Hyper-V Recovery Managerの概要把握にお勧めの記事/動画

矢継ぎ早に新サービスが登場し続けるのでついていくのも大変な今日このごろですね。ですので、概要把握を素早くできて、もっと深く情報を得る必要があるかどうかの判断ができるレベルの情報が非常に貴重になってきていると思います。そんな中、Hyper-V Recovery Managerの概要把握にピッタリの情報があったので紹介です。 - [#MVPBUZZ CloudOS Roadshow : Microsoft Hyper-V Recovery Manager in #WindowsAzure #Hyperv #SCVMM | mountainss SystemCenter Blog](http://mountainss.wordpress.com/2014/03/12/mvpbuzz-cloudos-roadshow-microsoft-hyper-v-recovery-manager-in-windowsazure-hyperv-scvmm/) SCVMMとHyper-V Recovery Managerとで通信してメタデータ(仮想マシン一覧や稼働状況等)を同期し、必要に応じてAzure側からのキックで切り替えが可能というわけですね。 DR環境を構築して、拠点全体が使用不能になるようなシナリオや拠点間の通信が断絶するようなシナリオまで含めて自動的にサービス継続しようとすると、どうしても2拠点では実装できず、独立した3拠点目が必要になってきます。この点でそこをAzureにかぎらずPublic Cloudでおさえるという方向性はありなんだろうなと思います。 本来であれば複製先をAzureに指定できて、シームレスにAzureに複製できちゃえばいいのですが…、そういう形になるまでにはVHDX形式対応含めてまだまだ課題があるのだと推測します。

April 7, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

Orchestratorのfree ebookも読む価値のある良いドキュメントでした

先日Service Managerのfree ebookを読んで内容が良かったので、同じシリーズのOrchestratorのものを読んでみました。こちらはさらに内容が濃く良い内容でした。結構具体的な内容まで踏み込んで書いてくれているのでOrchestratorに関わっている人は必読レベルです。 Free ebook: System Center: Designing Orchestrator Runbooks - Microsoft Press - Site Home - MSDN Blogs 一方で、「そこまでOrcehstratorでやっちゃうの?だったら普通の開発で良くない?」と思う点もあり、Orchestratorの売りの簡易さと、しっかり動作させるための実装とのバランスが難しいなとも感じました。うまく難しくなってしまったり、PowerShellでガリガリ書いちゃうところをラップしてあげる必要がありそうです。

April 1, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

「Microsoft System Center: Optimizing Service Manager」という無償のebookの出来が良かったです。

System Centerにかなり注力してから1年以上になりますが、数あるコンポーネント群の中でSCSMは一番後回しになっています。日本語の情報はほぼ見つからないし、色々難しそうだし、案件となると規模が大きくなりそうだし…という感じなのですが。そろそろSCSMにも力を入れるべきタイミングになってきていると感じています。 というわけで本格的な勉強を始めております。その中で以下のドキュメントがかなり品質の高いものでしたので紹介したいとおもいます。 Top of Page Microsoft System Center: Optimizing Service Manager Thomas Ellermann, Kathleen Wilson, Karsten Nielsen, John Clark, and series editor Mitch Tulloch December 2013 96 pages Part of a series of specialized guides on System Center—this book provides a framework for planning and delivering a successful Service Manager project. Written by experts on the Microsoft System Center team and with Microsoft MVP Mitch Tulloch as series editor, this title delivers concise guidance, from-the-field insights, and best practices for optimizing and maintaining your Service Manager environment. ...

March 14, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCVMMのライブラリで「隠し属性」回りは注意が必要

SCVMMライブラリのスキャン中にSCVMMのサービスがクラッシュするということが頻繁に発生しました。結局色々調べたうえでライブラリ上の実ファイルとSCVMMのDB上のレコードの不整合に起因していたことが原因だったようです。以下のFAQには隠し属性がついているファイルに関してはライブラリに登録されないと書かれています。 - [Frequently Asked Questions: VMM Library](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd221388.aspx) I created a folder on my library share. Why doesn’t the folder show up in the library after a library refresh? The folder will show up in the library only if it contains a file type that is managed by the VMM library. VMM also does not add hidden folders to the library. For more information, see ライブラリ更新でインデックスが作成されるファイルの種類. はじめから隠しファイルであれば登録されずなにも問題ないのでしょうけれども、一度登録されてしまった後に隠しファイル属性をつけたりするといろいろと困ったことになるようです。 セルフサービス化を推し進める場合にはSCVMMのライブラリにもユーザーが自由にファイルを追加できる状態にしたいので、この問題は気を付けないといけません。 そもそもSCVMMはちょっとなにかあったくらいでサービスがクラッシュしすぎです。もっと粘り強くエラー処理してもらいたいものです…。

