現在の収益額含めてMicrosoft系エンタープライズIT中心チャンネルがどんな感じなのか記録。2025年末。チャンネル登録者数約1万人

Microsoft系エンタープライズITチャンネルの現状レポート(2025年末) この記事の内容 チャンネル登録者数1万人を超えたMicrosoft系エンタープライズIT専門チャンネルの2025年末時点での現状を記録しています 視聴回数・収益・メンバーシップの具体的な数字を公開しています 年間を通じて人気だったコンテンツのジャンルや傾向を紹介しています IT系YouTubeチャンネル運営のリアルな収益感について解説しています 7年間の継続的な情報発信を振り返り、今後の方向性についても触れています はじめに 2025年12月30日、1年の締めくくりとして、筆者が運営するMicrosoft系エンタープライズIT専門のYouTubeチャンネルの現状を記録しておきたいと思います。チャンネル登録者数が1万人を超えたこの節目のタイミングで、収益も含めてリアルな数字をお伝えします。 現在のチャンネル概要 2025年12月30日時点でのチャンネルの主要指標は以下の通りです。 チャンネル登録者数:10,193人 直近48時間の視聴回数:約1,292回 過去28日間の収益:43,797円 今年は念願の登録者数1万人を達成しました。視聴回数はやや減少傾向にあるものの、収益自体は少し上昇しており、全体的には安定した推移となっています。 年間の視聴傾向と人気コンテンツ 過去365日間のデータを振り返ると、視聴回数は緩やかな上昇の後、少し落ち着いた印象です。年間の総収益は約50万円ほどで、IT系チャンネルとしては堅実な数字といえます。 年間で特に視聴された動画 Stable Diffusion UIをCPUで動かす方法(約2万回再生) Windows 11のローカルアカウントセットアップ回避策(2025年投稿・今年の新規動画の中で最も再生) 傾向として、「初心者向け」「トラブル解決」「資格試験関連」といった実務的なテーマが安定して伸びています。一方で、専門的な内容やメンバーシップ限定動画は再生数が少なめで、ニッチな層向けという印象です。 最近の投稿と再生傾向 最近の動画の再生数は、以下のようなレンジで推移しています。 コンテンツの種類 再生数のめやす 通常動画 200〜1,200回程度 人気動画 2,500回前後 メンバーシップ限定動画 10〜20回程度 メンバーシップ限定コンテンツは視聴回数が少ないものの、投稿頻度は高く、チャンネルとしての活動量は維持できています。また、登録者数1万人達成記念として行った1〜2時間の長尺トーク動画もありましたが、長い動画は視聴維持率が課題となります。 収益の内訳と推移 全期間での推定総収益は約100万円です。主な収益源は以下の通りです。 資格試験関連動画(Active Directoryなど) ネットワーク構築系動画(OENAI関連など) Windows設定・ライセンス認証関連動画 広告収益だけでなく、メンバーシップからの収益も一定の割合を占めています。 メンバーシップの現状 メンバーシップの状況は以下の通りです。 メンバー数:約160人 月間収益(過去30日間):32,135円 プラン構成: 限定コンテンツアクセス可能(月1回質問可) DM無制限質問可プラン(2名) メンバー数は一時的に減少しています。これは、無料体験キャンペーン期間中に新規加入が減った影響と考えられます。 IT系YouTubeチャンネル運営のリアル このチャンネルは「Microsoft系エンタープライズIT」に焦点を当てており、この領域で情報発信を行っているチャンネルはまだ多くありません。全期間で約100万円という収益を「夢がある」と見るか「現実的」と見るかは人それぞれでしょう。 ただし、YouTubeだけで稼ぐのは難しく、広告やメンバーシップ収入に依存するよりも、「自分の専門分野の発信を通じて仕事や案件に繋げる」 という形の方が、長期的には有効だと感じています。 まとめ チャンネル開設から約7年、継続的に投稿してきた結果、トータル収益は約100万円となりました。数字だけ見れば決して高収入ではありませんが、Microsoft系エンタープライズITという専門分野の知識を発信し続けることで、自身の専門性がより明確になったと実感しています。 この記録が、「IT系で情報発信を始めたい」「副業としてYouTubeをやってみたい」と考えている方の参考になれば幸いです。2025年も多くの方に支えられ、ここまで続けてこられました。

December 30, 2025 · 1 min · 胡田昌彦

【雑談回】2021年ありがとうございました!

