Windows Server 2012では2008 R2までとは異なりOSレベルでNICのチーミング機能が追加され、Microsoftがチーミングをサポートするようになりました。今までは各種HWベンダーのソリューションを用いてチーミングを構成していましたがWindows Server 2012以降ではOSのチーミング機能を用いてチーミングを構成し、サポートもマイクロソフトにしてもらう形が多くなるものと思います。特にHyper-V周りのサポートでは色々と混乱や初期に「サポートが無い」状態が続いたので管理者にとっても良い傾向だと思います。
このあたりのNICのチーミングの話に関してまとまった記事があったので紹介します。(英語)
- [Windows Server 2012 NIC Teaming Part 1 – Back To Basics](http://www.aidanfinn.com/?p=13984)
- [Windows Server 2012 NIC Teaming Part 2 – What’s What?](http://www.aidanfinn.com/?p=13997)
- [Windows Server 2012 NIC Teaming Part 3 – Switch Connection Modes](http://www.aidanfinn.com/?p=14004)
- [Windows Server 2012 NIC Teaming Part 4 – Load Distribution](http://www.aidanfinn.com/?p=14032)
- Windows Server 2012 NIC Teaming Part 5 – Configuration Matrix
Microsoftのドキュメントだと以下のあたりです。
- ネットワーク アダプターの負荷分散とフェールオーバー (LBFO)
詳細はリンク先を読んでもらうとして、ざっくりとした概要は以下のような感じです。
- チーミングで負荷分散と冗長化がなされる
- 動作モードは複数存在する。
- 送信
Hyper-Vスイッチポート
仮想マシン毎にどれか1つのNICを使う
- ハッシュ
MACアドレス、IPアドレス、TCPポート等を用いて複数のNICを使う(複数モードあり)
- 受信
スイッチ非依存モード
特に何もしない。どれか1つのNICを使う
- スイッチ依存モード
スイッチ側でも設定しておき、複数のNICを使う(2つのモードあり)
NICをチーミングすると合計した帯域があるようにWindows Server 2012上で表示されますが、実際には設定によって使える帯域はかなり異なってきます。
現実的には送信側の設定はHyper-Vスイッチポートではなく、ハッシュの中のどれかに設定するのがパフォーマンス的によく、受信側はスイッチ側で設定が可能かどうか、同じスイッチへの接続で良いのかどうかによって判断する…のが本当だけど、実はスイッチ非依存モードばかり(きちんと理解した上でネットワーク屋さんとお話するところまでやるのが大変)という感じかなとは思います。
このあたりはきちんと理解しておきたいところですね。