February 12, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCOMで「状態」が「監視しない」になってしまった場合のキャッシュのクリア

SCOMでサーバー群を監視していますが、稀に「監視しない」という状態になってしまうことがあります。 原因は追求出来ていないのですが、サービスを停止した上で、キャッシュファイルを削除することで復旧させることができています。 監視サーバー 停止するサービス - System Center Management Configuration - System Center Management - System Center Data Access 削除するキャッシュファイル 「C:\Program Files\System Center Operations Manager 2007\Health Service State」に含まれているフォルダ全て 監視対象サーバー 停止するサービス - System Center Management 削除するキャッシュファイル 「C:\Program Files\System Center Operations Manager 2007\Health Service State」に含まれているフォルダ全て 参考URL - [管理サーバーやエージェントの調子がおかしいです。どこをチェックすれば良いでしょうか?](http://technet.microsoft.com/ja-jp/systemcenter/gg651150.aspx) - [Getting headaches trying to figure out why you are seeing the 'Not Monitored' state for Management Servers or Agents? - System Center: Operations Manager Engineering Team Blog - Site Home - TechNet Blogs](http://blogs.technet.com/b/momteam/archive/2008/03/10/getting-headaches-trying-to-figure-out-why-you-are-seeing-the-not-monitored-state-for-management-servers-or-agents.aspx) - [Thoughts on OpsMgr and System Center 2012: OpsMgr Agent stays in ‘Not Monitored’ status. Is DNS OK?](http://thoughtsonopsmgr.blogspot.jp/2009/10/opsmgr-agent-stays-in-not-monitored.html)

January 22, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

BITSが導入されておらずSCCMクライアントインストールが失敗する(Failed to query BITS 2.5 interface with error 0x80004002)

SCCMクライアントのプッシュインストールが失敗するケースの1つにBITSが入っていないというものがあります。 この場合ccmsetupのログに以下のように記録されます。 Failed to query BITS 2.5 interface with error 0x80004002 ccmsetup 2013/11/12 10:30:17 4660 (0x1234) This operating system does not contain the correct version of BITS. BITS 2.5 or later is required. ccmsetup 2013/11/12 10:30:17 4660 (0x1234) A Fallback Status Point has not been specified. Message with STATEID=‘321’ will not be sent. ccmsetup 2013/11/12 10:30:17 4660 (0x1234) CcmSetup failed with error code 0x80004002 ccmsetup 2013/11/12 10:30:17 5764 (0x1684) SCCMではファイル転送にBITSを使いますので、SCCMクライアントインストールの前提条件としてBITS2.5が入っている必要があります。 ...

January 20, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCVMM 2012 SP1ではSCSIアダプター数は最大4までしか扱えない

SCVMM 2012 SP1で仮想マシンの設定を変更しようとしたところ、以下のようなエラーが発生してしまいました。 エラー (23437) ID [xxxxxx] のバーチャル マシン、テンプレート、またはハードウェア構成でこの操作を行うと、指定されたクラウドおよびファブリックの機能に必要な SCSI アダプター数 (0 ~ 4) になりません。 推奨される操作 SCSI アダプター数が 0 ~ 4 であることを確認してから、操作をやり直してください。 確認してみると、たしかにSCSIに6デバイス接続されていました。でも、SCSIのデバイス数の上限ってもっとはるかに上ですよね・・・。 ぐぐってみると、以下のフォーラムの統合がヒットしました。 - Limit of SCSI Disks in Capability Profiles [http://social.technet.microsoft.com/Forums/systemcenter/en-US/1b5a1a39-a062-4c83-a3a0-60e7404268eb/limit-of-scsi-disks-in-capability-profiles?forum=virtualmachinemanager](http://social.technet.microsoft.com/Forums/systemcenter/en-US/1b5a1a39-a062-4c83-a3a0-60e7404268eb/limit-of-scsi-disks-in-capability-profiles?forum=virtualmachinemanager) バグでございますね・・・。 Hyper-Vマネージャーからの操作には問題がありません。SCVMM 2012 SP1で操作するためにはディスク構成を変更しなければいけません。例えばiSCSI構成等にしてしまえば逃げられますが…。これはちょっと痛い問題です。R2で修正されているかどうかは未確認です。修正されているといいなぁ。