【雑談回】2021年ありがとうございました! この記事の内容 2021年末の活動報告と近況について チャンネル登録者数の推移と今後の展望 一対一での指導からYouTubeという発信スタイルへの考え方の変化 2022年2月以降に予定しているコンテンツ計画 Azure Active Directory認証・認可まわりの基礎解説動画の構想 2021年もお世話になりました 皆さんこんにちは、ミサです。久しぶりの投稿となってしまいました。のどの調子が少し悪く、のど飴をなめながら話しておりますがご了承ください。 2021年もいよいよ終わりを迎えますね。皆さんはもうお休みに入られましたでしょうか。筆者もすでに会社の仕事は年末休暇に入っていて、個人的にやっていることがいろいろあり、休みの間もかなり働いている状態が続いています。 そのため、YouTubeの更新が滞ってしまっていました。個人的に進めている取り組みは、もう少ししたら公開できるようになると思いますので、その際にまたお伝えしようと思います。 チャンネルの現状 チャンネル登録者数は現在1,468名ほどになっています。まだまだ少ない数ではありますが、それでも毎月80〜100名ほどずつ右肩上がりで増え続けていますので、見てくださっている方には本当に感謝しています。 投稿が止まるとチャンネルがアクティブでないと判定されてしまい、伸びに影響が出るというデータもあるのはわかっています。そのため、今回は年末のご挨拶も兼ねて、久しぶりに動画を投稿することにしました。 一対一の指導からYouTubeへ——考え方の変化 ここ最近、一対一で人に何かを教えるというスタイルに対して、少し疑問を感じるようになってきました。これは現在の状況もあって感じていることで、かなりの勘違いかもしれないとは思っているのですが。 これまで個別に教えてきた人が会社を辞めてしまったり、チームを作り上げても解散してしまったりということを、2回・3回・4回と繰り返してきました。年単位の時間をかけて取り組んできたものがうまくいかなかった経験が積み重なって、アプローチを変えなければならないと感じてきています。 そこで、YouTubeのような場所で広く多くの人に発信していくほうが、マクロな視点で見たときに効果的なのではないかと考えるようになってきました。一度作った動画は何度再生されても同じ内容を届けられます。どの動画が必要な人に届くかというレコメンデーションはYouTubeやGoogleが担ってくれますので、自分はとにかく持っているものをアウトプットし続けることに集中すればいい、という気持ちになってきています。 2022年2月からのコンテンツ計画 2022年の1月はまだ忙しい状況が続きますが、2月からはまたアクティブに撮影・編集・投稿のサイクルを回していけるようになる予定です。しばらくお待ちいただければ幸いです。 2月以降に予定しているコンテンツとしては、現在進めているシリーズの続きとして、インフラ構築の流れを追った内容を計画しています。具体的には以下のような内容です。 インフラから入ってWebサーバーを作る Active Directory(AD DS)環境の構築 Microsoft 365の典型的な環境を作る Azure上でシンプルな環境を構築してみる これらを一本の軸として、長期的に取り組んでいこうと思っています。 Azure Active Directory・認証認可まわりの基礎解説も予定 また、基礎が重要だと改めて感じているところもあり、Azure Active Directory(Azure AD)まわりの解説動画も作っておきたいと考えています。 具体的には以下のようなテーマを想定しています。 Azure ADのトークン取得の仕組み 認証・認可まわりの基礎(トークン、クレームなど) クレームを使ったプログラムの動作判断 Web APIの呼び出しとAzure ADによる認証 こうした認証・認可まわりの基礎的な内容を、まとめて解説する動画を作っておきたいという気持ちがあります。 今後のコンテンツ方針 コンテンツの方向性としては、以下の3軸で考えています。 インフラ・環境構築の継続シリーズ(メインの軸) Azure AD・認証認可まわりの基礎解説 旬のネタのつまみ食い(Windows 11のような話題性のある内容) リクエストをいただいた場合には、そちらも取り上げていきたいと思っています。 なお、チャンネル登録者数がゆるやかながらも右肩上がりで推移しており、このペースが続けば、向こう5〜10年でそれなりの規模になってもおかしくないと考えています。英語での発信についても検討しているところですが、難易度が高いこともあり、もう少し考えどころです。 まとめ 2021年はYouTubeの更新頻度が下がってしまいましたが、個人的な活動や勉強に時間を使っていた期間でもありました。一対一での指導からYouTubeでの広範な発信へと考え方がシフトしてきたことも、今年の大きな変化のひとつです。 2022年の2月からは、インフラ構築シリーズやAzure AD・認証認可まわりの基礎解説動画など、継続的に役立つコンテンツを投稿していく予定です。これまで見てくださった方、チャンネル登録してくださっている方、本当にありがとうございました。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

