Microsoft Ignite 2016にてアナウンスがあったものをまとめます。随時更新します。
Security関連
- Windows Defender Application Guard
Introducing Windows Defender Application Guard for Microsoft Edge | Microsoft Edge Dev Blog Windows 10上のMicrosoft Edgeブラウザを更にセキュアにする機構 Windowsカーネルよりも下位レベルで分離した環境でEdgeを実行
通常のユーザー領域へのアクセスができあい環境でEdgeが動いているため、脆弱性があっても攻撃を防ぐことが可能 Insiderへは来月あたり、広くは来年に提供予定とのこと - Windows Defender Advanced Threat ProtectionとOffice 365 Advanced Threat Protectionの連動 Windows 10上で検出された脅威とOffice 365上で検出された脅威とを連動して調査、対処していくことが可能となる。 - Office 365 Advanced Threat Protection Word, Excel, PowerPoint, SharePoint Online, OneDrive for Businessへの拡張 Dynamic Delivery 添付ファイルがスキャン中のタイミングでもメールを先行して配信。添付ファイルの部分はプレースホルダーの形。 - URL detonation 未知の悪意あるURLをリアルタイムで分析 - Office 365 Threat Intelligence 攻撃に対応してアラートおよび情報を提供し、SIEMシステムと統合可能とすることで脅威にたいしての動的なポリシー設定を可能とする。 - Outlook for iOS, Outlook for AndroidのExchange Onlineメールボックスのネイティブサポート。 Office 365外でのデータキャシュが不必要となり、企業利用にさらに適切となった。 - Enterprise Mobility + Security E5 2016年10月1日からの提供。 Microsoft Advanced Threat Analytics (ATA) Microsoft Cloud App Security Azure Information Protection Azure Active Directory Identity Protection 概要紹介動画 An Introduction to Microsoft Azure Information Protection - YouTube - Azure Active Directory Privileged Identity Management Intune Mobile App Management (MAM) - Secure Productive Enterprise 2016年10月1日からの提供。 Windows 10, Office 365, Enterprise Mobility + Securityが含まれる。
Intelligence関連
- Cortana 個人アシスタント、AIエージェントとして機能Up Health insightsとリマインダーも含む - Office 365がよりインテリジェントとなる Word, Outlook Microsoft Graphを用いてより - Quickstarter for PowerPoint and Sway 様々な情報(テキストや画像を含む)をキュレーションしたアウトラインを提供する。 - Maps Bing Mapsをつかった新しい地理データのグラフ ArcGIS Maps for Power BIがPublic Preview - Microsoft MyAnalytics(旧Delve Analytics) どのように仕事時間を使っているかを可視化する個人分析サービス。 チームメンバーおよびリーダーがより協働できるための知見を与える。 - Relationship Assistant - リリース間近のDynamics 365 for Salesに含まれる。 顧客との契約をよりインテリジェントに どのデバイスでも - SQL / SSRS / Power BI - Power BI DesktopのデータをオンプレミスのSSRSにて表示
BRK2151 - Innovate with Modern BI in the enterpris… - Microsoft Tech Community
Cloud Platform関連
- Windows Server 2016のGA 10月 Dockerエンジンが追加費用無しで利用可能 180日間評価可能な評価版 Technet Evaluation Center - 特徴 ビルトインのセキュリティ Software defined infrastructure Cloud Readyなアプリケーションプラットフォーム コンテナ NanoServer - System Center 2016のGA 10月 特徴 Windows Server 2016の管理 パフォーマンスと使い勝手の向上 クラウドへの拡張 Operations Management Suiteとの連携 - Azure Monitor (プレビュー) Announcing the public preview of Azure Monitor | ブログ | Microsoft Azure Operations Management Suiteと合わせてAzure管理ポータルでの統合監視が可能。 Metrics
Azure上の様々なリソースのメトリクスを参照可能。 アラートルール作成も簡単 ほとんどのAzureサービスが1分ごとに、30日間データを保持している。 サポートされるリソースとメトリクスは以下で確認できる Overview of Metrics in Microsoft Azure | Microsoft Azure - 診断ログ
