを解説します NSG(ネットワークセキュリティグループ)とルートテーブルの役割を確認します AzureポータルでAKSのインフラストラクチャリソースグループを実際に見ながら理解を深めます AKSクラスター展開時のAzureリソース全体像 AKSクラスターをデプロイすると、Azureのバックエンド側にさまざまなリソースが自動的に作成されます。展開された構成を確認する前に、まずAzure基盤側でどのようなサービスが作られているかを見ていきましょう。 全体の構成は以下のようになっています。 Azureの仮想ネットワークが作成されます その中にサブネットが作られます AKSはクラスターのためスケールアウトできるように、**Virtual Machine Scale Set(VMSS)**が作成されます。ノード数は設定に応じて増減します VMSSのインスタンスがサブネットに接続されます 外部からアプリケーションにアクセスできるようにロードバランサーとパブリックIPアドレスが作成されます 通信を制御するためにNSG(ネットワークセキュリティグループ)とルートテーブルがサブネットに紐付けられます インフラストラクチャリソースグループの確認 AzureポータルでAKSのサービス(Kubernetesサービス)を開き、プロパティを見てみると「インフラストラクチャリソースグループ」という項目があります。 このリソースグループが、AKSクラスターを実際に動かしているAzureのサービス群が格納されている場所です。中には以下のようなリソースが含まれています。 Virtual Machine Scale Set(VMSS) 仮想ネットワーク NSG・ルートテーブル マネージドID パブリックIPアドレス ロードバランサー これらすべてが連携して、AKSクラスターを動作させています。 仮想ネットワークとサブネットの構成 仮想ネットワークのアドレス空間は以下のように設定されています。 仮 サ 想 ブ ネ ネ ッ ッ ト ト ワ ( ー A ク K : S 1 s 0 u . b 2 n 2 e 4 t . ) 0 : . 0 1 / 0 1 . 2 2 2 4 . 0 . 0 / 1 6 サブネットの「接続デバイス」を確認すると、VMSSのインスタンスが2台接続されていることが確認できます。 ...