仕事で最近Azure EAポータルに触ることが多いので自分用のメモを書き残しておきます。

そもそもAzure EAポータルにはアクセスしたこともなければその必要すらない人がほとんどだとは思います。だからこそ情報が少なく初めのとっかかりが難しく感じましたので、記録を…。

- Azure EAポータルはAzureをEA契約で購入した際に、その課金管理やサブスクリプションの作成等を行うところです。
- https://ea.azure.com
- 一企業に閉じたものではなく、Azure EAライセンスを販売するLSP(License Splution Partner)から複数企業の末端のアカウントまで統一的に管理できる仕組みが備わっています。
- 権限は明確に階層化されています。(パートナー、企業、部門(部署)アカウント)
- 通常の企業ユーザーは「企業(エンタープライズ)」以下の領域を管理します。
- 私はLSPにて働いているので「パートナー」レベルからの管理に関わります。普通に考えるとさらに上位にMicrosoftの管理レベルがあるのかもしれません。
- LSPレベルで「マークアップ」を行わないと企業レベルでは課金情報が確認できません。(マークアップ≒顧客に対しての利益or割引の利率を設定する操作)
- 企業内では、エンタープライズ管理者かまそこから下位の管理者を設定していける。
- 部門(部署)を使う、使わないは任意
- アカウントを部署に割り当てる場合にはその対応は必ず1対1となる。後からの変更は自由に可能。
- アカウントに対してのアカウント管理者は自由に設定、変更可能。
- サブスクリプションのアカウント間での転送が可能。ただし、同一の組織アカウントに所属するアカウント間での移動でない場合には共同管理者設定は失われ、サブスクリプションに紐ずく規定のディレクトリも変更される。
- それぞれのアカウントは自分に権限のある場所しか見られない。
- 使用量のダウンロードはポータルからも実施可能だが、APIキーを生成してAPIを通じても可能。
- APIキーには半年間の期限がある。プライマリキーとセカンダリキーがあり、さらに任意のタイミングで再生成も可能。
- Power BIにはAzure Enterpriseという接続があり、EAポータルにて生成したAPIキーとエンロールメント番号だけわかればレポートの生成が可能。
- 料金は「マークアップ前」、「マークアップ後」があり、APIキー作成時にもその考慮が必要。(アカウントによってどちらかが決まる)
- PowerBI利用時にはメールを使ったアクティブ化の処理が必要であり、そのため組織アカウントで、メールを受け取れる状況である必要がある。

(以下2016/06/20追記)

- 実際の請求額はAzure EAポータルの「使用状況の概要」にて確認できる。
- 使用状況のダウンロードから「Azureサービス、個別請求の料金」と「Azure Marketplace」の詳細をダウンロードできる。
- しかし、Azure Marketplaceに関しては現時点では全量出力されていない模様。今後の改善が望まれる。
- 請求は四半期に一度、マネタリーコミットメントからの超過料金と個別請求の料金が1つの請求書で、Azure Marketplaceがまた別の請求書来る。
- 利用料金のポータルへの反映はオフィシャルには5営業日の時差がある。実際には2,3営業日で確定する模様。
- 「使用状況のダウンロード」にて「月単位レポートのダウンロード」としたときに、(現在6/19/2016)の用にでていることで何日までデータが確定しているかを確認可能(な模様)

(以下2016/06/21追記)

- 消費税に関して。請求書には明細ごとは税抜き価格、加えて税抜き合計、消費税合計、税込み価格合計が記載されている。