多くのAzureのサービスは診断ログを提供している Event Hubにも流せる Azure Log Analyticsにも流せる - アラートと自動化 しきい値を指定してそれをトリガーにAutomationのRunbookをキックすることも可能。 Use Azure portal to create alerts for Azure services | Microsoft Azure - ダッシュボード ダッシュボードを作成してそれを共有することも可能(Azureポータルの機能) - インテグレーション Azure Monitorのみでも完結できるが、他のプロダクトとの統合も可能。 Log Analyticsとも簡単に連携 Visual Studio Application Insightsとも連携可能 - Azure Monitoring and Diagnostics Documentation | Azure - Operations Management Suite 購入可能となった。(買い方が変わった?) というアナウンスなのだけれども、以前からすでに購入可能であったはずで、ライセンス形態の変更のことを言っているのだと思うが詳細不明。 詳細が不明過ぎて一部からは苦情も…。 - Azure Stack TP2がリリース Microsoft Azure Stack | Microsoft Azure Azure環境のオンプレスへの拡張 シャドウITへの対応 新しいハイブリッドのアプリケーションパターン TP2で追加になった基礎となるサービス Azure Queue storage Azure Key Vault その他、数週間でUpdateをリリース App Service等 - 引き続き評価用にはシングルサーバーへの展開が可能。これは統合システムがリリースされた後もである。 参考:Azure Stack Technical Preview 2 が公開されたらしいです | Unlimited Root - Azure Update Azure FPGA 15の国と大陸 AzureをAIのスーパーコンピューターに - パフォーマンス向上 NVGREのオフロード等によりネットワークパフォーマンスが33%~50%向上。2016年中に展開が完了する。 上記のネットワークのパフォーマンス向上に加えて、ストレージに特化したオフロード技術の導入もありIOPSが向上する。これも2016年中に展開が完了する。 - Accelerated Networking(Public Preview)
DS15v2, D15v2のVMサイズで最大25Gbps ネットワークレイテンシーを最大10倍低下 SR-IOVを利用してバーチャルスイッチをバイパスし、VMがNICに直接アクセスする事を実現している たとえばAzure SQL DBのインメモリOLTPのパフォーマンスは1.5倍となる - Virtual Network Peering(GA)
同一リージョン内の仮想ネットワークをダイレクトにフルメッシュで接続する。 VM同士は同一仮想ネットワーク内に存在するように通信可能となる。 ハブ&スポーク型のトポロジもゲートウェイ経由のトランジットルーティングでサポートされる。(←書いている本人がよく理解していないので追加勉強必要…。) VNet Peeringはサブスクリプションをまたいで動作する。 これによりVPNゲートウェイとネットワーク仮想アプライアンスを統合可能。 ユーザー定義ルート(UDR)とネットワークセキュリティグループはピアリングされた仮想ネットワーク間でもきちんと動作する。 クラシックな仮想ネットワークとAzure Resource Managerの仮想ネットワークの共存が可能。 - ExpressRouteのウルトラパフォーマンスゲートウェイSKU 最大10Gbpsサポート 既存のHightPerformanceゲートウェイの5倍 だからもっと沢山Azureにワークロード置けますね。 - IPv6接続サポート
Office 365ではすでに3年間内部でIPv6を利用している。 WindowsとLinuxのVM両方でサポート - Active-Active Virtual Private Network(VPN)
これまでできなかったActive-Activeの構成が可能。 全ての顧客がActive-ActiveのVPNゲートウェイを検討すべきと言ってます。 - ロードバランサー関連 インターネットロードバランサーの複数VIPサポート(GA) パブリックとインターナルロードバランサーのポート再利用オプション(GA) NICへの複数IPアドレス(特定リージョンのみでPreview予定) 全てのNICへのパブリックIPアドレス(特定リージョンのみでPreview予定) - Azure DNS(GA) AzureDNS内にドメインをホストしてレコード管理が可能 もちろんAzureなので同一の認証情報、ツール、API等にてアクセス、管理可能。課金もAzureサービスとして。 ARMを利用したセキュリティ制御も可能。 A, AAAA, CNAME, MX, NS, PTR, SOA, SRV, TXT等の様々なレコードをサポート。99.99%のAvailability。 - Application Gatewayのend to endのSSL暗号化サポートと構成可能なSSLポリシー ユーザーからのSSLリクエストはゲートウェイで一度暗号化はほどかれ、Application Gatewayのルーティングルールによってコントロールされ、バックエンドに送信される前に再度暗号化される。 - Web Application Firewall(WAF)(Public Preview)
