このエントリはシリーズになっています。他のエントリも合わせて参照してください。
- [Windows Server 2012でのDHCPを利用したNAPの構築方法 part1 | WindowsServer管理者への道](https://windowsadmin.ebisuda.net/2013/04/26/windows-server-2012%e3%81%a7%e3%81%aedhcp%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9fnap%e3%81%ae%e6%a7%8b%e7%af%89%e6%96%b9%e6%b3%95-part1/)
- [Windows Server 2012でのDHCPを利用したNAPの構築方法 part2 | WindowsServer管理者への道](https://windowsadmin.ebisuda.net/2013/05/07/windows-server-2012%e3%81%a7%e3%81%aedhcp%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9fnap%e3%81%ae%e6%a7%8b%e7%af%89%e6%96%b9%e6%b3%95-part2/)
- [Windows Server 2012でのDHCPを利用したNAPの構築方法 part3 SCCM(WSUS)連携 | WindowsServer管理者への道](https://windowsadmin.ebisuda.net/2013/05/09/windows-server-2012%e3%81%a7%e3%81%aedhcp%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9fnap%e3%81%ae%e6%a7%8b%e7%af%89%e6%96%b9%e6%b3%95-part3-sccmwsus%e9%80%a3%e6%90%ba/)
Part2では基本的なDHCPを利用したNAPの構築手順を紹介します。Part1で概要を紹介しており、その内容が頭に入っていないと理解が難しいと思いますので、先にPart1を確認しておいてください。
- [Windows Server 2012でのDHCPを利用したNAPの構築方法 part1 | WindowsServer管理者への道](https://windowsadmin.ebisuda.net/2013/04/26/windows-server-2012%e3%81%a7%e3%81%aedhcp%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9fnap%e3%81%ae%e6%a7%8b%e7%af%89%e6%96%b9%e6%b3%95-part1/)
ネットワークポリシーとアクセスサービスの役割の追加
まず、NAPの役割を追加します。これはNAP Health Policy ServerとNAP DHCP Serverの両方で行う必要があります。
※特に再起動は必要ありませんでした。
ネットワークポリシーサーバーを構成する
今回はNAP Health Policy ServerとNAP DHCP Serverが分離している構成を作ります。この場合、NAP Health Policy ServerがRADIUSサーバーに、NAP DHCP ServerがRADIUSクライアントになります。お互いにサーバーとクライアントとして登録する必要があります。
まず、NAP Health Policy Server側でRADIUSクライアントを構成します。
アドレスはRADIUSクライアント、この場合はNAP DHCP ServerのIPを指定します。共有シークレットは後でNAP DHCP Server側にも埋め込みますので、コピーしておきます。
DHCP側のスコープ設定でNAPを有効にしたものを受け入れるように構成しようと思うので、何も入力せず[次へ]をクリックします。
ここにはネットワーク的に制限された場合でも到達可能とするサーバーを登録します。具体的にはWSUSサーバーやSCCMサーバー等が登録されることになります。
NAP DHCP Server側でRADIUSクライアントとして構成する
※上記のIPはNAP Health Policy Serverのものです
共有シークレットにはNPSサーバーで生成あるいは入力したものを入力します。
接続要求ポリシーにて要求を転送するように構成します。
DHCPスコープの設定
DHCPを用いたNAPでは実際にはDHCPサーバーが配布するネットワーク設定をいじることになりますので、DHCPサーバー側でもNAPとの連携が必要です。
2008 R2まではスコープオプションの構成が手動で必要でしたが、Windows Server 2012では手動でのスコープオプションは必要なく、スコープに対してネットワークアクセス保護を有効にするだけで後の設定はNAP側を参照して(連動して)自動的に行なってくれました。technetにもこのような設定の記載はなく、ここで「おかしい、設定できない」と2時間ほど悩んでしまいました…。
システム正常性検証ツール設定
あとはNAP Health Policy Server側でシステム正常性検証ツールの設定を行えばサーバー側での基本的な設定は完了です。
クライアント構成
クライアント側では以下の3つが設定されている必要があります。
- セキュリティセンターが有効
- Network Access Protection Agentサービスが開始されている
- NAPクライアント構成でDHCP検疫強制クライアントが有効である
それぞれ個別に設定してもよいのですがNAPの目的を考えると基本的にはGPOで強制的に設定することになると思います。
[コンピューターの構成] – [ポリシー] – [管理用テンプレート:ローカルコンピューター] – [セキュリティセンター]に設定があります。
以上でDHCPを用いたNAPの基本的な設定は完了です。
制限を受けると上記のようにサブネットマスクが24ビットとなり、基本的にどこにも通信出来ないようになります。きちんと構成されるとこの制限は即座に解かれます。