SCVMMで仮想マシンを作成するときに可用性を高に設定するとCSVへ配置され、可用性を標準にするとCSVではないストレージへ配置されます。私の疑問は「可用性標準でもCSVに配置してもいいじゃん?」というものです。CSVなのでパフォーマンス的に不利になる部分はあると思うのですが、技術的に出来ないわけでじゃないと思うし、そうできればストレージの割り当て方がシンプルに出来ます。

しかし、作成後にディスクの配置を変えようとしても、新規に作成しようとしてもSCVMMからでは怒られてしまいます。

エラー (23001) C:ClusterStorageVolume1Hyper-V はクラスター化されたリソースのため、高可用性でないバーチャル マシンを作成または更新できません。 推奨される操作 パスが存在し、そのパスがクラスター化されたディスクまたはクラスターの共有ボリュームでないことを確認してから、操作をやり直してください。 ですが、Hyper-Vマネージャーから無理やりやってしまえば、以下のように可用性は標準だけれども、仮想ディスクはCSV上に配置する構成に出来てしまいますし、とりあえず普通に動いているように見えます。

というわけで、このあたりがどのようになっているのか調べてみました。

調べたところ、そもそも以前のSCVMMではクラスターノードには高可用性のホストしかおけなかった時代があったそうです。それはSCVMM2012で改善され、条件としてCSVには高可用性のホストしかおけず、逆に高可用性ではないホストはローカルストレージにしか置けないことになったとのこと。

- [**http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/virtualmachinemgrclustering/thread/d59b6523-5188-41a9-980c-be6a0d0deae4**](http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/virtualmachinemgrclustering/thread/d59b6523-5188-41a9-980c-be6a0d0deae4)

In VMM 2012 now available in RC this problem is fixed.  You can deploy a Non-HA VM to a  node within a cluster.  The rule of thumb is that the Non HA VM must be created on DAS on a specific node because any VM placed on shared storage must be HA. また、今回調べていることの本筋とはちょっとずれるのですが、無理やり設定したりインポートしたりなどしてCSVにあるのに可用性が標準になってしまったものに関してはそのまま高可用性に設定変更は出来ず、live migrationを行う時に修正する…というTipsがあるそうです。

- [**http://blogs.technet.com/b/chrad/archive/2010/05/09/wait-a-minute-virtual-machine-isn-t-highly-available-though-it-is-on-a-clustered-host.aspx**](http://blogs.technet.com/b/chrad/archive/2010/05/09/wait-a-minute-virtual-machine-isn-t-highly-available-though-it-is-on-a-clustered-host.aspx)

というわけで、技術的な観点よりはMSのサポートポリシー上CSVに仮想ディスクを配置したものは高可用性に構成する必要がある…という状況のようです。となると、Hyper-Vでクラスタを組む場合でも、高可用性にしないホスト達のための領域は別途それぞれのノードに確保しておく必要がある…という事になりますね。

あるいは、全部高可用性にするか…。気になるのはHyper-Vのクラスタにしたうえでゲストクラスタも組みたい場合などのケースです。これは別途調べようと思います。