【初心者向け】Azure コンテナーレジストリ をざっくり理解する【Azureのサービス群をざっくり理解するシリーズ】

【初心者向け】Azure Container Registry をざっくり理解する この記事の内容 Azure Container Registry(ACR)とは何か、その役割をわかりやすく解説します Dockerfileを使ったコンテナイメージの作成からローカルでの動作確認方法を紹介します Azure CLI を使って ACR へイメージをプッシュする手順を説明します Azure Container Instances(ACI)と ACR を連携させてコンテナを起動する流れを解説します ACR と ACI をセットで理解することで、Azure 上でのコンテナ運用の全体像が把握できます Azure Container Registry(ACR)とは? Azure Container Registry(ACR)は、Azure 上で提供されるプライベートな Docker コンテナレジストリサービスです。 一言で表すと「自分専用のコンテナイメージ保管庫」として利用できます。Docker Hub のようなパブリックレジストリとは異なり、企業や個人の用途でコンテナイメージをプライベートに管理したい場合に非常に便利です。 前回紹介した Azure Container Instances(ACI)はコンテナを「動かす場所」でしたが、ACR はコンテナイメージを「保存・管理する場所」にあたります。ACI と ACR は連携して使うことが多いため、セットで理解しておくと実践で役立ちます。 コンテナイメージの作成と動作確認 Dockerfile の作成 まず、手元の PC で Dockerfile を作成します。Dockerfile は「こういう環境・アプリケーションを作りたい」というレシピのようなものです。 今回は Nginx を使ったシンプルな Web サーバーを例として使用します。Dockerfile と合わせて、表示用の HTML ファイルも用意しておきましょう。 FROM nginx:alpine COPY ./html /usr/share/nginx/html html フォルダの中に index.html などの Web ページファイルを配置しておきます。 ...

August 26, 2025 · 2 min · 胡田昌彦

【初心者向け】Azure コンテナーインスタンス をざっくり理解する【Azureのサービス群をざっくり理解するシリーズ】

【初心者向け】Azure コンテナーインスタンスをざっくり理解する この記事の内容 コンテナと仮想マシン(VM)の違いを基礎から整理します Azure コンテナーインスタンス(ACI)がどんなサービスなのかを解説します ACI でコンテナを作成するまでの手順をステップごとに紹介します 作成後の動作確認やログ確認の方法も紹介します ACI と他の Azure サービスの使い分けのポイントをまとめます コンテナと仮想マシン(VM)の違い ACI を理解するためには、まずコンテナと仮想マシン(VM)の違いを押さえておきましょう。 仮想マシン(VM) は、物理ハードウェアの上に仮想化されたハードウェアを作り、その上に OS をインストールして利用します。1 台の物理マシン上で複数の VM を動かすことができ、それぞれが独立した OS 環境を持つのが特徴です。 一方、コンテナ はホスト OS 上でプロセス単位に分離された環境を提供します。同じ OS のカーネルを共有するため、VM よりも軽量で起動も高速です。プロセスの中では独立した環境のように振る舞うため、ミドルウェアやアプリケーションも個別に管理できます。 ただし、コンテナはホスト OS と同じ種類の OS 上でしか動作できません。たとえば Linux 上のコンテナは Linux コンテナのみ実行可能です。この点は VM との大きな違いです。 また、コンテナは Dockerfile などのコードで環境構築ができ、イメージとして再利用・共有が容易なのも大きな特徴です。公開されているコンテナイメージを活用したり、他の人が作ったイメージをカスタマイズして使ったりすることも簡単にできます。 Azureコンテナーインスタンス(ACI)とは? Azure コンテナーインスタンス(ACI) は、Azure 上でコンテナを手軽に実行できるサービスです。Docker Hub や Azure Container Registry などの外部コンテナイメージを ACI に持ち込み、そのまま実行することができます。 ACI の実行基盤(ハードウェアや仮想マシンなど)は利用者が意識する必要がなく、コンテナの実行に集中できる点が大きなメリットです。使い終わったら簡単に削除できるため、VM のように長期間管理し続ける必要もありません。 一時的な処理を実行したい場合や、特定のイメージをすぐに動かしたい場合に最適です。VM のような管理が面倒な場合や、Azure Functions のようなサーバーレスでは対応しきれない場合にも ACI は有効な選択肢となります。 ACIの利用手順(ハンズオン) 実際に Azure コンテナーインスタンスを作成し、コンテナを動かす流れを紹介します。 ...

August 25, 2025 · 1 min · 胡田昌彦