January 20, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCCMでクライアントが自動承認されない場合のチェックポイント

System Center Configuration Managerでクライアントが自動承認されない現象がありました。自動承認されるにはいくつか条件が必要なので、今回わかったポイントを書いておきます。 - クライアント証明書を使用している場合には自動承認されます。サイトのプロパティでクライアント証明書の使用が有効になっていることを確認します。 - サイトの階層設定にて、PKI証明書を使用しないクライアントに対する承認の方法を設定できます。ここが意図した設定になっていることを確認します。 - IIS上でWindows統合認証が有効になっていないと自動承認できません。(参考:SCCMでソフトウェアパッケージが展開できない場合、Windows統合認証が設定されていることをを確認すべき。 | System Center Blog) クライアントのログとしては「ClientIDManagerStartup.log」に「Approval status」が記録されており、承認されているとこれが1に、承認されない状況だと0になります。以下は手動で承認した状況のログです。 ClientIDManagerStartup.log(34): <![LOG[[RegTask] - Client is registered. Server assigned ClientID is GUID:2A9845EB-B858-42AA-BB46-51DEB2858736. Approval status 0]LOG]!><time=“14:31:33.175-540” date=“11-28-2013” component=“ClientIDManagerStartup” context="" type=“1” thread=“2004” file=“regtask.cpp:1755”> ClientIDManagerStartup.log(77): <![LOG[[RegTask] - Client is domain-joined and already registered. But the client is not approved yet. Retry in case it was not approved because of AD issue. Retrying 1 time]LOG]!><time=“22:37:30.771-540” date=“11-28-2013” component=“ClientIDManagerStartup” context="" type=“1” thread=“3068” file=“regtask.cpp:789”> ClientIDManagerStartup.log(94): <![LOG[[RegTask] - Client is registered. Server assigned ClientID is GUID:2A9845EB-B858-42AA-BB46-51DEB2858736. Approval status 1]LOG]!> ...

January 16, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCCMでソフトウェアパッケージが展開できない場合、Windows統合認証が設定されていることをを確認すべき。

SCCMでソフトウェアパッケージ展開ができないというトラブルがありました。 - ソフトウェアセンターにはアプリケーションが見える - インストールしようとするとエラーメッセージが表示されて、インストールされない どこも設定は間違っていないように見えたのでかなり悩んでしまいましたが、結局機能として「Windows統合認証」が追加されておらず、クライアントがHTTPでパッケージにアクセスできていなかったようです。 WSUSとSCCMサーバーを同じサーバーに導入する場合にはWSUSのインストールの中で自動的にWindows統合認証が有効化されるのですが、WSUSは別のサーバーである場合にはWindows統合認証を入れなくても前提条件をクリアしてしまい、必要なサイトがWindows統合認証になっておらず、このような症状が出ることがあるようです。 結局正常に動作している別環境のSCCMサーバーとIISのディレクトリの認証のプロパティを比較し、同一に設定しなおしてあげることで問題は解決しました。

January 15, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCVMM 2012 SP1のアンインストールがうまくいかない

