「インターネットに繋がらない」という事象をテーマにして以下2つのエントリを書きました。
今回はVPN編です。
VPN接続の場合にはさらに話が複雑になります。VPN接続の場合には以下の4つのパターンが存在することになります。
- VPN接続ではない直接接続しているネットワークを使って直接インターネットに接続
- VPN接続ではない直接接続しているネットワーク上のProxyをつかってインターネットに接続
- VPN接続先のネットワークを使って直接インターネットに接続
- VPN接続先のネットワーク上のProxyを使ってインターネットに接続
Proxyの設定をしていないときに1の経路になるのか、3の経路になるのかは、VPNの設定上でコントロールをします。
ここの「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」というチェックボックスがまず1つ目のポイントです。
- チェックが入っていなければ直接接続されているネットワークから別ネットワークにアクセスする(パターン1)
- チェックが入っていればVPN接続先のネットワークから別ネットワークにアクセスする(パターン3)
もちろんどちらの場合にも「初級編」で解説した内容が当てはまりますが、1点注意点として、VPN接続時の参照DNSはVPN接続先のDNS設定よりも直接接続されているネットワーク上の設定が優先されるようです。(手元のWindowsXP SP3で確認)
次に、IEの中に「ダイアルアップと仮想プライベートネットワークの設定」という項目があります。
この中に「プロキシサーバー」の設定があります。ここが2つ目のポイントです。VPN接続先のProxyサーバーを使うにはここの部分にProxyの設定を入力する必要があります。ここに設定がなされていればパターン4になるわけです。
直接インターネット接続に出る経路とVPN経由の経路とであまりスピードが変わらないような場合には問題にならないかもしれませんが、特にダイアルアップ接続など帯域が細い経路が存在している場合には、きちんと帯域の太い経路からインターネットアクセスを行わせるように構成することが重要ですね。