Microsoft Ignite 2016のオープニングKeynoteが終わりましたので内容を簡単にまとめてみました。おもったよりも新発表が少なかったですが、多岐にわたる話をコンパクトにうまくまとめてエッセンスを見せてくれた感じでしたね。
Keynoteでの新規アナウンスは以下でした。
- Azure Monitor - Azure Stack TP2 - Windows Server 2016 - System Center 2016 - Windows Defender Application Guard
まずは、世界の名だたる大企業がマイクロソフトのクラウドサービスを利用して生産性を高めているというお話でした。BMW, Facebook, ROLLS ROYCE…。
facebookが社員間のコラボレーションのためにOffice 365を利用しているというのは印象的な話ですね。
そして、Adobeが提供している全てのSaaSをAzure上で動かすという協業の発表がありました。
そして、あらためてマイクロソフトの幅広いポートフォリオとAzure基盤の規模、セキュリティへのコミット、ハイブリッドのキャパビリティに関しての紹介がありました。
AWSの2倍のリージョン!…というとAWSの人からはAzureのリージョン数と比較するならAvailability Zoneであって比較対象の数が違う…という返しがくるところですが…(笑
そして、Azureデータセンターの規模やセキュリティに関しての紹介。
規模が大きすぎてよくわからないレベルですね…。
取得しているセキュリティ認証も一番多い。
オンプレミスも、クラウドも両方きちんとやっているのはマイクロソフトだけです。
ガートナーのクラウドに関するmagic quadrantsでもマイクロソフトは17のカテゴリでリーダーであり、競合(AWS, Google, Salesforce)を全部足したよりも多い。
Fortune 500の85%以上がマイクロソフトのクラウドを利用している。
Azureは様々なデバイス、OSに開かれている。
ハイブリッドの管理とセキュリティに関して、マルチクラウド管理の管理、オンプレミスもクラウドも統合しての管理が紹介されました。
管理、セキュリティの文脈で、Azure Monitorが発表されました(Public Preview)。
サブスクリプションやリソースを指定して、簡単に可視化し、アラートもセットできる様子がデモされました。
ログ検索に関してはLog Searchのデモが行われました。(Azure Log Analytics)
オンプレミスとクラウドの両方の状態を一括で検索、可視化しています。
VMWare基盤の情報の可視化や、複数クラウドにまたがる仮想マシンのUpdate情報の可視化に関してもデモがありました。
これらが全てAzureの管理ポータル上で統合的に扱うことができます。
これまで、Azure Log Analyticsは独自のポータルでの表示だったのですが、Azureポータルに統合されたのでこれが可能となりました。これからは様々なサービス群で独自ポータルを持っているものもAzureポータルに極力寄せていくのだろうなと思わせる説明でした。
同様の文脈でAzure Security Centerに関してもデモがありました。
攻撃に関してもログ化、可視化がなされています。
Azure Stack のTP2に関してもリリースが発表されました。
Windows Server 2016, System Center 2016に関してGAが発表されました。
モバイルファースト、クラウドファーストの世界でソリューションを作成できるツールとしてVisual Studioシリーズが紹介、デモされました。
マルチプラットフォームのアプリケーション作成基盤としてはXamarinがあります。
DevOpsが実現できるソリューションとしてのVisual Studio Team Services。
コードコミットを起点として、自動的にビルド、デプロイ、テストがなされつつ、Dockerとも連携してイメージがビルド、Pushされる様子もデモされました。
Windows上のVisual Studioのみでなく、MAC OS X上のVisual Studio Codeとも連携することがデモされました。
Secure Productive Enterprise(Windows 10 + Office 365 + EMS)に話題は移ります。
Windows 10、Office(ProPlus)にて生産性高く様々なことが行えることが紹介されました。
まず、付箋に簡単に手書きでメモが取れ…
そのメモがきちんと認識され、飛行機の便名からその情報が表示されたり、株価が表示されたり、cortanaにリマインダーが遅れたり、箇条書きが取り消し線で消せたりする様子がデモされました。
Word上で校閲がマウス、キーボードいらずでペンのみで行えるところもデモされました。
取り消し線を引くと文章が削除されたり、ハイライトを少しぐらい汚くひいてもきれいにハイライトされるところがデモされました。
OneNote上で手書きで書いた数式が自動認識され、自動的に式変形されるデモも行われました。