Application Gatewayの一部として提供 OWASPによって特定されている脆弱性を防ぐ 保護モードと検出のみモードで動かすことができる リアルタイムで情報を取得し、アラート、レポート可能 セキュリティルールのカスタマイズとAzure Security Centerとの統合はもうすぐ提供される予定。 - ネットワークモニタリングと診断 Application Gatewayのパフォーマンス情報をAzure Portal上で参照できる
現在は合計スループットの統計情報のみ提供 他のものは近日中に追加される予定 - しきい値ベースのアラートを構成可能
アラートはメール通知。あるいはweb hook。 - Express Routeユーザーはルーティングの構成とネットワークピアリング情報を参照可能
NSGとルーティングのより改善された診断情報で、複雑なネットワーク接続問題に対処可能。 Effective Routesでユーザー定義のルートとシステムおよびBGPのルート(仮想マシンのネットワークトラフィックに影響をあたえるもの)を表示可能
effective security rulesビューでVMおよびNICに構成されているセキュリティーセッティングを確認可能
NICへの複数IP付与 最大250個 プライベートIPはNSGやUDRをサポー - Azure Disk Encryption Disk Encryption for Linux VMsがGA Premium storageサポートもGA whitepaper - Azure Key Vault Key Vault CertificatesがGA Azure Key Vault サードパーティーから発行された証明書を自動更新することも可能 - 仮想マシン
HシリーズがGA(現在Sourth Central USリージョンのみ) Hシリーズはハイパフォーマンスモデル パブリッククラウド最速モデル 既存モデルよりも30~50%高速 -
- Lシリーズ(アナウンス) ストレージを最適化 8GBのRAMで766GB~6TBのSDD - Nシリーズ GPU搭載 NVIDIA M60とK80 GPUs 統合GRIDサポー - Storage Service EncryptionがGA 対象はBlob Storage ブロックとページブロブ - ARMでストレージアカウント新規生成時に選択できる。 暗号化アルゴリズムはAES-256 参考 Azure Storage security guide Microsoft Trust Center: Privacy - Azure Security Center 追加機能リリース 内部犯行者の検知 パートナーソリューションからのセキュリティインシデントアラート連携 パートナーソリューションによる脆弱性アセスメント - Service Fabric for Windows ServerがGA マイクロサービスベースのアプリケーション実行基盤 スケールアウト可能 24×7のアベイラビリティが可能 これがAzure上のみならず、オンプレミスや他のクラウド上でも実現可能 プレミアサポートでもサポートしてくれる - Azure Service Fabric for LinuxがPublic Previewに Azure上でLinuxをホストOSとしてService Fabricクラスタを動作させ、Javaのアプリケーションを走らせることが可能。 まずUbuntuで利用可能。 RedHat Linux版も近日中に出る。 Learn more - SAP HANA on AzureがGA
Azure上でOLTP(最大3TB) 、OLAP(最大32TB)が動作可能 - Azure Event Hubs ArchivalがPublic Preview Event Hubから時間あるいはサイズを指定して、ブロブストレージアカウントに流し込むことが可能 Azure Data Lake, Azure Data Factory, Azure HDInsightにデータを流すことも可能 - Azure App ServiceのLogic AppsのVisual Studio統合がGA Logic AppをVisual Studioから構築~デプロイ可能。 Build Logic Apps in Visual Studio | Microsoft Azure - Azure CDN HTTP/2 from Akamai StandardがGA Azure CDN from Akamaiを使っていると規定で有効になる 追加コストなし Learn more. - Azure SQL Database Temporal TablesがGA アプリ開発時に有効な機能 特定のポイントに絞ったデータ分析に使える コーディング無しでAzure SQL DBの履歴を追うのにも使える
IT Pro支援関連
- Microsoft Tech Community Microsoft IT Pro Carrer Center Microsoft IT Pro Cloud Essentials $300のAzureクレジット 無償のサポートインシデント などなど
参考URL(元ネタ)
- Microsoft unveils new offerings to empower IT and drive digital transformation | News Center(反映済み) Azure Networking announcements for Ignite 2016(反映済み) Cloud Platform Release Announcements for September 26, 2016(反映済み) Announcing the public preview of Azure Monitor(反映済み) Cloud innovations empowering IT for business transformation(反映済み) New ideas, new solutions, new technical preview of Azure Stack(反映済み)