検証環境のSCVMM 2012 SP1をR2へアップグレードしようとしたところ、アンインストールがうまくいきませんでした。結局あきらめて別のサーバーにインストールすることにしたのですが一応顛末を記録しておきます。 まず、アップグレードに関しては以下に情報があります。 - Tasks to Perform Before Beginning the VMM Upgrade [http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn469624.aspx](http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn469624.aspx) 基本的にインプレースアップグレードはできず、Databaseを保持したままSCVMMのアンインストールをしたうえで、新しくSCVMM 2012 R2をインストールし、既存のDBにアタッチする形になります。 なので、まずアンインストール…なのですが…。これがうまく行きません。 「Windows インストーラー エラー: 1603」ということで何度やってもダメです。 指示されているC:\ProgramData\VMMLogs\vmmServer.logには目立ったエラーは記録されていません。 ネットを検索すると全く同じ現象の人が結構います。あきらめている人も結構います。 - Uninstallation of SCVMM2012 SP1 fails with error 1603 [http://social.technet.microsoft.com/Forums/systemcenter/en-US/65893883-0917-47f0-a0bb-5a3b8a4a72ef/uninstallation-of-scvmm2012-sp1-fails-with-error-1603?forum=virtualmachingmgrsetup](http://social.technet.microsoft.com/Forums/systemcenter/en-US/65893883-0917-47f0-a0bb-5a3b8a4a72ef/uninstallation-of-scvmm2012-sp1-fails-with-error-1603?forum=virtualmachingmgrsetup) コマンドラインからアンインストールしたらうまくいったという人もいました。 - Error Uninstalling VMM 2012 SP1 | Robbie Roberts Blog OCS, Exchange & Technology [http://robbieroberts.wordpress.com/2013/10/18/error-uninstalling-vmm-2012-sp1/](http://robbieroberts.wordpress.com/2013/10/18/error-uninstalling-vmm-2012-sp1/) 私もやってみましたが、手動でのアンインストールと同じ結果でした。 半日近く色々試しましたが、結局あきらめて別のサーバーにインストールすることにしました。これは簡単に成功します。 OSを別のものにしてしまうと、別途色々なエージェントを導入して、設定をして…と面倒なのでやりたくないのですが、今回はちょっと仕方がない感じです。はじめから諦めていればトラブルシューティングしている時間をつかって新規ホストのセットアップができたと思うので、そのほうが良いのかもしれません…。

January 10, 2014 · 1 min · 胡田昌彦

SCCMのクライアントインストールエラーコードの一覧

SCCMのクライアントエージェントのプッシュインストールを実行し、失敗した場合に出るエラーコードの意味の一覧をまとめてくださっている人がいました。 Lists of client install error codes http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/5c756697-9931-4be9-8ac8-6b90a5ddc061/lists-of-client-install-error-codes?forum=configmanagerdeployment 以下に引用します。 2 – The system cannot find the file specified. 5 – Access denied. 52 – You were not connected because a duplicate name exists on the network. Make sure there is not a duplicate name in DNS and that 2 machines don’t have the same IP in DNS. 53 – Unable to locate – http://support.microsoft.com/kb/920852 – cannot connect to admin$ – Computer Browser not started – add File/print sharing to Exceptions in Firewall – turn file and print on. ...

December 9, 2013 · 2 min · 胡田昌彦

SCCM2012 SP1のOS展開が日付と時刻の設定で止まってしまう

SCCMでOS展開を行おうとしたところ以下の画面で止まってしまう事象が起きました。 この画面で止まってしまいます。タスクシーケンスの中ではタイムゾーンの指定項目はきちんとあるのですが。 - SCCM 2012 でのクライアント OS 展開 評価環境構築手順 http://blogs.technet.com/b/infrajp/archive/2012/10/10/sccm-2012-os.aspx 上記のドキュメントを見る限りタスクシーケンスで普通に設定してあればうまく自動化されるはずに見えるのですが。SP1になってWindowsPEのバージョンもあがり、日本語、英語環境の違いもありそのあたりでうまくいかないのかな…とも推測していたのですが、わかってみれば単純な話で、タスクシーケンスのGUIに若干問題があるようです。 ためしに、タイムゾーンの設定を適当に別のものに変更して、再度実行してみたところ、問題なく最後までOS展開が完了しました。その後、「(UTC+09:00)大阪、札幌、東京」を選択しなおした所、きちんとOS展開を意図した設定で行うことが出来ました。「日付と時刻」の設定で止まってしまうことはなくなりました。タスクシーケンスのGUIが規定のままだと設定されていないと認識してしまう…とかそういうたぐいの挙動をしているようです。 これでOS展開の基本部分は大丈夫そうです。この問題は実は半年も前に遭遇していてその後時間が無くて追跡調査していませんでした。やっと解決してスッキリしました。