December 30, 2021 · 1 min · 胡田昌彦

#MicrosoftMVP アワードを(再)受賞しました!自分にとってのMicrosoft MVPを語ります。 #mvpbuzz #microsoft

Microsoft MVP アワードを8回受賞!自分にとってのMicrosoft MVPとは何か この記事の内容 Microsoft MVP アワードとは何か、その概要を紹介します 著者がMVPを目指したきっかけと、受賞までの苦労した道のりを振り返ります MVP受賞によって得られた3つの大きなメリットを詳しく解説します MVPを目指したい方へのアドバイスと、外部発信の重要性について触れます 継続的な活動を続けることの大切さについて語ります アワードの荷物が届きました 今回、Microsoft MVP アワードの荷物が海外から届きました。Microsoft Most Valuable Professional(MVP)アワードの受賞セットです。 箱の中には以下のものが入っていました。 賞状 シール ラペルピン(バッジのようなもの) アワードディスク このアワードディスクは、初回受賞時に台座となるディスクを受け取り、毎年リングを追加していくという仕組みになっています。今回で8回目の受賞となり、リングが8つ積み重なりました。SNSを見ていると、十数年にわたって受賞し続けている方もいらっしゃいます。 Microsoft MVP アワードとは Microsoft MVP アワードは、優れたコミュニティリーダーを表彰する制度です。MVPとは「自分の知識を熱意を持ってコミュニティと共有するテクノロジーの専門家」とされています。 重要なのは、必ずしも圧倒的な技術力がなければならないということではなく、情熱を持って自分の知識をコミュニティに広げ、周囲に伝えていく人が対象だという点です。 Microsoft は20年以上にわたり、コミュニティで活躍する方々への感謝を表すために毎年このアワードを贈り続けています。 MVP になるための活動例 勉強会の開催 ユーザーグループの運営 ブログでの情報発信 SNS(Twitter等)での情報発信 フォーラムへの回答 推薦について かつては自己推薦が可能でしたが、現在は自己推薦ができません。Microsoft社員またはMVPによる推薦状が必要になっています。この点はご注意ください。 MVPを目指したきっかけ 学生の頃にインターネットに触れ始め、様々なブログや情報を見ていた中で「この人はすごい」と思う人物にMVPホルダーが多かったことが、MVPを意識するきっかけとなりました。 社会人になってからも、様々なイベントやカンファレンスに参加する中で、技術的に深く・質の高いセッションを担当している方々が軒並みMVPであることに気づきました。「自分もそうなりたい」という思いが強くなっていきました。 何度も落ちた応募の歴史 かつて自己推薦が可能だった時代、何度も応募して落選を繰り返しました。3〜4回は応募したと記憶しています。落ちるたびに「もう少しブログを頑張って書こう」と活動を続け、書籍の出版も経験しました。その積み重ねの中で、ようやくMVPアワードを受賞することができました。 MVP受賞で得られた3つのメリット 1. 人とのつながり MVPになることで得られる最大の価値の一つが、同じ志を持つ仲間とのつながりです。 MVP同士のコミュニティ:同じ熱量を持つ人たちとのネットワークが深まります Microsoft製品開発チームとの交流:オンライン・オフラインを問わず、製品を実際に作っているエンジニアたちと直接対話できます グローバルなメーリングリスト:英語でのディスカッションの場があり、製品情報や他のMVPが直面している課題なども共有されます また、MVPはNDA(秘密保持契約)を締結することで、まだ公開されていない製品情報を事前に知ることができます。新機能が世の中に発表されたとき、すでに内容を把握している状態でコミュニティに情報を届けられるのはMVPならではの特権です。 さらに、年に一度開催される Microsoft MVP サミット にマイクロソフト本社(米国)へ招待されます。飛行機代は自己負担ですが、ホテルや食事はサポートしてもらえます。世界中のMVPと直接交流できるこの機会はとても貴重です。 2. 特典 詳細はMVP向けの情報サイトに記載されていますが、様々な特典があります。特に著者はAzureカテゴリのMVPとして、Azureを検証目的で自由に使えるクレジットを受け取っています。 個人でAzureを好き勝手に検証しようとすると費用がかかりすぎることが多く、企業でも用途やコストの制約で思うように試せないケースがあります。この特典のおかげで、新しいサービスが出たときに気兼ねなく試したり、自分の検証環境を保持したりすることができています。 3. 英語力の向上 MVPを目指して活動していた時期、並行して英語の習得にも力を入れていました。ただ勉強するだけでは使う機会がなく身につかないと感じていた著者にとって、MVPになって世界の人々とつながることが英語を使う明確な目的になりました。 MVP サミットではすべてのセッションが英語で行われます。質疑応答も英語です。当初は海外カンファレンスに参加しても何を言っているかわからず悔しい思いをしていましたが、MVPとして英語を日常的に使い続けることで、現在では以下の水準に達しています。 ...