December 4, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

SCCMクライアントのインストールには前提条件としてBITS2.5以上が必要

SCCMクライアントのインストールが失敗するケースは本当に色々なパターンがありますが、Windows Server 2003にインストールする際に以下のエラーがクライアント側のccmsetup.logに出るケースがありました。 This operating system does not contain the correct version of BITS. BITS 2.5 or later is required. 調べた所SCCMクライアントの前提条件としてBITS2.5が必要とのことでした。 - [The System Center 2012 Configuration Manager client installation fails when BITS is not installed](http://support.microsoft.com/kb/2678905/en-us) - [Prerequisites for Windows Client Deployment in Configuration Manager](http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg682042.aspx) ファイル転送周りには全部BITSを使っているので、前提であることはよく分かるのですが、クライアントインストールの時くらい考慮して自動的にインストールしてくれても良さそうなものですけどね・・・。BIT2.5が入っていないのはWindows Server 2003 R2 SP2以前ということなので、今のタイミングで問題になることはかなり少ないのだとは思うのですが。 SCCMはやはりログとお友達にならないといけませんね。

December 2, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

SCOMエージェントを任意の場所から簡単にインストールするPowerShellスクリプト

SCOMエージェントのインストール作業をGUI操作で何度も実行するのが面倒になったので、さくっとPowerShellスクリプトを書きました。RemotePowerShellを使ってSCOMサーバーに入ってからInstall-SCOMAgentを叩く作りになってますので、ネットワーク上のどのPC上からでも実行できます。 [gist id=7426819]

November 12, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

System Centerのコンポーネントが沢山ありすぎてよくわからない

System Centerを理解したい、評価したい場合に、まずはじめに「コンポーネントが沢山ある!どれが何だかわからない!」「どういう関係があるのかわからない!」という疑問を誰もが持つと思います。私も取り組み始めてから半年程度たつまではよくわかっていませんでした。そこでそういう人向けに各コンポーネントの概要を説明したいと思います。私の主観がバリバリに入っていますのでそこは注意してください。 名称 略称 概要 System Center Configuration Manager SCCM サーバー/クライアントに対しての構成管理、更新管理を行う。アプリケーション配布、ソフトウェア更新、OS展開、インベントリ収集、検疫ネットワークとの連携(ソフトウェア更新部分担当)、マルウェア対策、各種レポート表示(これはレポーティングサービスに依存)など対応範囲は広く、その分複雑。必要になる技術も多岐に渡る。様々な属性を元に柔軟にデバイスのコレクションを定義でき、目的に応じて多彩な設定を行えるのが強み。 ソフトウェア更新にはWSUSをエンジンとして使う、OS展開はWDSを使う、レポートはSQL Serverのレポーティングサービスを使う、SCEPはSCCMの機構の中で動くなど、他のソフトウェアとの連携も多い。 SCCMのクラウド版とも言えるものがIntune。ただ、ItuneよりもはるかにSCCMでできることの方が多く、SCCMとIntuneとで連携も行えるため、補完関係にあるとも言える。 何をするにしてもリアルタイムで結果が返ってくるわけではなく、設定してあとはほったらかしてそのうち終わってる…というような時間軸で作業を行う。せっかちさんには辛い。 System Center Endpoint Protection SCEP ウイルス、マルウェア対策のエンジン。SCEPのクライアントエージェントのみで動作させてパターンファイルはインターネットから…ということも可能だが、基本的にSCCMと組み合わせて使用する。 SCCMではクライアント設定をデバイスコレクションに展開してクライアントを展開させ、裏でWSUSを使ってソフトウェア更新の機能でパターンファイルを更新し、結果はレポーティングサービスで確認する…というSCCMらしい統合方法になっている。 他のウイルス対策ソフトと比較してしまうと展開や基盤の構築の大変さが目立ってしまうが、SCCMで元々管理している環境であれば管理が楽に行えるのでメリットが出てくる。 System Center Virtual Machine Manager SCVMM 複数のHyper-VホストやHyper-Vクラスタを束ねて管理を行うことができる。「テナント」「クラウド」の概念を持ち、物理リソースの制限を行うことができる(このクラウドはこの物理サーバー上でのみ仮想マシンを実行できる等)。これによっていわゆる「プライベートクラウド」を作成することができる。マシンテンプレートを作成し、手軽に展開が行える。一歩進んだ使い方としてはネットワークの仮想化やサービスを展開してノードを増減させたり、構成を変更してその変更を既存のサービスに展開することもできる。 SCVMMを使わなくてもHyper-Vマネージャーやフェールオーバークラスタマネージャーだけで問題無い…と私も使う前は思っていたし今でも小規模であればそれで良いと思うがきちんと様々なものを作成して自動化して楽をしていこうと思ったらSCVMMの導入は必須になる。ただし、ツールとしては出来はそんなに良くなく、よくSCVMMでは操作できないが、Hyper-Vマネージャーやフェールオーバーマネージャーでは操作できるという状況が発生する。VMWareやXen Serverの管理も行え、Hyper-V+SystemCenterへの移行がしやすくなっている。 よく誤解されるが、SCVMMにはAzureとの連携機能は無い。 System Center App Controller SCAC SCVMMおよびAzureへの接続機能を持ち、SilverlightベースのWebインターフェースを持たせることができる。SCVMMコンソールよりも出来る事は少ないがWebコンソールから手軽に操作できるのでセルフサービスポータルとしての利用が可能。 SCVMMに完全に依存するが、インターフェースとしては出来がよく操作も軽快。SCVMMのコンソールを使うよりもSCACを使う方が操作感は良いと感じる。 System Center Operations Manager SCOM 監視やログ収集を行う事ができる。開発者が作成した「管理パック」を使うことで開発者の意図する監視を製品に詳しくなくても何も考えずに行うことができるのが売り。ただし、管理パックの設定のまま監視を行うとアラートや通知メールが大量に生成されてまともに監視できないという矛盾を抱えている。管理パック毎なので適度なレベルの管理パックも存在しているかもしれない。 なので、管理パックが望む監視レベルになるようにカスタマイズ(別の管理パックで上書き)するという追加タスクがほぼ必ず発生するのが現実。 ネットワーク上のノードの監視やアプリケーションレベルの監視等も行える。ノードやアプリケーションはクラウド上でも良い。 System Center Data Protection Manager SCDPM バックアップを行うことができる。通常のバックアップソフトとの違いというのはあまりないと感じる。バックアップ対象とのブロックレベルでの差分を取得していくことが特徴…という説明が良くあるが、ファイルサーバーに対してはそうだが、その他に関してはアプリケーション毎に対応がまちまちなので注意が必要。 SCDPMで保護してある過去のバージョンにWindowsのエクスプローラーのバージョンタブからアクセスできる(その代わりVSSのバージョンにはアクセスできなくなる)などの機能もある。 バックアップした結果を別のSCDPMでテープのように「インベントリ」を取得して再利用することができないためSCDPM自体の保護を行おうとするとSCDPMが2台構成になる構成パターンがあるなど結構豪快な所がある。 System Center Service Manager SCSM System Centerの製品群の中で一番重要であり、一番手が出しにくい運用管理のためのコンポーネント。インシデント管理、問題管理、変更管理等が行える。ITIL(正確にはMOF)の考え方に基づいた設計になっており、ITILを理解した運用管理者がSCSMを使うと非常に効果が高い…はず。私がITILを理解していないので実際の所が良くわからない。SCSMを教科書通りに使おうと思うと運用のしかた自体を変更する必要に迫られるはずで、すでに運用がしっかりと決まっている所への導入は難しく逆にITILを意識していない運用をしている所への導入はITILの理解から必要になり難しそうに思われる(想像)。 …という想像が先にたってしまい手をつけずらいので、心理的ハードルをどのようにクリアするかという問題がまずある。実際にはそんなにハードルが高くないのかもしれない。分からない。 一方ユーザーにセルフサービスを提供する機能がSCSMにあり、その前提条件はSharePoint Server(!)になっている。SharePointをまず構築しないといけないということでより一層ハードルが上がる。 また各種コンポーネントとのコネクタも多くをSCSMが持ち、運用に中心に来るものなのでこれを使いこなすことがSystem Centerスイートの価値を引き上げるものになるはず。 System Center Orchestrator SCO System Centerの製品群の中でSCOを一番重要なコンポーネントにあげる人も多いキーコンポーネント。自動化を行うことができる。 プログラミングがあまり得意でない人でも扱えるように処理がアイコンとして表現されており、アイコンを配置し、アイコン同士を矢印で繋ぎ、条件設定等をするだけで処理を作成できる。 System Centerコンポーネント群を操作するための「統合パック」がマイクロソフトによって準備されており、様々な処理がコンポーネントをまたいで簡単に行える。 実際にはPowerShellを使って処理の自動化は簡単に行えるものが多いので、PowerShellが書ける人なら「いらない」というケースもあると思われる。しかし一方で処理がRunbookという単位にまとまり内容が可視化され、格納場所も実行方法も統一されるのでそれだけでも運用の属人化を防ぐためには良いと考える人もいる。何なら全てPowerShellで処理を書いてSCOからはそれをキックするだけのRunbookを用意するだけでも構わないし、何でもかんでもSCOでやるのであればVisual Studioで統合パック自体も作成できてしまうという懐の深さもある。でも、Runbookのバージョン管理ができないなどの危うさもある。 ...