September 5, 2021 · 1 min · 胡田昌彦

【チャンネル登録者数1000名突破記念】胡田のコンピューター遍歴

【チャンネル登録者数1000名突破記念】胡田のコンピューター遍歴 この記事の内容 YouTubeチャンネルが登録者数1000名を突破した記念として、チャンネルオーナーのコンピューター遍歴を紹介しています 幼少期のMSX2との出会いから始まり、高校・大学・社会人と各ステージでの印象的なエピソードを振り返っています Microsoft MVPを2014年から8年連続受賞しており、Windows・Azureを中心に技術情報を発信しています 田舎育ちで情報環境が乏しい中でも、独学と試行錯誤を重ねてコンピューター技術を習得してきた過程が語られています 子育て期間を経て、改めてYouTubeでの情報発信に挑戦している姿勢が伝わります チャンネル登録者数1000名突破に寄せて チャンネル登録者数が1000名に到達しました。本格的に動画投稿を始めてからしばらく時間がかかりましたが、ひとつの節目を迎えることができました。 勉強会などのイベントでは10名前後を相手に一生懸命話すことも珍しくない世界です。そうした感覚からすると、気軽にボタンひとつで登録できるとはいえ、1000名以上の方にチャンネル登録していただけることは非常にありがたいことです。YouTubeを始めて続けてきてよかった、と素直に感じています。 このチャンネルについて このチャンネルでは、コンピューター関連の話題を幅広く扱っています。中心となるのはWindowsやMicrosoftのクラウドサービス(Azure)など、仕事でも日常的に使う領域です。その他にも、子供たちと一緒にゲームをしたり、ゲームプログラミングをしたりといった話題も登場します。 職業としてはシステムインテグレーターに勤めており、企業向けのシステムに関する知識や経験が豊富です。個人ユーザーのWindowsに関する相談から、企業システムの話まで対応できるのが特徴です。 また、Microsoft MVPというアワードを2014年から8年連続で受賞しています。WindowsとAzureを中心としたポートフォリオになっています。 幼少期:MSX2との出会い 1979年12月、茨城県鹿島市(当時は鹿島郡鹿島町)生まれです。典型的な田舎育ちで、小学校時代はゲームが大好きでしたが、ファミコンをなかなか買ってもらえず、親戚のおばあちゃんに買ってもらったほどです。 そんな中、親戚からMSX2というパソコンを譲り受けました。最初は「外れパソコン」とも知らず受け取ったのですが、親戚のお兄ちゃんが「これでゲームが作れるんだよ」とBASICで作ったゲームを見せてくれたことが転機になりました。 ゲームが買えないなら、自分で作ればいい その発想でプログラミングを始めましたが、インターネットも参考書もない田舎では情報を得ることがとても難しく、手探りで試行錯誤を続ける日々でした。 「MSX FAN」との出会いが世界を変えた しばらく経って、田舎の本屋で「MSXファン」という雑誌に気づきました。この雑誌には自分が持っているMSXを対象にしたプログラミング講座や、付録フロッピーディスクにゲームが収録されており、それを読み解き、改造することでコンピューターへの理解が大きく深まりました。 毎月のお小遣いをすべてこの雑誌に費やすほど夢中になりました。編集部が作り込んだフロッピーの中身やテキスト、ちょっとしたプログラミング講座が、当時の自分にとって唯一の学習環境でした。 残念ながら、中学生の頃にMSXファンは廃刊となってしまいました。それは今でも心残りな出来事として記憶に残っています。 中学時代:孤独なコンピューター少年 中学にはパソコン部があり、入りたい気持ちはありました。しかし当時、「パソコンをやっている」というだけでいじめられるような空気があり、入部に踏み切れませんでした。 それでも、将来はコンピューター関連の仕事に就くと中学1年生の時点で心に決めていました。通っていた塾の塾長から「受験のためだけに勉強するのではなく、将来の目標を定めてそこに向かって歩け」と言われたことが、その決意を固めるきっかけになりました。 「ゲームプログラマーになりたい」「コンピューター関連の仕事に絶対就く」という思いは持ちながらも、迫害を恐れて他人に言う勇気は持てませんでした。しかし自分の中では揺るぎなく決めていたといいます。 学校の先生にコンピューターの可能性を語ったところ「そんなことで空は飛べない」と笑われたこともありましたが、それでもコンピューターが世界を変えると確信していました。 高校時代:念願のパソコン入手と壮絶な復旧劇 中学の早い段階から親に「パソコンを買ってほしい」と何年も訴え続け、高校入学を機についにパソコンを買ってもらえることになりました。 どの機種を買うか、1年ほどかけて真剣に調べました。PC-98、Macintosh、DOS/Vなど複数の選択肢を比較検討した結果、互換CPUを搭載したDOS/V機(Windows 3.1入り)を選びました。 しかしその後、パソコンがうまく起動しなくなるトラブルに見舞われました。原因は、Windowsの起動に必要なファイルを誤って削除してしまったことでした。困った末に「初期化すれば直る」と考えてフォーマットを実行しましたが、これによってOSのインストールファイルも消えてしまい、完全に起動不能となってしまいました。 親に高額のパソコンを買ってもらったばかりで、壊したとは言い出せない状況。そこで考えたのが、自転車で30分ほどの距離にあるケーズデンキに同じ機種が展示されているのを利用する方法でした。 店頭のパソコンを使ってDOSとWindows 3.1のインストールディスクをフロッピーに少しずつコピーし、自宅に持ち帰ってセットアップを進め、また不足分を作りに行く——という往復を何週間も繰り返しました。自宅のパソコンは電源を切れないよう、カモフラージュしながら数日間つけっぱなしにしていたといいます。 その甲斐あって、最終的には自力でWindowsの再インストールに成功。この体験が、コンピューターに対する深い理解と自信の礎になりました。 大学時代:筑波大学で広がった世界 大学は筑波大学の情報学群に進学しました。当時の一般家庭ではまだモデムによる低速接続が当たり前だった時代に、大学には常時接続の高速回線と大量のUnixマシンが揃っており、夢のような環境でした。 学内ではIRCチャットが活発に行われており、優秀な先輩や同期と議論し、学び合う毎日でした。計算機室に入り浸り、深夜まで作業することも日常茶飯事だったといいます。 