November 11, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

SCVMMへHyper-Vでエクスポートしたイメージをインポートする方法

他の環境で作成された仮想マシンのSCVMMへの正しいインポート方法がわかりません。以前も同じことがあったのですがよくわからずに棚上げしてありました。 - [Hyper-Vマネージャーでインポートした仮想マシンがSCVMMに表示されない | System Center Blog](https://systemcenter.ebisuda.net/2012/10/12/hyper-v%e3%83%9e%e3%83%8d%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%81%a7%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%97%e3%81%9f%e4%bb%ae%e6%83%b3%e3%83%9e%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%81%8cscvmm/) この問題に度々直面し、そのたびにごまかしてきたのですが、きちんと手順化をしなくてはいけないことになり本腰をいれて調査することに決めました。 現状のステータスは以下の通りで、大きく以下の3パターンがあるように思われます。 - Hyper-Vコンソールでインポートする。インポートされ作成された仮想マシンをSCVMMが認識する。 - SCVMMのライブラリにファイル群を配置する。SCVMMのライブラリが更新され、保存された仮想マシンとして認識される。新規に仮想マシンを作成する際にそれを選択する。 - SCVMMにて新規に 仮想マシンを作成する。作成された仮想マシンのVHD(X)ファイルをエクスポートされたものと差し替える。 1の方法に関しては以下の状況です。 - うまくいくケースもあれば、インポートして稼働しているにもかかわらずいつまでたってもSCVMMで認識されないケースがある(今取り組んでいるものは認識されない)。そもそも正しい方法なのかどうかよくわからない。 - 認識されたとしても高可用性の仮想マシンにならない。その後変更する方法も不明。 - 一度ホストからエージェントをアンインストールし、再インストールすると仮想マシンは認識されるが、仮想マシンのクラウドなどの設定がクリアされてしまうので作りこんだ環境では現実的ではない。 - 以下のように書かれているので、認識されないケースが異常に思われる。 Frequently Asked Questions: Data Refreshes http://technet.microsoft.com/en-us/library/dd221389.aspx Frequency: Every 2 minutes on each host. Data updates: - Checks the host status to determine whether the VMM agent is running and the status of the virtualization software on the host. - Synchronizes the statuses of virtual machines deployed on the host. - Places virtual machines with missing objects in a Missing state. - Imports new virtual machines created outside VMM. When the refresher detects a new virtual machine, it imports the virtual machine into VMM and runs the VM Heavy Refresher to add virtual machine properties, resource pools, cluster information, and snapshots to the VMM database. 2の方法に関しては以下の状況です。 ...

October 1, 2013 · 2 min · 胡田昌彦

クラウドに仮想マシンを配置できない。(StatusCode: 22039-PlacementErrorsPresentInVmConfig, StatusCode: 23415-InsufficientCloudCapacityMemoryUsage)

SCACからセルフサービスユーザーがクラウド上に仮想マシンを配置する際に、エラーが出てしまい、うまくいかないということが発生しました。 「クラウドのメモリ使用量の制限に違反する」ということなのですが、メモリの空き容量はまだあるし、おかしいなぁ…。と、悩んでしまったのですが、結局は動的メモリ設定になっており、その動的メモリ設定の上限値がクラウドの許容値を超えてしまっているのが原因ということがわかりました。 この部分に限らずSCVMM, SCACにおいては動的メモリ設定の場合には実際の消費量ではなく、設定の上限値で全て計算されているようです。注意が必要ですね。

September 30, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

DPM 2010とVBCorp 10.6が競合しMSFCが正常に動作しない

DPM 2010とVBCorp 10.6が競合しMSFCが正常に動作しないという現象がありました。回避策はVBCorp側で用意されていました。これは以下のブログエントリにも記載されています。 - [[DPM] DPM と特定のウイルス対策ソフトの競合について - Japan System Center Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs](http://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2012/04/10/3491184.aspx) 肝心の対処法は ftp://ftp.antivirus.com/jp/ucmodule/corp/win/100/SP1/patch/readme_corp100_servicepack1_patch2_r3.txtにかかれていたのですが、今はエラーでアクセス出来ませんね・・・。確か、レジストリを変更して・・・というようなVBCorp側での対応だったような気がします。 (2013/11/01追記) アドレスは以下のものでした http://www.trendmicro.com/ftp/jp/ucmodule/corp/win/100/SP1/patch/b3071/readme_corp100_servicepack1_patch5_r3.txt (追記ここまで) この他にもDPMとウイルス対策ソフトで競合することがよくあるらしく、以下のようなエントリもありました。 - [DPM で保護を実施する際のウィルス対策ソフトの設定について - Japan System Center Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs](http://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2011/08/02/dpm-antivirus-setting.aspx) このようなことがあると、未知のソフトウェアの組み合わせは全て事前にテストしておかないと安心できないですね。かといってそれも現実的ではない。なかなか難しい問題です。

September 27, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

SCOM2012のライセンスキーはPowerShellで入力する必要がある

恥ずかしながら、本番環境でSCOM2012の使用期限が切れてしまいました。SCOM2012はインストールウィザードでライセンスキーを聞いてくれず、後から別途PowerShellでライセンスキーを入力する必要があるのですが、それに気が付きませんでした。製品群が多数あって、同時並行で操作していると私と同じようにうっかり忘れてしまう人も多いのではと思います。 対処方法は以下に書かれていました。 - [System Center 2012 Operations Manager のプロダクトキーを入力する方法 - Japan System Center Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs](http://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2012/05/08/3496599.aspx) 他のコンポーネントと同じようにインストールウィザードで聞いてくれるといいのですけどね…。 期限切れの状態になると、上記ブログに書かれている手順のままだと「New-SCOMManagementGroupConnection」を入力した時点でエラーが出てしまいますが、これは無視して良い…というか、このコマンド自体ライセンス適用には不必要な模様です。

September 3, 2013 · 1 min · 胡田昌彦

チャージバックレポートがただしく更新されていない!と思ったらSCVMMがきちんと監視できていなかった

System Center 2012 SP1でチャージバックレポートを実装し、常時課金レポートを公開しています。まだ正式運用前ではあるのですが、挙動確認のために仮想マシンを増減させて正しく計算されるのかみていたら、ある日を境にまったく課金されないクラウドが出来てしまいました。きちんと動いているクラウドもあるのですが。どうにも法則性がわからず、基本的な部分から見なおしていたら、SCOM上できちんとSCVMMが監視できていないことに気が付きました。 なにやら状態が灰色になってしまっています。調べたところ、きちんと監視できていない状態になってしまっているとのこと。 - [監視されていないグレーのエージェント](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh212723.aspx) 確認して、結局今回はSCVMMサーバー上でWindows Management Instrumentationを再起動することで正常に監視できる状態に戻りました。これでチャージバックレポートの結果も正常に戻りそうです。 SCOMの監視状況自体をよく見ておかないといけないですね。

August 23, 2013 · 1 min · 胡田昌彦