それまでWindows/DOS系の知識しかなかったところに、Unix系のサーバーやネットワーク技術に触れる機会を得たことで、技術の幅が大きく広がりました。この経験が、後のインフラエンジニアとしてのキャリアにつながっています。 キャリア:システムインテグレーターとしての歩み 就職先はコンピューター系のシステムインテグレーターを選びました。ゲームプログラマーの夢もありましたが、大学の周囲にいた優秀な人たちを見てプログラミングだけでは勝負しにくいと感じ、ソフトウェア知識とインフラ知識を掛け合わせることに活路を見出しました。 1年目からPCのセットアップ作業(1日50台)やデータ移行を担当し、その後はデータセンターでのサーバークラスタリング、Active Directory、Exchange Server、SharePoint、ファイルサーバーの移行・構築など、Windowsサーバーを中心としたインフラ業務に取り組みました。ロサンゼルスやラスベガスへの長期出張など、グローバル規模のプロジェクトも経験しました。 現場での経験を積んだのち、エンジニアのトレーニングやセミナー講師、書籍執筆なども手がけるようになりました。こうした実績が積み重なり、2014年からMicrosoft MVPを連続受賞することになりました。 10年間の充電期間を経て、再スタート 子供が3人おり、子育て期間中の約10年間は、趣味でコンピューターに関わる時間がほとんど取れませんでした。仕事の延長で自宅サーバーを触ることはあっても、純粋な学習・趣味活動は停滞していたといいます。 その時期を乗り越えたことで改めて「また挑戦しよう」という気持ちが湧き上がり、YouTubeでの情報発信を始めたのが今のチャンネルの出発点です。 まとめ 田舎でMSX2と雑誌「MSXファン」を頼りにコンピューターを学び始め、高校時代の壮絶なパソコン復旧劇、筑波大学でのUnix環境との出会い、そしてシステムインテグレーターとして20年近くにわたるインフラエンジニアとしてのキャリアを経て、現在に至ります。 Microsoft MVPを8年連続で受賞し、Windows・Azureを中心とした深い知識と、人前で話す・情報を発信するというスキルを組み合わせたポートフォリオは、希少価値のある存在といえます。 チャンネルでは引き続きMicrosoft技術を中心に、コンピューター関連の情報を幅広く発信していく予定です。リクエストはコメント欄でお気軽にどうぞ。

August 21, 2021 · 1 min · 胡田昌彦

VTuberはじめました(迷走中)

この動画では、チャンネルでのVTuber配信への取り組みについて、率直な振り返りと現状報告をしています。 「VTuberはじめました」というタイトルの通り、新しい挑戦として始めたVTuber活動ですが、思い通りにいかない部分や試行錯誤の様子もありのままに語られています。技術系チャンネルならではの視点で、配信環境の構築や運用面での苦労、そして「迷走中」という言葉に込められたリアルな本音が伝わってくる内容です。 完璧に整った報告ではなく、等身大の挑戦記録として視聴者に語りかけるスタイルが特徴的です。VTuber活動に興味がある方や、新しいことに挑戦しながら迷走している方には共感できる内容になっています。ぜひ動画でその軌跡をご覧ください。

May 20, 2021 · 1 min · 胡田昌彦